お見積もりをご辞退する条件とは?
あのシャープが亀山から次は堺市へと巨大な展開をし、
あのパナソニックがまだBtoCで利益を出しまくりV字回復を果たしたリーマンショック前、
そのキーワードである「選択と集中」が声高に叫ばれていた頃、
町工場は”それなり”に儲かっていた。
「何となくそれなり」という表現がピッタリなくらいに苦労は少なかったと思う。
いわゆるリーマンショック以降、
「何となくそれなり」に儲ける事が難しくなった。
大手企業調達部門の海外シフトとコストダウンに伴う構成部品点数と工数削減。
つまり、お仕事全体の数が減ってしまった。
「さあ、どうする?」
ここからが各町工場の腕の見せ所!
…なんて悠長な事は言ってられない。
何しか100年に1度と言われる景気の底を乗り切ったばかり。
そこから、儲ける上で何が正しく、また何がいけない方法・方向なのか?
私は他社(他者)様の行動と結果を自分の事として鑑みさせていただいている。
あくまでもバーチャルだが、
実体験と遜色ない実物教育に他ならないんじゃないだろうか?
その昔、「愛の貧乏脱出大作戦」という番組があったが、
儲からない飲食店がやるありがちな共通点とは、
売り上げになりそうなものは何でも売ろうという痛い姿勢。
例えばラーメン屋が、うどん・そば・丼物・かき氷までをメニューに載せ、
玄関横には自動販売機を鎮座させる。(逆に行列店にも置いてある事もあるがそれは別の意味)
私ら町工場の世界で、
いろんな分野に手を出す事を見聞して、
「凄い勢いだ!」
と、捉えるか?
「食えないから必死だな!」
と、解釈するか?
数年後の答え合わせを見ると、
拡大・増益の勢いそのままはごく少数であり、
ほとんどが後者である事が多い。
ウチは、
「規模の競争」と「価格の競争」と「品数・在庫の競争」はしない。
これは私が言い出したのではない。
あの「世界一小さい歯車」、樹研工業・松浦社長さんのお言葉の受け売りだ。
私のこの目で見てきて思うのは、
儲かっていれば品数を増やさない。
逆に儲かる分野にのみに絞っていく。
規模を大きくすることで「品数・在庫の競争」に巻き込まれ「価格の競争」に陥る。
「価格の競争」に突入するとまずそこから抜け出せない。
…まあ、週の始めから嫌~な事を書いていると思います。
実は本日のお話ですが、
その価格競争に巻き込もうとした嫌~な企業様から久々のお見積依頼をいただいたのでございます。
調べてみると、
私が激怒して付き合いが無くなってから5年半ぶりのようでした。
あの時、
何でもかんでも受ける=「品数・在庫の競争」 に巻き込まれなくて良かったと、
ほっと胸を撫で下ろすと共に、
今日は優しい言葉で丁重にお見積依頼を辞退出来た自分を褒めてあげたい!
などと思うほどでございます。
町工場は人と人の繋がりがすべて
今こうして懇意にしていただいている方々に感謝!感謝!
ほんまにありがとうございます。
それなりに売上げた(?)この8月です♪
そんなこんなで、
そろそろ9月の希望納期の予定を聞くこの頃でございます。
お陰さまを持ちまして、
この8月は一人200を超えそうです。
以前このブログに4月から7月が平均でひどい状態だったと書きましたが、
実は6月も一人その200を超えておりました。
本来でしたら、
一人200は毎月越えておきたい数字。
いえいえ、別にこの数字に何の根拠も無いのです。
一人毎月100で年1200、粗利率が90%。
これで余裕で歓喜のボーナス確定の町工場の世界。
一人200越えの目標は、ただモチベーションの問題です。
ウチは零細企業ですから総売上高は大した事ありません。
従業員さんの数が多い企業さんに唯一勝てる数字は、
一人あたりの売り上げや利益等の数字しかございません。
また、不景気に強いのも小人数での売上極大の経営だとの信念を持っております。
これからも儲かる零細企業を目指して頑張ります。
町工場は人と人の繋がりがすべて
まだまだこれからですよ!
映画”ニュースの天才”と”ポジティブの天才”
昨晩、CSのFOX MOVIEでやっていたニュースの天才という映画を見ていた。

