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こんばんは、藤田千春です
またうれしいお声を頂いております
お声を届けてくださって
本当にありがとうございます
ものすごく貴重なことだと思っているので
お声を頂けると泣くほどうれしいです。
美白効果は私も一番実感できています。
抗糖化作用のある生薬も入っているので
黄ぐすみにもいいと感じております。
収れん作用のある生薬が7種類配合されているので
じわじわ毛穴にも効いてくれてると思います。
出来立ての石鹸が9月11日（月）入荷します。
さて、
先日、とてつもなく長くなっているシリーズ
「見た目年齢を保つ7つのセルフケア」
の記事を一旦まとめた時に、
ちょこっと すり鉢毛穴について、
使わない方がいい化粧品の成分について
補足したところ、
ご質問を頂いたので、
もうちょっと詳しくお話しようと思います。
「見た目年齢を保つ7つのセルフケア」
をまとめた記事はこちらです
私も、すり鉢状の毛穴は長く悩んできて、
やみくもにめちゃくちゃ保湿をしまくって、
悪化したりしてきました。
特に皮脂が多く出る
この部分が気になりまくってきました。↓
すり鉢毛穴というのは
右側のイラストのような毛穴です↓
すり鉢状の毛穴になってしまうのは、
皮脂が過剰に出ると毛穴に皮脂がたまって
通常は毛穴の外に出ていくんですが、
その上に汚れや角質がたまって
蓋をするような感じになり、
それが黒ずみ毛穴にもなります。
本体、皮脂は毛穴から出て
肌全体をコーティングして
バリア機能として働くのですが、
皮脂が出続けていて
毛穴に皮脂が詰まった状態だと、
皮脂が外に出れないので、肌は
「こんなに皮脂を出してるのに、
肌をコーティングするバリアがない
もっともっと皮脂を出さないと！！」
となります。
そして
皮脂を外に出すために、
「邪魔な毛穴詰まりを溶かさないと！」
となって、毛穴詰まりを溶かすための
分解酵素を出します。
この分解酵素を出して、毛穴に詰りを
分解して皮脂を毛穴の外に出しますが、
分解された皮脂は遊離脂肪酸（ゆうりしぼうさん）
になります。
この遊離脂肪酸が毛穴の出口に集まってきて、
皮膚を溶かしてしまいます
そうすると、
通常まっすぐな円柱のような毛穴が、
すり鉢状になるので毛穴が目立つようになります。
「毛穴が開く」
といいますが、
開いているのは表面部分だけで、
深部は開いていなくて、表面が開いた状態になる
ということです。
なので、
皮脂が過剰に出ないようにするために
洗顔の仕方と、
皮脂が過剰になってしまうような
成分が入ってる基礎化粧品やメイク用品を
毛穴が目立っている部分に使わないというのが、
とっても大事になってきます。
まず、洗顔は洗いすぎをしないということ
が大事です。
洗いすぎると、肌を守ろうとして
過剰に皮脂が出るので、まず洗顔はしないこと、
肌のバリアを落とす合成界面活性剤配合のものを
使わないことからだと思います。
（洗顔だけではなく、基礎化粧品、日焼け止め、
メイク用品、シャンプー、洗濯洗剤、台所用洗剤も）
詳しくはこちらでお話してます。
で、メイクや日焼け止めを落とすための洗顔は
夜1回だけで、朝はすすぎのみの洗顔にして、
タオルで水分を拭かず、ティッシュかキッチンペーパーで
抑えるようにして水分を取ります。
詳しい洗顔の方法はこちらです。
↑
この記事の補足ですが、毛穴が気になる場合には、
クレンジング代わりに使いたいオイルは、
ホホバオイルや、ココナツオイルではなく、
ベビーオイルです。
ベビーオイルは、ミネラルオイルで、
洗顔では落ちにくいメイクとなじんで、
角栓や、毛穴に詰まった皮脂汚れにもなじみやすく
べたつかず、すすぎで落ちやすいので、
毛穴に油分が残りづらいので、
毛穴が気になる場合のメイク落としに
使いたいオイルです。
あと、上記の記事の補足ですが、
石鹸洗顔で大事なのが、
・洗顔時に肌を摩擦しないこと（泡を動かす）
・長く洗顔しすぎないこと（1分以内）
・とにかくすすぎをしっかりすること（30秒以上）です。
↑
特にすすぎを30秒以上しっかりしてあげることで、
肌が弱酸性に戻ります。
肌の健やかな状態というのは
肌が弱酸性の状態です。
私が石鹸洗顔をしているのは
肌の状態を弱酸性にしていたいからです。
石鹸も色々種類がありますが、
本来の製法で作られた石鹸
（コールドプロセス製法）で洗うと、
肌が適度にアリカリ性に傾くので
自分の皮脂（酸性）
を出して弱酸性に戻してくれます。
そして皮膚に棲息する
常在細菌が元気に働き、
肌を健康に保ってくれます。
洗い流す力は界面活性剤の働きですが、
界面活性剤の中では、
アルカリ性の性質を持つ石鹸のみが、
洗い終わった後、肌に界面活性剤を
残さない性質を持っています。
石鹸の泡が湯水に触れて
すすぎ洗いすることでアルカリ性は消えて、
同時に界面活性剤ではなくなります。
このことが角質を大切にすることになり、
ターンオーバーを正常化して、
肌が育っていきます。
私が販売している石鹸は、
コールドプロセス製法で作られているので、
弱酸性に肌を保つツールとして
長く愛用しています。
そして、毛穴のために避けたい成分は、
・グリセリン（保湿成分）
・酸化亜鉛（紫外線散乱剤）
・シクロペンタシロキサン（シリコーンオイル）
・トリメチルシロキシケイ酸（シリコーンオイル・皮膜形成剤）
です。
グリセリンは、
元々人の肌にも存在する保湿成分ですが、
ある化粧品メーカーの研究によって
グリセリンにはニキビの原因菌「アクネ菌」の
エサとなる性質があることがわかっていて、
元々が皮脂に近い成分ゆえに、
皮脂が過剰に出やすい肌の場合、
毛穴を広げる原因にもありやすいと思います。
数種類の保湿剤がアクネ菌の栄養源となるのかを検討するために、
保湿剤をアクネ菌に与えてその増殖率を測定した実験結果です↓
https://www.saticine-md.co.jp/news/1841より出典
グリセリンは安全性が高い成分で、
ほんとに色々な物に入ってますが、
毛穴が気になる部分には
使わない方がいいと思っています。
実際にやってみたり、
これを教えた方の肌を見てきての
私の感想です。
トリメチルシロキシケイ酸
も皮脂に影響があるのでこれも
毛穴が気になる場合は避けたい成分です。
リキッドファンデーションや
クッションファンデーション
日焼け止めなどに配合されています。
あと、
酸化亜鉛はと
シクロペンタシロキサン（シリコーンオイル）
は、日焼け止めなどに配合されていることが多いですが、
これらは皮脂を固めたり
皮脂に溶けにくいため毛穴が詰まりやすくなるため
結果毛穴が大きく見えるようになってしまうので、
これも避けていきたいです。
これらは多くの日焼け止めに入っているので、
入っていない日焼け止めを探すのが
めちゃくちゃ大変だったんですが、
身近でお手頃価格で買えるのがありました。
キュレルのUVカットエッセンスSPF30
（パッケージにオレンジのラインが入ってるやつです。）
ドラッグストアで購入できます。
じゃあ、上記の成分が入っていなくて、
皮脂を抑えつつしっかり保湿する
毛穴が目立たない肌を作っていく成分を
使ってあげたいわけです。
色々なものを使ってみて
毛すり鉢状毛穴に効果があったと
感じた成分は6つです。
・セラミド
・グリシルグリシン
・ビタミンC
・ナイアシンアミド
・レチノール
・アゼライン酸
毛穴が気になる箇所には、
グリセリンを使わない方がいいと言いましたが、
グリセリンの保湿の代わりになってくれて
かつ、皮脂を抑えてくれるのが
セラミドです。
セラミドは毛穴が気になる肌でなくても
肌の若さを保つには必須な成分で、
元々、私たちの肌にある角質層の
角質細胞間に存在する脂質成分していて、
肌のキメやハリ、水分量を司る大事なもので、
年齢を重ねると共に減っていくと言われています
が、塗ることで補ってあげられる成分なので、
スキンケアには必須だと思っている成分です。
セラミドを外から補うことで、
肌質の改善につながったという研究も
数多く行われています
セラミドの中でも
ヒト型セラミド
が有効性が確認されているセラミドです。
ヒト型セラミドは4種類あります。
●セラミド1（セラミドEOP）
●セラミド2（セラミドNG）
●セラミド3（セラミドNP）
●セラミド6Ⅱ（セラミドAP）
これらが入っているものを選びたいです。
私が使ってるのはこれの中の
ナノエマルジョンプラスです
3種類の中で毛穴には一番いい気がします。↓
グリシルグリシンはエビデンスも多く出ている
毛穴を引き締めてくれる成分
即効性はないですが、
除去に効果を感じられる成分だともいます。
これよかったです
あと、粉末のグリシルグリシンを
精製水に高濃度で溶かして使ってみたんですが
それもよかったです。
精製水50mlに2g入れてました。
作った化粧水は冷蔵庫保存です。↓
ビタミンCも毛穴が気にならない場合も
使いたい成分です。
毛穴の引き締めはもちろん、
紫外線の細胞障害を抑えてくれる効果
があることや
皮膚でビタミンCが欠乏すると
表皮が薄くなり、
紫外線によるメラニン色素の産生が増加する
という論文もあるので、
特に朝は必須にしています。
色々な種類がありますが
グリセリンフリーがなかなか難しいですが、
こちらが高濃度でよかったです。
ナイアシンアミドは、
過剰な皮脂分泌を抑えて
炎症の原因となる不飽和脂肪酸を
減少させる成分でもあり、
美白効果やしわ改善猛火もある優れもの
私はクリームを愛用してますが
目元のシワに小じわにめちゃくちゃ効いてくれました。
言わずと知れたレチノール
継続的にレチノールを取り入れていると
肌年齢が保てると感じます。
毛穴の凹凸、シワ、肌のハリに
特に効果的だと感じています。
今使っているレチノールの美容液、
首のシワがめちゃくちゃ薄くなったので
毎日つけてたら、A反が出まくって
かゆくて赤くなって、薄皮向けたので、
毎日使うのではな週2とか3とかくらいが
いいんだと思います。
これ大容量でウルトラ長持ちです。
一応冷蔵保存してます。
アゼライン酸は、皮脂が出やすい部分だけに
使っています。
すり鉢毛穴の目立つ凹凸の原因
角化異常を抑える効果と、
皮脂抑制効果と、抗菌、抗炎症があります。
また、
チロシナーゼ活性阻害作用があるため
炎症性ニキビ跡の色素沈着を抑制する働きもあり
美白効果もあります。
アゼライン酸は色々ありますが
一番いいと感じたのがクリーム状のもので、
ほんとにてからないし、
メイク崩れなしずらくなったり、
鼻の黒づみ角栓が出来なくなったり、
付けていると毛穴が目立ちにくくなるので、
下地代わりにもいいと感じています。
私が使っているものは
医療機関でしか販売していないんですが
こちらから購入できます↓
あと、番外編なんですが、
にきびがひどいとか、鼻が皮脂が過剰で、
毛穴の開きがあって、凹凸があったりする場合に
効果があった成分が、
過酸化ベンゾイル
という成分です。
元々、ニキビのお薬で
ニキビの原因菌の増殖を抑えたり
毛穴の閉塞を改善することでニキビを減らす薬
です。
コメドが出来にくくなったり、
ニキビを治したり、ピーリング効果があるので、
鼻の毛穴にも良かったりしました。
（本来の使い方ではないですが）
濃度も2.5％、5％、10％
とありますが、
鼻の毛穴が気になる方に使ってもらったり、
自分でも鼻に使ってみて、
私は5％が良かったです。
赤みが出たり、皮むけしたりするので
10分つけて洗い流すみたいな使い方が良いです。
ここで買いました。
すり鉢毛穴は結構頑固で時間はかかりますが
スキンケアだけでも、改善していきます。
日々のケアが一番大事だと思います。
自分に必要なものを取り入れて
いらないものは使わない
とっても大事なことだと思います。
参考になったらうれしいです。
今回も最後までお付き合い頂きまして
ありがとうございます
藤田千春