「サバイバー」と名乗るのは好きじゃない | 今日も、犬とベッドシェア

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おじいちゃんのパピヨンさんと暮らす、ソロ活&おひとり様人生エンジョイ中な私の雑記帳
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がん患者界隈ってよく「○○がんサバイバー」ですって名乗る人が多いんだけども、どうも私は自分の事をこういう風に表現するのは好きじゃない。


別に、名乗る事自体を否定している訳では無いので名乗りたい人は勝手に名乗ってくれて構わないけど…自分が名乗りたいか?と聞かれたらナシかな?と思う。


なんかね…「サバイバー」って語感がちょっと大げさに感じるというか、壮絶な経験をしました感が自分の状況に合わないと思う。


確かに私も乳がんで手術とかしたけど、比較的早い段階で見つかって(手術前はステージ1の早期がんと言われたくらい)リンパへの転移もなし、放射線治療はちょっと長めの6週間&期間中謎の注射打たれたけど、悪性度も増殖率もそこまで悪くないから術後は抗がん剤も無し、女性ホルモンの影響しか受けないタイプだからタモキシフェンの服用のみでおkになった。


手術も部分切除で、確かに胸は変形したけどブラジャーも今まで使ってたやつが問題なく使えている(さすがに放射線治療終わるまではマタニティブラ付けてたけど)。


乳がんって診断されたばかりの頃はなんとなく「今までの生活から大きく変わってしまうのかな?」なんて考えたりもしたけど、実際はそこまで大きな変化を強いられる事もなく…


ただ、これはあくまでも私の感想でそうでない人もいる訳で、生活どころか人生が大きく変わってしまった人もいる訳で。


ただ、私に限って言えば…がんになったからといって根本は私は私である事には変わらないし、変わらなかったのだ。