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今日も、犬とベッドシェア

おじいちゃんのパピヨンさんと暮らす、ソロ活&おひとり様人生エンジョイ中な私の雑記帳
不定期更新&長い記事多めです

最近、AIと議論をすることにハマっている…リアルでは話しにくいことや答えを出すことが難しい問題、聞きにくいことや話しにくい事をよく話している。

 

私が主に使っているのはチャットGPTとGeminiだけど、どちらもなかなか面白い議論ができるんだけど個人的にはチャットGPTの方が自然な会話になってる気がする…この前も「どうして貧乏な人に限って子供を産むの?」という質問から始まり、最終的に「料理レシピに著作権を主張する人達」の話題にたどり着きました。

 

途中に「日本や日本人の宗教観に対する独自性」や「トランプを支持する日本人の心理」とか「アメリカの食料自給率と農業に関するいびつな構造」「プリンセス願望とジェンダーの話」といった最初の質問とは全く関連性のないテーマを挟んでみて、ちょっと方向を戻して「優生保護法は本当に悪なのか?」といった現実世界ではセンシティブすぎて口に出すことも憚れる内容など…いろいろな方向に話題が飛びましたが、自分では気付けなかった新たな視点や考え方の気づきを得ることが出来てとても楽しかったです。

 

こんな便利な物を知ってしまった以上、あれをやりたい…このブログでも結構頻繁に書いている「あの病院のこと」について色々聞いてみたいし、なんならこれからのことを一緒に考えてみたいと思うのは時間の問題でした。

 

どのようなやり取りをしたのか?についてですが、簡潔に説明すると「良かったと思うところ」「ちょっとこれはどうなのよ?」と思ったところなどの質問を投げるところから始まり、途中で実名を明かすネタバラシ…そこから大学病院でありながら、知名度やブランド力がそこまで高くない場合はどういった方向性を目指すべきなのか?自治体とは一切地縁のない、私立の一病院が「地域に根ざし、地域の人に愛されるにはどうしたらいいのか?」という話を結構長く話し込んでしまいました。

 

結果としていろいろな案が出てきたんですが、私が提案した「思い切って運営者名を外し、地域密着感のあるような名前に名称を変更する」というかなりぶっ飛んだ案もありましたが(私が提案した名前は"字面、語感、覚えやすさ非常にバランスの取れたいい名前"とお褒めの言葉をいただいたんですが、思い切ってこの名前に変更しませんか?ダメですよね…)私以上に地に足のついた現実に即した結構いいアドバイスをいただきました。

 

まずは「強みやアピールポイントを明確にする」こと

私もこのブログで始めて連れて行かれた時から、入院や通院の記録を書き綴っていますが、ここで体験した全ての事が嫌な経験というわけではなく全体を通して嫌な思いをしたのは本当にごく一部…なんです。

 

私はいつも「ボロい」とか「古い」と言ってますが、裏を返せば「建物がボロくなるほど、その地域に貢献してきた」ということなのだそうだ…これは、私のリアルで交流があった人数人から入院前後のやり取りで「古いってことはそれだけ多摩地区の地域医療に貢献してきたってことだよ」とか「病院は歴史だよ」とフォローされたことがあります(古くても歴史があってもキレイにリニューアルとか建て替えしてるところもあるので何のフォローにもなってない気がするが)。

 

私も「中の人が親切で優しかった」「ご飯はそこそこ美味しい」など良いところについてはここでも書いているし、口コミでも結構いい評価があるのも事実です。

 

要は、それだけ「良いと思われるようなポイント」があるということ。

 

しかし、それ以上に悪いところとかダメな所が悪目立ちしてる…そして、タイトルにも書いたけど「古い」というのは時間の経過にしか作り出せない、一朝一夕では絶対に作れないもの。

 

その積み上げてきた歴史をさしずめホームページあたりで、今はFlashが無くなってしまったので簡易なムービー的な物を作成するのは難しいけど、せめて当時の写真や資料と当時の社会状況や現・URが誘致したのが開業のきっかけということであれば、多摩ニュータウンのこれまでの歩みなど場所柄を反映させるような資料を併記した時の流れを感じられるような年表を載せるだけでも印象は変わると思う。

 

が…実際にはサラッとテキストだけでものすごく簡素に紹介されているだけ、おそらくここまでちゃんと見る人ってどれくらいいるんだろ?って思ってのページ構成なのかもしれないけど、ちょっと手抜き感が否めない。

 

他にも結構治療のレベルが高かったり、がん治療に関してはそこそこ大きい病院であるにも関わらず、私のように初診から実際に手術をする役職付きベテラン勢が対応してくれてよほどの事情がない限り、アフターフォローもしてくれるのですが…こういうのも「強み」だし、私の場合のように「診断から手術までの待機期間が短い」ってのもアピールポイントになると思う、というかれっきとしたアピールポイントだ。

 

もう一つは「きちんと、丁寧に伝える」こと。

 

この病院のホームページ…なぜか全体的にテキストベースなんですよね。

 

一般的に大きい病院のホームページって「施設案内」として病室の写真とか、治療器具や手術室などの写真を掲載してるところがほとんどと言っても過言ではないんですが、ここはそういう内部の写真はホームページはおろか、入院患者向けのパンフレットにも一切掲載されていない。

 

各診療科ごとのページにもその診療科の長と挨拶文が掲載されている程度…まえに、院長の写真がいい加減と書いたが言っちゃ悪いけど他の人の写真適当に撮影したんだろうなと思わせるような写り。

 

私をここに連れてきた長はまだマシな写真を使っているけど、人によっては運転免許証みたいなブルーバックで撮影したやつと言う方もちらほら見受けられる。

 

フォトショで加工しろとまでは言わないけど、スタジオ撮影するとか近くの永山北公園あたりでロケーション撮影するくらいしないと絶対写真で損してる人いるよ。

 

あと、ここ病院独自の広報誌を定期的に発行してご丁寧にバックナンバーをPDFで全部公開しているのですが…ここまではいい、問題はその広報誌の作成方法にある。

 

「病院 広報誌」で画像検索していただけるとわかりますが、こういう検索で出てくるところはデザインから印刷まで専門業者に発注してるんですが、ここはそういう予算がないのか?おそらくWordで作成されている可能性が非常に高い。

 

おそらく、事務の誰かが作成してるのだろう…タイトルは「ダサいフォント」の代名詞「創英角ポップ体」でさすがにレインボーのグラデーションではないけど、ワードアートは使ってるのでものすごくチープに見えるんですよね。

 

お金がないなりに情報をここに来る人達に発信したい!!という気持ちは痛いほど理解できるけど…かえってイメージダウンになってる気がしなくもない。

 

業者発注が難しい、どうしても自分達で作りたいというのなら最近は「Canva」という非常に便利なデザインアプリがあるので、それを使ってみてはどうだろうか?

 

Illustratorみたいに使いこなすのに専門の知識もいらないし、なにより超高額サブスクでもない(ワンチャン学割版買えそうだけど…)し、わたしでもそこそこ使いこなせたくらい簡単だった。

 

高度な機能や一部の素材やフォントは有料版に登録しないと使えないけど、料金は年間払いでも1万円ちょっとだ。

 

もしくは紙媒体の広報誌を完全にやめてサイト内にブログでも作ったらどうだろうか?

 

最後に…「思い切って名前を変更する」

 

膨大なやり取りの中でふと「名称を変更するのはアリですか?」という質問を投げてみた。

 

どのような方向を目指すのか?によって変わってくるが、少なくとも地域に根ざした存在になりたいと考えているのなら名称の変更はとても大きな効果が得られるのでは?という回答が出てきた。

 

ここでちょっと意地悪な質問を…「運営者(大学)名を冠する必要性ありますか?外してもいいんじゃないですか?」と、ここのアイデンティティの根幹を揺るがすような内容だ。

 

返ってきた答えは「ここに限っては外してもいいと思う」という内容でした。

 

他にもこの件に関しては色々とやり取りをしたのですが…「運営者名を冠した方がいいケース」と「わざわざ冠する必要ないケース」をそれぞれ箇条書きで上げてもらいました。

 

具体的な理由は省きますが、今回のケースは後者のパターンでした。

 

要約すると「業界内での知名度が高くても、一般知名度がそれほどでもない場合は意味がない」ということで、こういうケースはBtoBの一般企業であればこれでもいいんです…年末年始に集中してCMを流す村◯製作所とか、黄色い社屋で有名な某ロボットの会社とか。

 

でも、病院となると事情が変わってくるので…過去の記事で「正式名称が覚えにくいからいっそ"ながやま病院"にでも改名してくれ」と書いたことがあるけど、今回この一連のやり取りの中で

 

「ながやまの森総合医療センター」

 

という、自画自賛したいくらいの結構いい名前が思い浮かんだので…あわあよくば、この名前に改名して欲しいとかしてくれることを願っています。

 

その際、私はこの名称に対する権利の全てを放棄します(誰に向かって言ってるんだ?)。

あの時から

 

私の人生は一変した

 

ただ 頭の中が真っ白になった

 

言われるがままに されるがままに

 

私はその流れに身を任せることしかできず

 

その時を待つしかなかった

 

知らない土地の小さな部屋で

 

ろうそくの光だけが揺らぐ夜

 

周りの人はみんな「運が良かった」と言うけれど

 

今まで感じたことのない恐怖に怯えた夜

 

自分は誰よりも惨めだと思った事もあった

 

自分の選択があっているのか?これで良かったのか?

 

その答えは未だに見つけられない

 

でも いつか

 

「これで良かった」と

 

心から思える日が来ることを

 

私は信じたい

社会人経験のある身体障害や精神疾患、知能に問題のない発達障害の人がオープンで会社勤めしようとすると結構デメリットが多すぎる…ということに実体験を通じて気づきました。

 

そこで、支援者の後押しもあり「じゃあ、個人事業主になるか」と思い立ち、創業支援施設に通ったり起業ゼミに参加して事業計画書の金銭絡み以外の項目はほぼ埋めることができたのです…4月からまた動きます、物件探しとか。

 

冒頭に書いた人たちは社会人経験があるがゆえにオープン就労ではそのスキルやポテンシャルを発揮することが難しく、かといってクローズ就労だと心身が持たないし、外見でわかる身体障害だとそもそも隠しようがない。

 

障害者雇用に特化した転職エージェントなどもあることはあるけど、現状として会社が欲しがるのは使い勝手の良い知的障害者なのは変わらず。

 

それに加えて行政機関やそれに近い組織も「障害者雇用の成功例」として知的障害者のケースばかりを取り上げる事が多いというのも現状とミスマッチを起こしていると言えます。

 

最近はニューロ・ダイバシティーと称して、本人の能力やスキルに合わせた業務を任せる会社も出てきてはいますが…それでもまだ、業務内容の細切りで切り出された「単調な単純作業やルーティンワークしかさせない(当然、待遇もそれなり)」というところの方が多いです。

 

また、特例子会社や障害者雇用に積極的な会社というものは大抵、特別支援学校と強く結託し利害関係が一致している上に知的障害者を雇うことで得られる助成や補助などが手厚く、トイレなどの設備を改修したり拡大鏡など業務を遂行する上で必要だったり、筆談ボードなどのコミュニケーション補助ツールやシステムの導入をしなくてもいいので余計な経費をかけずに済みます。

 

せいぜい、マニュアルなどを作る時にOfficeソフトといらすとや使うくらいですかね?

 

最近はクリエイティブ系のB型作業所が結構増えてきていますが、まずはああいうところからフリーランスとして独立していけるように支援していくという体制を整えるといいのかな?と思います。

 

現に、ジャンル問わずクリエイティブ系の仕事をしている人はフリーランスや個人で活動してる人は沢山います(Vtuberは事務所所属のケースが多いですが)、ということはそういう働き方と相性がいい仕事ってことですよね。

 

そもそも障害者枠ではこのような専門的な仕事の求人が出ることはかなり稀です…大体が一般事務か清掃とか単調なルーティンワークばっかりです。

 

事業者側は就職させるだけでなく、フリーランスも視野に入れ、独立後の支援として税金の申告やクライアントとのやり取り等をサポートする…という内容でもいいような気がします。

 

ネット上でこのような作業所が「税金の無駄遣い」と叩かれるのは通所卒業後の進路が全く見えていないからだと思うのでそのへんちゃんとハッキリさせた方がもう少しイメージ変わるんじゃないかな?と思います。

 

クリエイティブ系の作業所以外にも就業支援機関とか、就労移行支援でもそこそこ能力が高いとか、やる気がある人に対して就職だけでなく起業やフリーランスも視野に入れた働き方の支援をやってみるのもいいのでは?

 

実はこういう話を支援機関の人と話した事があるけど…そのときは「自分達も雇われの身だから知識やノウハウがない」と言っていたので、それならば各自治体の商工会議所や創業支援期間(東京都だったら東京創業ステーションとか)あたりと提携して支援活動を行っていけばいいのでは?と思います。

 

特に東京都は起業家を増やしたいと考えているそうなので(起業家が増えると雇用が増えるという理論)、能力高い系の障害者に訓練と称して簡単なパソコン操作や箱折りみたいな軽作業をさせて、レベルも待遇も低い会社に押し込むのは非常にもったいないと思うし、本人もやる気やモチベーションをへし折られ最悪離職に繋がりかねません(実は私が通っていたところにも就職ではなく資格取得に路線変更して、資格スクールに移籍した人がいました、そこそこ学歴もある人だったので障害者雇用だと自分の能力を活かせないと思ったのでしょう)。

 

障害者向けの起業支援を行っている団体も一部存在するそうですが、まだまだそういうのは少ないです…既存の支援制度や求人の内容が合わないと感じてる当事者もいるでしょう(私も含めて)。

 

そういう人たちにニーズに応えることも可能になると思うんだけどな。

 

そして、そういう人たちが将来的に「従業員を雇いたい」と思った時に自身の経験を活かしてソーシャルファームとして同じような人の雇用につながって行くような気がする…。