子供の頃から友達を作るのが苦手…いや、そこまで友達の必要性を感じていなかったので学校に行っていた時の友人は一人は絶縁、その他は全員卒業後にフェードアウトしてしまったのだけれど、実は30代の時に新しく友達ができた。
去年私が「脱・無職」してから直接会うのは今回が初めて、それまでの間にLINEや電話はしていたんですが…実は何度か会えそうな機会はあったのですが都合が合わず、今回は私から「2人でご飯でも食べに行きませんか?」とお誘いしました。
彼女も私が乳がんになった事、廃墟みたいな病院に連れて行かれてそのまま入院したことも知ってます。
実は私と彼女…ある共通点がありまして、私が連れて行かれた病院に通院歴があるんです(乳腺科ではないけど)。
2人とも大人数で集まって騒ぐのはあまり好まないので、落ち着いてご飯たべながら色々な事を話しましたが一番盛り上がったのは廃墟みたいな病院の話題で「こういうところが嫌と感じたり、モヤッとした」事をお互いに発表したりして…中の人の対応がひどいとか嫌な思いをさせられたという話はほとんどなく
「救急車で運ばれてきた人が外来フロアを突っ切って行くのが不安を煽る」
「本当にちょっとした気遣いとか配慮が感じ無い」
「診る側と診られる側の温度差が激しい」
「(そんな事は無いと思いたいけど)人権を軽んじられてる気がする」
というのが私達の共通認識となった…実際に私が入院した部屋や出された食事の写真を見せたら
「これはちょっと酷い」
という感想をいただきました…あの食事量、女性が見ても少ないと感じるらしい。
後半はちょっとした悩み相談コーナーみたいな感じになり、私は基本的に「理解は出来るが共感出来ない」タイプでそれに加えて過去に共依存一歩手前くらいの状態に行ってしまった経験もあり
「共感からは何も生まれない」
というような思考に行き着いたので、それが例え自分の経験と似たような状況であったとしてもいわゆる"一般的な女性"がしがちな
「わかる~!!」
みたいな馬鹿っぽい反応は絶対にしない代わりに自分の経験を踏まえて「"私の時"はこうした」という感じで具体例を交えて助言をすることが多い。
そして、場合によっては医療機関への受診を勧めたり、対応してくれそうな支援機関や団体があることを教えて「どうしても行き詰まったらここにアクセスしてみて」ということもある。
だって「わかる~」って返されても、それが相手にとって本当に良いことなのかわからないでしょう?
それに私は支援者でもましてや専門家でもないので「餅は餅屋」じゃないけど、第3者に相談する方が上手くいくこともあるし、こういうところはちゃんと守秘義務もあるので本人の知らないところで広まってしまった…ということも起こらない。
そもそも自分の感情にすら疎い人間が他人の感情に関心を向けることはまずないのだ。
