パシュート金に見る日本人のおっちょこちょいさに気を付けろ
どうも、「町工場評論家」のサークルさんです。
いやー、女子スケートパシュートってスゴかったですね。
風切り役の先頭との交代の方法がうまく行き、
見事金メダル獲得です。
手放しで褒めておられる方が多数ですが、
私はそう見ていません。
たまたま、この方法がオリンピックの時期にはまっただけで、
次のオリンピックでは必ず世界標準となってきます。
今回の金メダルは流れを作った先行者利益って奴です。
試行錯誤して完成させても、
真似する側は完成形を見てすぐに真似します。
そして改良を加える。
スケートで言えば、スラップスケートの流れなんかもそう。
元々の底力のあるオランダなんかが、
また上の場所に戻るだけのことです。
つまり、また先を見越して考えそして努力しておかないといけない。
もちろん、プロはそんな事とっくに考えていると思います。
あっ、アマチュアでしたっけ???^^
企業経営でも同じ。
今はたまたまお仕事が集まっていても、
それはすぐに覆される。
そう考えておいて間違いない。
研鑽と練磨は継続するしかございません。
町工場は人と人の繋がりがすべて
ポジティブ教信者が金メダル!?
目的合理性から見る下町ボブスレー
どうも、「町工場評論家」のサークルさんです。
東京大田区の町工場が中心となって、
ボブスレーを製作し、
オリンピック競技に使ってもらえることで、
航空機産業等への参入を目指していた「下町ボブスレー」のプロジェクトが頓挫したらしい。
元々は日本代表ボブスレーチームに使ってもらいオール日の丸のチームとしたかったのだが、
不採用となった善後策としてジャマイカチームに下町ボブスレーを無償供与するという流れがあった。
下町ボブスレーの目的には二つあったようだ。
一つは、飛び抜けたボブスレーを作り世界的に東京大田区の製造業の名声を高める事。
もう一つは、ジャマイカチームに好成績(目指すは金メダル)を獲ってもらう事。
この二つの目標が後々に問題を作ってしまった。
ポイントが少なく何とか出場を決めたかったジャマイカ女子代表チームが、
他国製のボブスレーを使ってしまったのだ。
(※日本からソリが届かず、試合に間に合わなかったのに日本側がOKを出したのがその理由。)
またこれが、今までの鬱憤を晴らすようなワールドカップで入賞=ポイント。
ポイントが取れるんだったら、
ポイントが取れない実績しかない下町ボブスレーに乗りたいのか?
たとえ話だが、
旨いラーメン屋さんを見つけたら、今までのラーメン屋からは足が遠のくようなもの。
「今度は味を美味しく変えました」と言われても、もう前の店には行く事は無い。
人情にすがって「お店に来てくれ!」が通用するかどうか?
私が言いたいのは、
ボブスレーを使った大田区の製造業のPRが目的だったら、
絶対に下町ボブスレー以外のソリを使用させてはならなかった。
あくまで、ジャマイカチームを使った宣伝行為と割り来るべきだった。
「オリンピックに出たいから他所のソリを使わせて!」と言うジャマイカチームには、
契約を盾に断固拒否すべきだった。
ジャマイカチームに好成績を獲ってもらおうというもう一つの目的が、
肝心の第一の目標を粉砕してしまったんじゃないか?と。
目標を二つ以上設定するとお互い矛盾を生じる事がある。
空母部隊を全滅させる事が第一なのか?
ミッドウェイ基地を占領する事が第一なのか?
二つとも取りの目標を立てたお陰で、
テメエの空母部隊が全滅させられて終了しちゃった教訓と、
良く似た事例だなぁ…と私は思います。
もしジャマイカチームが金メダルを獲っても手放しで喜べないのなら、
その判断が間違いなんです。
あくまで、世界的に東京大田区の製造業の名声を高める事のみを最優先に判断を下すべきなのです。
その失敗の責任は二つの矛盾する可能性のある目標を許すような判断を行った責任者です。
ちなみに、日本海軍の場合は山本五十六ですね。
山本五十六さんって、人情の機微のわかる人望家やったらしいですけどね。
町工場は人と人の繋がりがすべて
目標は一つに絞る事の大事さを改めて痛感いたしました出来事でございました。