幸せですか、幸せです。

今日はちょっとイライラしました。

意外とつまらないことに腹を立てることに気づきました。
明日から立て直しができそうです。

幸せです。

幸せですか、幸せです。

仕事の成果をちょっぴり褒められました。

一生懸命を見てくれている人は、やっぱりいるんですね。

幸せです。

文章の目的

文章の話の第二回目。
ここからは実践的なことに入っていきます。
約束通り、テクニックも随時、紹介していきます。

まず、大前提として覚えていてほしいのが、
「文章には必ず目的がある」
ということです。

つまり、「言いたいことを言い、伝えたいことを伝え、
知ってほしいことを知ってもらう」、ということです。

あったり前のことじゃないか、と思うかもしれません。
でも、言いたいことのない文章。
実はけっこうあるんじゃないでしょうか。

よく「この文章は言いたいことがよくわからない」
というセリフを耳にしますよね。
言ったり言われたりしているかもしれません。
そんなとき、落ち着いて確かめてほしいと思います。
その文章は、わかりにくい、ですか。
冷静見てみてください。
「あれ、言葉の使い方も正しいし、主語述語もちゃんとしているぞ」
と感じたとしたら……、
その文章には、言いたいことが「ない」のです。

よくわからない文章の正体とは、
非論理的な文章でも破綻した文章でもなく、
実は言いたいことがないだけの文章なのです。
書くことを目的にしている文章と言えるかも知れません。
でも、文章の目的は決して美しい文章を書くことでも、
知的な用語を使うことでもないでしょう？？
あくまで、コミュニケーション手段としての文章なのです。

もし文章がうまくかけないと不安になっていても、どうぞご安心ください。
文章の目的、という概念を理解してしまえば、
文章術は半分以上、習得したも同然です。

例えば、マスコミ試験やなんかも、これでひとまずは安心。
「平和」とか「米」とか「空」というタイトルを与えられても、
そのタイトルについてのあなたの主張を書けばいいのだから。
多くの場合、平和や米、空について知識を
見せるだけにとどまってしまうのです。
そんなことより、あなたの主張を聞かせてください！

言いたいことを明確にしてから文章を書き始める。
これだけで、きっと見違えるように文章はよくなりますよ！