アメリカの食べ物と言うと「無駄にデカイ」「味が大雑把」「お菓子の色がケミカル」など、日本人はネガティブなイメージを抱きやすいもの…でも、実際にそうかな?
と、いうことで…実際に色々食べてきました(写真を撮り忘れた&レストラン等で撮影をためらった物もあるので画像の無いものもあります)。
初日の夕食…夕方着だったのとまだ土地勘が無かったのと、疲れていたのでホテル内のレストラン「ワールド・カフェ」という多国籍ブッフェのお店へ行きました。
メニュー名は全て英語表記だったので具体的なメニュー名がわからないのですが「豚の丸焼き」とか「好きな野菜とソース、肉かエビ、魚を選んで目の前で野菜炒めを作ってくれるカウンター」やサラダ、魚介類、ご飯物(さすがに寿司は無かった)、パン各種、スープ類…と色々なメニューが揃ってました。
多国籍を売りにしている割にはデザートが真っ赤なロールケーキやジェルボール洗剤みたいな鮮やかな緑色のゼリーに古き良きアメリカを思わせる手作りっぽいクッキーなど「アメリカンスイーツ」ばかりだったのがちょっとツッコミどころですが(フルーツもありました…念のため)、どのメニューも美味しかったです、もちろん真っ赤なロールケーキもケミカルグリーンのゼリーも食べましたよ。
レストランのスタッフが使い終わったお皿をものすごいさり気なく「気がついたら消えてた」レベルで下げてくれたり、ディナータイムはアイスコーヒーかアイスティーの飲み放題も付いてくるのですが、それもグラスに半分くらいしか残ってない時に料理を取りに行って戻ってくるといつの間にか飲み物がグラスいっぱいに増えていたり…ちなみに価格は30ドルちょっと+サービス料10%とかなりリーズナブル。
ローカルもよく来る店との事で、私達が行ったときにもローカルグループが「子供の誕生日パーティー」をやっていました…事前に予約すると「誕生日用のホールケーキ」なども用意してくれて、スタッフがお祝いしてくれるみたいです。
滞在中の朝食もここのブッフェ、朝食付きプランにするとチェックインの時に日数分の「チケット」がもらえます。
パンケーキとハッシュドポテト、焼き方にバリエーションのある目玉焼き
生野菜も豊富、クルトンはおそらく自家製と思われる。
画像の食べ物はほんの一例…主食はパンケーキやフレンチトースト(シロップはボールに入っていてかけ放題)、パン各種、ドーナツにマフィン、スコーン、ご飯、お粥、シリアル各種、他にはサラダやウインナー、カリカリベーコン、ハムなど日替わりで登場…なんと「味噌汁」までありました。
飲み物は「果汁100%ジュース各種」「ホットコーヒー」「紅茶」「牛乳」の飲み放題が付いてきます、ちなみに牛乳はニュージーランドからの輸入品だそう。
味噌汁は「わかめ」「豆腐」「ネギ」などを自分でトッピングする方式、同行者は毎日のように味噌汁飲んでました…美味しかったそうです。
他にも朝食は「ルームサービス」も行っているようで部屋に注文カードが置いてありました、希望項目をチェックして夜に部屋の外側のドアノブに引っ掛けて置くと任意の時間に部屋で朝ごはんが食べられます、価格は13~14ドル程度。
昔、九州行った時に泊まった博多の「某航空会社系ホテル」の朝食ルームサービスは12000円くらいだったような記憶があるのだが…あれは誤植だったのか?
滞在中のランチはハンバーガーやスーパーやショッピングモールのフードコート、コンビニで購入した軽食など。
2日目の午前中はKマートへ買い物に行ったので、店内のフードコートで「パイナップルとベーコンやサラミの乗っかったピザ」を食べてみました…観光客にも人気のあるスーパーですが、フードコートは完全にローカル向け、メニューに日本語表記は一切無いので食べたいものを指差しで頼み「店内で食べたい」と英語で伝えてからレジで支払い(同行者が払ったので金額は解らないのですが結構安かったみたい)。
ドリンクもありましたが「バカでかい紙コップで飲み放題」というアメリカのファストフードではよくあるシステムなので頼まず…多少の持ち込みなら許されるので水を持っていったのでそれを飲みました。
あいにく写真を撮り忘れたので画像はナシ…1個でもボリュームがあり、なかなか美味しかったですよ。
このサイズ、ボリュームで約10ドル…持ち帰ってホテルの部屋で食べました。
グアムではかなり有名な「MesklaDos(メスクラドス)」のハンバーガー、Kマートの近くとホテル街にも店舗があります。
店舗には日本語メニューもありますが、実は店員は一切日本語は話せません…指差しで注文しましょう。
あと、メニューによっては辛いものもありますが「ノンスパイシー」と(英語で)言えば辛いの抜いてくれますし、かなり大きいサイズなのでかぶりつくのが苦手な人は「半分に切って」とやっぱり英語で頼めば画像のように半分に切ってくれます。
見た目の通りかなりボリューミーですが、肉は赤身が多いのか?油っぽさが全くありません。
店舗自体は結構小さく、店内でも食べることが出来るのですが座席数が少ない上に異様に冷房が効いていて寒かったのでテイクアウトしてホテルの部屋で食べるのがオススメです。
販売価格の他に「チップ」を求められます…カードで決済する場合は端末で任意の金額を入れるのですが、何を思ったか…私チップに5ドル、支払い総額の4分の1を払いました(相場は多くても2ドルだとか?)、同行者には「何事も経験が大事」と呆れつつフォローしてくれました。
実はこれを食べた日はちょっと体調を崩していたのですが、それでも完食出来ました…その日の夕食はほとんど食べられませんでしたが。
マイクロネシアモールのフードコートは意外にも「多国籍」だった…3日めはマイクロネシアモールに行ったので、昼食はモール内の「フィエスタフードコート」を利用、テナントにデニーズ(英語サイト)もありましたが日本のデニーズとは「明らかに何かが違う」と思い入りませんでした。
台湾の定番牛肉ラーメン、こんなにお肉たっぷりでも10ドル。
フードコートは日本でも有名な「サブウェイ」や「ケンタッキーフライドチキン」に「バーガー・キング」の他にアメリカでは有名、最近日本にも進出している「タコベル」の他、日本料理や中華、エスニック、東南アジア系、郷土料理であるチャロモ料理の店など結構な数の店が出店していました。
実はこの前日、過剰摂取じゃないかと思うくらいの「動物性タンパク質」を摂取したので今日は炭水化物メインで行こうと思い日本でも久しく食べていないラーメンをチョイスしました。
「ヤミー・ハウス」という台湾料理とラーメンの店、ラーメン以外にも好きなおかずを1~3種類選べる定食スタイルのメニューやチャーハンもありました。
ここのフードコートで定食スタイルのメニューを提供してる店は好きなおかずを1~3種類選べる&ご飯やスープが付いくるスタイルで、価格は選んだおかずの数によって大体7~10ドルで食べられます、セルフサービスなのでチップも必要ないのですが…ほとんどの店に「Cash Only」の張り紙がしてあります。
つまり「現金しか使えない」ってこと…そしてもちろん日本語なんて通じません、一部店舗は日本語併記メニューもありますが。
でも、お店選びで迷っていたら店員さんがおかずを試食させれくれたりしました。
肝心なラーメンの味はスープがとてもさっぱりしていて、お肉もゴロゴロと入っていてとても美味しかったです。
最近の日本式ラーメンにありがちな「油ギトギト感」も全くありませんでした。
なにより良かったのは「日本人観光客」がほとんど居なかった事、どちらかというとローカルやアジア圏の観光客(この人達は意外と英語が話せるとか?)が多かったです。
そして、一度は食べてみたかったアレも食べました…まずは画像から。
アイスクリームじゃないよ、カップケーキです。
アメリカといえば「ケミカルカラーのカップケーキ」でしょ、これはマイクロネシアモール内の「アメリカンベーカリー」というパン屋さんで購入したもの。
レッドベルベットケーキはホテルですでに食べたので今度はブルーをチョイス、色の構成はサーティーワンアイスの限定フレーバー「お父さん★スペシャル」と似ているような気がします。
真ん中に乗ってる水色は日本ではほとんど見かけなくなった「ケーキ装飾用の砂糖菓子」です。
アメリカのケーキは「砂糖をかじっているような甘さ」と言われることが多いですが、”私には”程よい甘さでちょうど良かったです…しかし、完食後口の中が悲惨なことになったのは言うまでもない。
これは同行者がチョイスしたもの、色的にはこれが限界だったらしい。
このカップケーキは通路側のショーケースに陳列されているのですが、通りすがりにショーケースの写真を無断で撮影してる人がいました…確かに珍しいかもしれないけど、写真だけ撮るのはマナー的にどうなのだろうか?
この日の夜はまたピザでした…隣のホテル(ホリデー・リゾート)内にあるカリフォルニア・ピザ・キッチンで本格的なアメリカンスタイルのピザを食べました。
味は美味しかったのですが、最初に通されたテーブルが狭い2人用のテーブルでしかも周囲が「日本人の子連れ客」ばかりという「ここはファミレスか!?」と叫びたくなるような場所…このブログでも書いているかもしれないけど私は(日本人の)子供と子持ちが大嫌い、同行者が店員さんに事情を説明してテーブルを変えてもらいましたが、すんなり応じてくれたのが好印象でした。
なんか知らないけど、日本だと変な顔されるんですよね…こちらは静かに食事がしたいだけなのに。
1グループ1品注文でアイスティー、2品注文するとデザート(チョコスフレ)がもらえるクーポンを日本からプリントして持って行ったので、ピザ1枚とサラダ1皿そしてドリンクを頼み、デザートをサービスしていただきました。
リンク先にも写真が乗っていますが、チョコスフレは1皿で2人分です。
クーポンはこちらから
http://www.guamcpk.com/img/CPK%20coupon.pdf
最終日は「無性にさっぱりしたものが食べたい」と思ったのと、ちょうど日本のニュースで「冷麺」が話題になっていたので韓国料理店に行きました。
グアム内には韓国料理店が数件あるそうですが、今回は「ソウル・ジャン」というこれまたホリデー・リゾートの中にあるレストランに行きました。
ここのメインメニューは「焼き肉」なのですが、肉はかなり食べたので私は冷麺、同行者は石焼ビビンバを注文…メニューには日本では永久に食べることができなくなった「ユッケ」も健在でした。
韓国料理と言えば「無料で出てくる前菜」ですが、ここでは5皿出てきました(他店では9皿くらい出てくるところもあるようです)…定番のキムチにナムル、ソーセージを炒めたものなど。
キムチも辛すぎず、冷麺と一緒に食べるとピリッとしたアクセントになってちょうどいい。
ただ、本格を売りにしている店なので箸はもちろん「ステンレス製」でお皿も「少し重い(韓国ではお皿を持ち上げないで食べるのがマナー)」ので慣れないと食べにくいかも?
ホテル内のレストランなので、焼き肉がメインでも煙でモクモク…ということはありません。
国内サイトの旅行サイトの口コミでは、一部の”ウヨった人達”が悪評を書いていますが…私達が行った時は特に悪印象はありませんでした。
と…ここまで「食べて美味しかったもの」を書いてきましたが、唯一「これはイマイチだな」と思った物がありました。
それは「白いご飯」です…実は、ハンバーガーを食べた日は体調が思わしくなく夕食はほとんど食べられない状態でした。
お腹がパンパンになってしまい、その日の夜は軽食なら食べられると思ったのですが私は「トーストしていない食パンが食べられない」のでサンドイッチは無理…ホテル内のコンビニでおにぎりと海苔巻きが売られていたことを思い出したので同行者に「海苔巻きなら食べられる」と頼み、ツナマヨとさけ、昆布の4本(2本入り2パック)を買ってきてもらいました。
海苔巻きのフィルムは日本から輸入したものなのか?説明文が日本語表記、海苔のパリパリでしたが…ご飯がガッチガチに固く握られていて、食べてるうちにご飯がポロポロとこぼれて来る始末。
おそらくカリフォルニア米だと思いますが(Kマートにも大袋で売ってた)、水少なめで炊いているのか?ご飯自体も結構硬かったです。
日本米は植物検疫の関係で輸入が難しいのだろうか?ツナマヨはあまり具が少なめだったけど、次の日の昼食に回したさけはかなり具沢山でした。
ちなみに、この日の夕食…同行者は海苔巻きの他にカップ麺すすったそうです、結構日本のカップ麺が多く売られていたそうです。
途上国や衛生状態の良くない国以外では出来るだけローカルの人が多い店に行ってみると、その国の文化や食習慣を知ることが出来て楽しいと思います。