今回は、新ジャンルの「ネットワーク」についての記事となります!
大変お待たせしました。
今回のブログは、過去一番の長編となっております。
皆さんの自宅や職場のWi-Fiも買い替え時期が来ているかもしれません。
そもそも、買い替え時期が分からない。
という方も分かるように作成しましたので、ぜひ参考までに!
(重要な内容をまとめましたので、最後までしっかりお読みください!)
買い替え時期の見分け方
はじめに、買い替え時期の目安についてです。
Wi-Fiには規格が存在します。
現在主流の規格は「Wi-Fi6」です。ちなみに5G通信はWi-Fi6相当の回線速度があります。
①規格
※家庭用Wi-Fiには、IEEE802.11/IEEE802.11jは含まれません。
②買い替え時期
規格を勉強した後に、皆さんのWi-Fiを見てみましょう!
箱や本体に「IEEE802.11」で始まる規格が記載されているハズです。
規格に「ac」の記載がなかったらすぐに買い替えをお勧めします。
③どの製品を購入すればいい?
オンラインゲームや大容量通信(4K動画視聴)等をしたい方は、Wi-Fi6以上を購入しましょう!
ブラウジングができれば良いと言う方はWi-Fi5で十分です。
ですが、今後の買い替え等を考えるとWi-Fi6以上が圧倒的にお勧めです。
④どこで購入すればいい?
一般的に買い替えは家電量販店に行くという方が多いと思います。
しかし、Wi-Fiはネット通販の方が3割程度安いものもよく見かけます。
[TP-LINKのAX8000は、店頭販売価格(私の最寄りの販売店)12000円程度ですが、ネット通販では7000円程度のショップもありました!]
Wi-Fiだけ買い替えても意味がない!?①
買い替え時期の内容にもあった通り、Wi-Fiには規格があります。
その規格の電波を飛ばすルーターがあっても、受信する端末が規格に対応していなければ意味ないのです。
実際の体験談で、Wi-Fiを最新企画のものに買い替えても通信速度が上がらないという友人からの相談を受けたことがあります。
結果は、調べてみると受信端末(スマートフォン等)の規格が古く、最新の規格の電波が受信できない環境でした。
①対策
Wi-Fiの規格は新しいものが出てきますのでいつかは古くなります。
そのため、いつかは買い替えが必要になりますが、Wi-Fi7が出てきているのにWi-Fi5までしか対応していない端末が現在も販売されているのです。
Wi-Fi7はまだ主流となっていないため、対応機種は非常に少ないですが、Wi-Fi6や6E対応の機種は日々増え続けています。
購入する際は、Wi-Fi5以下の商品を購入しないことが非常に重要となってきます。
TV等はWi-Fi6以上に対応していない商品が多いです。
しかし、そのような端末はあまり大容量通信を使用しないためWi-Fi5でも十分という機種もあります。
そのため、どの規格を選ぶかは専門的な知識を持っている方に相談することが良いかと思います。
※余談
最新のApple製品(iPhone12以上)はWi-Fi6対応です。(5Gにも対応)
②規格の確認方法
規格は、基本的にはメーカーページに記載されています。
また、kakaku.comにも記載されている場合があります!
古い規格の製品は買い替えが基本的ですが、PCのマザーボードにM.2Wi-Fiが搭載されているものはWi-Fiモジュールの交換で最新規格にアップデートできます!(2000円程でAmazonに売ってます)
Wi-Fiだけ買い替えても意味がない!?②
最新企画の端末を使用していても、有線を使用していても回線が遅い。という方は原因はWi-Fiルーターとモデム(ONU)を接続しているLANケーブルに原因がある可能性があります。
LANケーブルにも規格が存在するんです!
Wi-Fi本体に付属されているLANケーブルは高速ではない可能性が高いです!
最新規格の「cat7」ケーブルを使ってみてください!
Wi-Fiの電波が弱い!?
ルーターを買い替えてもWi-Fiから遠い部屋では電波が届かないという話をよく聞きます。
実際に私の実家は一軒家で部屋数も多いため、Wi-Fiから離れている場所では、全く電波が届かなかったです。
〜対策〜
対策として中継機の使用をお勧めします!
①中継機って何?
中継機とは、文字通り電波を中継するWi-Fi端末です。
親機(Wi-Fiルーター本体)の電波を中継機が拾い、中継機から離れた部屋へ電波を中継する中継地点の役割があります!
②どのような中継機を買えばいい?
もちろん中継機にもWi-Fiの規格があります!
Wi-Fiと同じ規格に対応している中継機を購入しましょう!
重要!
メッシュWi-Fi
メッシュWi-Fiというものをみなさんは聞いたことがありますか?
この「メッシュ」という技術を使用することにより、遅延が少なく快適な通信が実現できます。
私は、メッシュ非対応品を一度購入しましたが、遅延がすごくストレスを感じました。
失敗したくない方は、少し高いですがメッシュ対応品を購入すると良いです!
注意点!
メッシュを使用するには、親機・中継機を共に対応品である必要があります。
また、中継機の初期設定が必要となりますので、取扱説明書をしっかりお読みください!
最新規格のWi-Fiって速いの?
5GやWi-Fi6/Wi-Fi6Eって非常に速いですよね。
しかし、Wi-Fi7はそれらを上回る高速通信を実現します。
一番最初にもお見せしましたが、もう一度規格表を見てみましょう!
公称最大通信速度を見てみると、Wi-Fi7はWi-Fi6/6Eの5倍弱の通信速度があります。
非常に速いですが、現在日本では電波法により使用できない周波数があります。
海外から購入して日本で使用すると法律で罰せられますので、ご注意ください。
日本で販売しているTP-LINKのWi-Fi7対応ルーターは法律で規制されていない周波数のみを飛ばしていますが、今後の電波法改正で周波数の使用が可能になった場合は、本体のアップデート配信で対応されるとのことです。
最後に
非常に作成に時間がかかってしまいましたが、無事公開できて安心しています。
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