「DANCER ダンサー」 柴田哲孝 文春文庫
『闇夜に遺伝子工学の研究所から姿を消した謎の生命体《ダンサー》。
正体不明の男につきまとわれる美しき踊り子・志摩子。
やがて彼女の周辺で猟奇的な連続殺人が起こる・・・。
ベストセラー「TENGU」「KAPPA」で活躍したルポライター・有賀雄二郎が、
現代の闇と対峙する著者渾身の長編サイエンス・ミステリー。』
面白かった!こうゆう作品大好きです。
「TENGU」「KAPPA」「RYU」「DANCER」の中で一番面白かった。
久しぶりに終わり方が好きでした、先が読めてしまう流れでしたが、
このラストしかない終わり方で、
他の終わり方ならもうこの作家さんの作品は読まないと、
言うぐらい予想通りの終わり方で安心しました。
あえて難癖をつけるとしたら、他の作品にも言えるのですが
「これが○○との最後の会話になるとはこの時△△はまだ知らない」
的な文章がどうしても先が読めてしまい私は嫌いです。
最近ラストが最悪なのを立て続けに読んでいたので久しぶりに
気持ち良く読み終えました。
「ジャック!!!」