もう「性別」とか気にしないで、自分の好きな物を作る事にした。
全盛期のピンクハウスのようなフリフリデザインのパピヨンさんのワンピースを作りたい!!
よくよく考えたらこのブランドの全盛期って細いピンタックとかピコフリルとかもはや「工芸」の域に達するくらい細かいデザインが随所に取り入れられていたし、重ね着であのボリュームを出していたのでそもそも犬の服には向かないんですよね…単品でもかわいいですが、ピンタックとかやった事ないし。
と、言うわけであっさりと方向変換…子供服ブランドメゾピアノ の「いちご柄」の服をイメージさせるようなデザインなら作れると思い画像の生地を買ってみた。
ピンク色の方がよりそれっぽくなるんですが(色違いでピンク色も売ってた)、結構濃いピンクだったので白黒犬にはちょっと浮いてしまうと思ったこと、そして私の好みにより生成り色を購入。
特売品の生地だったので1m以上でないと購入できなかったので1m買いました。
実際に裁断したら結構余ったので前回と同じように マナーバンドも作るために裁断、今度は2段スカートのマナーバンドというか、スカートを作ります(完成したらアップします)。
大きめのフラットカラーにしました、スカートは思ったよりギャザーは少なめ…2段スカートです。
背中の部分にリボンでも付けようかと思ったけど、柄がカラフルなので付けないことにしました…無地だったら絶対に付けてた、というか付けるべきだと思う。
襟ぐりや袖ぐりをバイアステープで始末したのはこれが初めてか?結構難しいですね、見返し始末の方が簡単。
今回は「前開き」にしました、市販品だと穴かがりして本当にボタン開きになってる物もありますが着脱が面倒なのでスナップ開きです、ボタンはフェイク。
パピヨンは前脚にも長い飾り毛があるので、毛を痛めないように袖なしです…そもそも袖の付いた服があまり似合わない。
スカート部分の裾を丸くカットしたものが多いですが、個人的には四角いままの方が本当にスカートをはいているように見えるので好きです。
ベージュのワンピースの型紙と比較して首回りと胴周りのサイズを4cm大きくしてみました、あまりにも「ピッタリサイズ」だったので…伸びる生地だったらあのサイズでもいいのかもしれないけど、伸びない生地でパピヨンさんはまだ毛が伸び続けているので、体格の割に胴回りが40cmくらいあるんです。
小さいサイズなので全体の作業自体はかなり楽な方に入ると思いますが、一つ一つのパーツが小さいので袖ぐりの始末などは自分のサイズよりも面倒でした。
でも、小さい分自分の好きなデザインや柄なんだけど、自分が着るのは抵抗がある…という時にはパピヨンさんの服にしています。
また、面白い(?)作品を作ったらアップします。




