町工場の悪いイメージを何とか出来ないものでしょうか?
あるきっかけで町工場の事を検索していた際に出てきた予測を見ました。
稼ぐ町工場、儲かる町工場 を常に目標としています私にとっては、
ものすごく嫌な瞬間でございました。
町工場ってホンマにイメージ悪いですね。
もう「ぼる塾」くらいに検索予測が悪いです。
いつもこの悪いイメージを払拭したいと心より願っております。
やはり町工場の社長がショボくれていてはもうアカン。
こんな風に「不景気=町工場」って風潮に乗せられてはいけない。
私の友人なんて「不景気=町工場」の枠で取材に来られたTVクルーに、
「不景気≠町工場」で対応したらもう二度と来なくなったとか。
正論を吐いたら収録YTRを使っても貰えない。
これは実話です。
正論を説くというよりも説教だったというお話もございますが…。
町工場の社長こそ襟を正せ!
いや別に他人様が何をやろうが自由なんですよ。
庶民ぽさを全面に出す方が全般的にウケは良いでしょう。
でも町工場の社長が、
特売の大盛り肉のパックを自慢するのなら、
A5ランクの松坂牛を自慢してる方が、
スクラップ寸前の鉄くずみたいなファミリーカーよりも、
やはり高級外車を自慢している方が、
スーパー鮮魚コーナーの半額シールのパックよりも、
天然木一枚板カウンターの寿司を摘んでいる姿を自慢している方が
(町工場の経営者像としては)好ましいと私は考えています。
それは、「将来、製造業を背負ってゆくであろう子供たちの為」でもあります。
特売の大盛り肉のパックを「安かったぜ!」と嬉しそうに自慢されて、
子供達はそこに自分の将来に明るさを感じますか?
私なら感じませんね。
見栄を張ってまで自分のエエ姿を見せろ、とまでは言いません。
ただ、町工場の経営者ならそこは黙っているとか、
せせこましい姿を見せないくらいは出来るはず。
「苦境のなか苦労を重ねながらどっこい生きてる町工場」
こんなイメージに誰が将来への希望を持つの?
そういった印象操作のような風潮に乗せられるな!
自分からそんな印象を与えるような事をするな!
「町工場のイメージが悪いから若い者の求人がさっぱりアカンやないか!」
…と、友人の社長が言ってました。
なるほど…私もわかる気がいたします。
お奨め!
人前でしゃべる事が苦手だからものづくりを生業にしている人もいる
ちょっと嫌な話題だったので心に引っ掛かってしまいました。
「人前で話す事が嫌で鬱になる」
私とはレベルが違うので比較にもならないでしょうが理解出来る気がします。
すでに昔のお話だと思うんですが、
切削加工品のコンテストで授賞スピーチをさせていただく機会で、
エエ歳してかみかみのグダグダで恥ずかしかった事がございました。
しかも2年連続で…(笑)
何しか元々からしてアガり症にプラスして高血圧。
「苦手な人前でお話せんとアカン」という緊張で数日前から寝不足。
もちろん身体のコンディションは一年を代表するほどの最悪の状態。
その苦しむ様子をY〇utubeでご覧になり嬉々とされてた方がもしいらっしゃれば幸いだと
心からそう思ったものです。
世の中には人前で話す事が苦手でものづくり屋になった者もいる事を、
ご理解いただければ…などと私は思うんでございます。
さて、この20年以上見てきたものづくり屋の世の中で、
(私とは違って)ものづくり屋の看板で人前に出たい人も一定数は存在するのは確か。
元々タレントに憧れていただとかDJに成りたかっただとか
根っから明るい人はどこにでもいますし、
出たがり・目立ちたがりのポジティブな方も多くはありませんがやはりいます。
また、基本的には宣伝の一環なんだと思いますのでその行動は素直に納得します。
ええこっちゃと私は思います。
「成功した自分を見てくれ!」
「オレの(ワタシの)話を聞いてくれ!」
そういうのもたぶん私は理解が深い方だと思います。
本当に一代で規模・売上ともに大きくなされた経営者さん。
また、これこそオンリーワンと言われるような凄い職人さん。
多分ですが恵まれている側で向こうからご依頼がある立場の方々ですね。
滅多にいない稀有な存在だと思います。
でも、その成功が本当かどうかの検証など無いまま、
連続に連続を重ねる苦労話ばかりをブッ込んで、
そこから掴んだきっかけでやっとこ”普通のレベル”にまで「再生」に出来ましたとか、
そんな誰でもやっている程度の事を成功例として
大声で語りべとして全国津々浦々を巡回されたりなんかすると、
やっぱり「そういうのもうやめてくれ!」とつい小声で意見も言いたくもなる。
町工場が成功しているかどうか?
やはり、他人様は見ていないようで実はしっかりと見ています。
「オレ様の成功談を聞け!」とばかりに”講演会”を企画したら、
集まったのはスタッフばかりで”雑談会”になってしまったり、
クラブハウスでの空振りやYoutubeでのアンダー100枠など、
こんな話は「誰がどうの」とか「あの人の事を言ってる」はもういらんです。
ごく普通に転がっている話でしょ?
それは誰もそういうのを成功だと認めていないって事の客観的な証拠なんです。
つまりは、「オレ様の話を聞かせてやるぞ!」ではなく、
『アナタのお話を聞かせてください』
世の中に必要とされているのはこれなんですわ。
ただ、
こういう出演も
「町工場のイメージ悪なるから断れよ!」
とか言いたくもなります。
ともかく、
「人前で話す事が嫌で鬱になる」
そんなタイプの人間も存在する事はご理解いただければと私は思います。
「ものづくりの駆け込み寺」を自称するとなぜ儲からないと言われるのか?
私らのようなレベルの低い加工屋でも、
さすがに何十年も同じお仕事をさせていただいていると、
経験による知識というものが蓄積されていきます。
いわゆる「ものづくりの駆け込み寺」的な扱いを自然とされるようになる。
私なんかもいろいろとアイデアを出して御依頼先様に喜んで貰えれば、
また次のお仕事に繋がるだろうと頑張っていた時期もございました。
しかし、そんな事柄に一生懸命な時ってのは実はホンマに売上げは低空飛行だったりする。
ところが傍目に見て「儲かっているなぁ」と思うような凄い町工場は、
積極的にかつ得意げに、
「ボトルネックをどうのこうのやって見事に解決出来たんだぜ、俺様!」
みたいな”俺様のアイデア”を表に出すイメージは微塵もありません。
言われたモノを言われたまんまに加工しているイメージです。
(町工場の印象って酷いもんですね。このイメージを何とか改善したいものです)
製品の下請け町工場ではなく、
受託加工の商流で小さくともメーカーとしてやっている町工場にとっては、
ボトルネック部分の解決を普段からやっているのは当然なんでしょうが、
『いっつも儲けたはるなぁ♪』と思うような凄い所は、
いわゆる「ものづくりの駆け込み寺」的なアレを自称していません。
つまり、「頼ってください!お仕事ください♡」
って感じの宣伝が不要な恵まれた側の存在なんでしょうね。
「ものづくりの駆け込み寺」が儲からないのではなく、
儲かっていないから「ものづくりの駆け込み寺」を自称するのかもしれませんね。
確かに大手企業からご指名でバンバン受注している町工場って、
そういう称号(自称)って要らんですからね。
ただ、私は基本的には宣伝ってとても大事だと思っています。
国内外の展示会やらWeb検索順位とかそういうのに助けられていますから。
なので自称でも何でもモノを作らせて貰って稼いだ者の勝ちです。
ただ上に居る存在は黙って儲けています。
それはどうやら真実らしい。
「ものづくりの最終処分地」と呼ばれんように…。
自分も頑張ります!
ka



