研鑽と瀰漫(びまん)と
先日なんですが、
樹研工業の松浦会長様の言を引用しておりました。
三つのやってはいけないのうちのひとつに、
「品揃えの競争はするな!」
というものがございました。
上記の樹研工業さんは「微細な品物に特化する分野を絞る」と決め、
微細加工から微細金型だけではなく、
自前で微細成型品用の成型機まで製造販売する町工場になりました。
自分が始めて知った時から比べて約30名から約80名に増えていますが、
微細精密という分野から両足を踏み外すような事業展開はなさっていないようです。
実際にアレもコレもと出来る事を増やしていったり、
異業種をどんどん進めているというPR話を新聞等で読む事がございますが、
その後の成功談はあまり聞き及ぶ事はありません。
もちろん、いつの間にかフェイドアウトして
「無かった事になっている」
ってのがほとんどですからね。
美味しくなくて客が入らないラーメン屋さんがラーメンとチャーシューメンだけではなく、
冷やし中華からどんぶり物各種までメニューに載せ、
日銭稼ぎに飲み物の自販機を出入り口付近に置くパターンに似ています。
根本的に流行っているラーメン屋さんは味を極める努力をしています。
やるべきはラーメンに絞って味を極める事のはずなんです。
品揃えを増やすとはつまり味に自信が無く売上が少なく困っていると言う事。
上記の喩えを町工場で?
となるとこの喩えの流用が難しいのですが、
やはり副業ばかりやっている所は本業が評価されていないように思います。
つまり、一人当たりの売上が比較的に少ない。
本業が評価されていないから副業ばかりに手を出すのでしょうか?
まあ知らんけど、
とにかくウチは自分の本分の技術を磨くだけなんですけどね。
町工場は人と人の繋がりがすべて
上から目線だが目立たぬように…って何やねん!?
本業のWebページというものはとても大事な営業ツールです。
何かこう意識したようなSEO対策というものをやっていません。
ですが、
”アクリルレンズ 試作” ”光学レンズ 試作” ”プラスチックレンズ 試作”
の用語での検索では時期によりますが大概上位に検索結果が出ます。
特に目立つような活動はしていません。
また前記のようにSEO対策の為にWebの専門家にお金を積んだりもしていません。
私の目指す所は、
「プラスチックレンズの試作が必要な業界での知名度を一番にする」
これなんです。
一般的な知名度など必要ございません。
基本的には取材のネタにされても一円の得にもなりませんし、
逆に時間の無駄に終わりますので、
そういったアレは事務員さんから(棒読みで)丁重にご辞退させていただいております。
最近なんですが、
「やっぱりそういうのは受けておいた方が良いですよ♡」
とかのお言葉をご来客様から受ける事がございます。
ただ、私が知っている本当に儲けていらっしゃる方々は、
そういった目立つ所にはあまり顔を出されていないようにお見受けします。
もちろん、絞った業界での積極的な営業活動や、
専門業種の展示会出展などの活動はされていますが、
一般的な場所での知名度を上げてもプラスにはならないとのお考えだとお見受けいたします。
「キジも鳴かずば撃たれまい」
目立ってしまう事で逆にマイナスになる事も想定されますので慎重になさっているようです。
「おい、サークル!お前、何とかって言う企業雑誌に嬉しそうに語っていたじゃないか!」
と痛い所を突かれるとアレなんですが、
そこはやはり一宿一飯の恩義と言うものがある場合は例外だと考えています。
一般的にですが経営者が目立とうとなさるのは、
①経営者としての承認欲求を満たす為
②営業的に効果が有ると思うから
③単に経営者の性格から来るもの
の3つだそうです。
あっ、私ですか?
承認欲求を満たすほどの何もありませんし、
「目だってナンボ!」とかも町工場のBtoBの世界では違うと思います。
嬉しがり屋が乗ると称されるオープンカー好きですので多分③が一番近いですね。
私は元来が嬉しがり屋の目立ちたがり屋。
おっちょこちょい丸出しで失敗しないように、
このような文章を定期的に書いて己を戒めております。
克己復礼ですね!
あっ、それは違いますね。
町工場は人と人の繋がりがすべて
怒りをまき散らす人の特徴3つ
(1)自己肯定感が弱い・自分に自信がない
(2)怒りをまき散らすことによって快感を得ようとしている
(3)自分よりも弱い人によく怒る・目上の人や権力のある人にはおもねる