ガイドブック等にも書かれているが、グアムは水道水が飲めない…汚染されているとか水質が悪いというわけではなく「石灰分が多すぎる」のだ。
歯を磨くだけくらいなら問題ないが、沸騰させても飲めないそう…同行者談。
だから、観光客だけでなくローカルの人もミネラルウォーターの購入やウォーターサーバーを設置しているそうで、実際にホーム・デポでもウオーターサーバーの「本体(日本ではレンタルが多い)」やそれに対応したボトル入りの水が販売されていた。
なので、大抵のホテルには「ミネラルウォーター」が客室の冷蔵庫に用意されているが滞在中の補充が無かったりそもそも置いてあるだけでは足りないので買い足す必要がある。
水は各コンビニやスーパー、清涼飲料水を扱っているベーカリーや雑貨店など割とどこでも購入することが出来る。
アメリカ領ではあるがクリスタルガイザーはほとんど見かけなかった、エビアンやボルビックは置いてあるがヨーロッパのミネラルウォーターは「硬水」なので、人によっては一度に多量に摂取するとお腹を壊す…私も初日に日本から持っていったエビアン飲みすぎて2日目にお腹壊した。
そして、これらの水は日本同様少し値段が高く大きなボトルの物はあまり見なかった…そこで個人的にオススメしたいのが「GREENTIME」という銘柄のボトルウォーター、台湾のKINGCARFOODという飲料メーカーの物で2リットルペットボトルでも2ドルくらいだったそうです。
ヨーロッパ系のミネラルウオーターに比べてなめらかでとても飲みやすかったのでおそらく軟水だと思います。
他にもお茶類や缶コーヒーもこのメーカーの物が結構多かったです、というか炭酸飲料やジュース類以外は台湾メーカーの物が多かった印象が強いです。
パック入りのアッサムミルクティー、裏面は英語表記になってる。
画像のミルクティーも台湾メーカーの物、味はリプトンのミルクティーに似ていて甘さは少し控えめ…実はホテルのコンビニに午後の紅茶も売られていましたが500mlで3ドルとかなり高額だったのでパスしました。
私は紅茶は基本的に「甘い物」を好んで飲むので問題ないのですが…同行者は基本「コーヒーはブラック、紅茶は”何も入れない”ストレート派」なのだ、グアムではABCストアに次ぐメジャーなコンビニ、サークルK(日本にあったのとはもう資本関係はなさそう)でブラックの缶コーヒーを購入して飲んだところ…なんと、まさかの「砂糖入り」だったそうです(店舗にもよるのかもしれませんが2本買うと割引してくれるとの事で2本買った)。
同行者は滞在中朝食の時はホットコーヒーばかり飲んでいたような気がする…「甘くないお茶が飲みたい」と言っていたが、ほとんど置いていないのだけど…4日めにしてやっと見つけた。
ペイレス・スーパーマーケットの飲料コーナーで水を物色していたら、緑茶コーナーを発見!!
例によってほとんどが台湾メーカー製で「Honey」とか「蜂蜜」の表記があり、海外でよくある「甘い緑茶」なのだけどひとつだけ「Japanesestyle」と小さく書かれたペットボトル入り緑茶が…日本から輸入された物も売っていたけど、日本の価格の2倍はするので気軽に買えません。
購入後、早速飲んでみたところ「甘くない!!」と喜んでいました…試しに一口もらいましたが本当に甘くない。
600mlと容量も多めで、同行者も満足していました。
グアムはアメリカではあるものの「準州」なのでハワイのように州税どころか消費税も無い…酒税に関してはデータが見つけられなかったのでよくわからないけど、酒税も無いのか?あっても余程安いのか?ビールがとてつもなく安かった。
グアムの地ビールはもちろん、バドワイザーやスーパードライなどの日本でもメジャーな銘柄や、Kマートではなんと日本でも限られた場所でしか飲めないオリオンビール売ってました…しかも6本入りで約7ドル、日本円に換算すると1本あたり約100円ちょっとという超破格値だったそうです。
私はビールは飲まないのですが、こちらのビールは全体的に「あっさりとした味」の物が多く日本で流行っている「プレミアムビール」のようなコクの強いものはほとんど無かったそうです。
ちなみにグアムのお酒の扱いは結構厳しく、購入可能年齢は21歳からで深夜2時から午前9時まではたとえ21歳以上であっても販売はしてくれません。
飲酒運転の取り締まりも厳しく、同乗者が車内で飲酒しただけでも「運転者」が罰せられます…内容は免停、罰金、社会奉仕活動、懲役などどれか1つではなくいくつか課せられます。
また、公共の場所での飲酒も厳しいそうで…一番安全に飲むなら「ホテルで部屋飲み」が無難かもしれません、Kマートならおつまみにもってこいの食べ物も沢山揃っています(でも、ビーフジャーキーは避けたほうが良い)。
甘くない飲み物やお茶が飲みたい人はティーバッグタイプのお茶やドリップパックのコーヒー、ペットボトルでも水出しが出来る麦茶を持って行くと幸せになれるかもしれません…電気ケトルはホテルの客室に置いてあるか、なければお湯をもらえます。
ちなみに、アメリカのイメージに良くありがちな「洗剤ボトルサイズの牛乳やジュース」はペイレス・スーパーマーケット以外では見かけませんでした。