
なぜ”万科企業”をチェックすれば今後の中国経済がわかるのか?
最近流行りの中国の不動産バブル崩壊ネタですが、
恒大集団や碧桂園の崩壊は確定しています。
あとは中国の地方政府が倒産を認めるかどうか?
…くらいですのでそっちはもう終了です。
なのでもう追いかける必要はありません。
それよりも注目すべきは、
万科企業
の行く末です。
ここの動向を押さえておけば、
中国経済そのものの現状が確認出来ると思います。
万科企業
が倒産なら中国の経済は総崩れと言うシンボリックな企業という事です。
万科企業
覚えておいて間違いない企業名です。
*****以下転載*****
売上高で中国2位の不動産開発会社、
万科企業の2023年 1-6月(上期)決算は減益となった。
政府支援を一部受ける開発業者でさえ、
前例のない住宅不況の影響を免れないことを裏付けた。
万科企業が取引所に30日提出した資料によると、
1-6月期の純利益は19%減の99億元(約2000億円)。
2022年は利益の伸びがほぼ横ばいだった。
配当金は出さない。
住宅価格下落に伴い粗利益率は18.9%に低下した。
国内の不動産不況はここ数カ月に悪化。
中国の7月の新築住宅販売額は過去1年で最も減少した。
誰が殺したプリゴジン
いやー、以前にUPしていましたこの画像。
どういう検索ワードなのかわかりませんが、
この画像からブログに訪問される方もいらっしゃるようです。
まあ、プーチンさんに刃向かったら”一年以内生存率 0%”とか書いていましたが、
しかしホンマに早かったですね。
ロシアって人徳や人望など気にしないでも許される国民性。
TOPが強さを見せれば何となくOKで済むという事なんでしょう。
今回見て学ぶべき事は、
機会のあるうちにトドメを刺しておかねば、
次のタイミングで自分がトドメを刺されるという事。
古くは、
伍子胥の諫言を無視して勾践を生かして逆に滅ぼされた臥薪嘗胆の夫差。
天慶の乱の藤原純友と海賊団の京都攻め(淀川で引返した)。
そして、真珠湾の2次以降の攻撃。
プリゴジンさんはクレムリンに侵攻できるチャンスを逃して人生終わった。
その点、本能寺を攻めた明智光秀は偉いと思います。
裏切り者という悪名が付いて回っていますけど。
ちょっとした答え合わせとちょっと毒を吐いてみた
最近、とある記事を見て驚きました。
「製造業の活性化とは何か?」
その答えは、
「企業が儲ける事」
らしいです。
『えっ?…それって当たり前の話やん!』
おいおい!今更何を言い出すのか?とか私は思う訳です。
今頃になってそんな事を言う人って、
私ら側が
『いかに稼いで儲けるか?』
を真面目に考えてブログなんかに書いては半ば論争していた時に、
「皆が良くなる為に行動しよう。(何なら)”自分さえ良ければ”とかの自己中心的な輩はこの世から消えてくれ」
とか言っていた側なんでしょうね。
私らが『お金をいかに稼いで儲けるか?』を真剣に考えている時期に、
「お金!お金!とかと汚い事を言うな!」
とか批判してたんでしょう。
では、実際にそういうタイプは今頃どうかというと、
表向きには好感を持たれるのが上手いですから、
やはり見た目には良さそうな印象です。
真贋の見極めが容易ではない。
でも、ちょっとお金を払って、
信用調査機関の数字を見れば本質がわかります。
直近5年~6年同じ売上高でしかも大まかに丸めている数字(何千万単位)とか、
コロナ前の2019年の決算が最後で後は空欄(無回答)とかそんな感じです。
「都合の悪い数字は回答しない」って、
まるで米国で連邦破産法を申請した中国の恒大集団とかの低いモラルとそんなに大差ない。
そういう側の人らが、
「製造業の活性化とは企業が儲かること」
って今頃になって言うのもどうなん?
なんて思う。
まあ、遅すぎるとは思うけど気付くのは少しでも早い方が良いには違いない。
あっ、自分も頑張ります。