数的処理ができると、教養科目の点数が安定し、あまり知識を気にせず直前期に配点の高い専門に多くの時間を割けるというメリットがあります。逆に数的処理ができないと、知識系で点数を獲得しなければならず直前期に教養の勉強に時間を取られてしまい、専門が手薄になり、トータルで標準点が下がってしまうという結果になる可能性が高くなります。
それでは、数的処理の点数を上げるためにはどうしたらいいかというと、裁事など資料解釈が少ない職種は別ですが、その他の試験では資料解釈がキーを握るといっても過言ではないでしょう。
たとえば、東京都のケースで検討してみましょう。問題数は、
判断推理4問、数的推理4問、資料解釈4問、空間把握4問、合計16問です。
ここで、足きりを食らわないため5割の8問を得点するためには、資料解釈4問をとると、判断2問、数的1問、空間1問とれば8点行きます。(どうですか?いけそうでしょう・・・・)
資料解釈の特徴としては、
①難易度の変化が少ない
②満点が狙える
③やれば素直に伸びるが、得点化までは少し時間がかかる
④確率のように学習しても解けないというリスクが少ない
などがあります。
また、資料解釈の現状としては、放置状態の受験生がほとんどでしょう・・・一般的な受験生は3~4月から対策を立てます。
以上より、数的処理の苦手な方、点数を伸ばしたい方は早期に資料解釈の対策を立てることをお勧めします。
資料解釈ができるようになると、数的処理の点数が安定し、直前期に教養心配症候群にかからずにすみますよ!
「川井太郎の公務員受験生応援ブログ」より
http://ameblo.jp/taro-kawai/