小学校低学年のお母様〜〜
「計算に指を
どうしても使ってしまい
なかなか暗算ができません」
というお悩みを聞く事があります
「1から100まで数えたら
お風呂をあがってよいよ」 と
数を暗唱させますが
これは『順序の数』であり
算数で大事なのは
『数は集合数である』
ということです
鉛筆が3本あった時に「3」という
集合であると認識することです
例えば・・・
『飴が1個と鉛筆が3本あります
合わせていくつでしょう?』という問題は
成立しません
同じ物でないと集合として
考えられないからです
同様に・・・
『飴が1個とチョコが3個あります
合わせていくつでしょう?』という問題も
成立しません
しかし・・・
『お菓子は全部でいくつでしょう?』
という問題は成立します
つまり『お菓子』という集合として考えれば
足すことが出来るのです
こうした「集合」という
概念が育っていることが
算数を理解する第一歩であるのです
スイスの心理学者のピアジェが
4〜5歳の子供を対象に行った
面白い実験があります
❶同じ数の花と花瓶を用意し
花瓶に花を1本ずつ挿していき
「花の数と花瓶の数は同じですか?」
と尋ねると「同じ」と答える
しかし・・・
❷花瓶から花を抜いて一束にして
同じ質問をすると
「花瓶が多い」と答える子供がいる
⬇︎
⬇︎
❶では同じ数だと言ったのに
寄せ集めて
花の占める広さが変われば
少なくなったと思ってしまうのです
つまり
4〜5歳くらいはこうした数の概念しか
持っていないのです
これが6歳くらいになると
「同じ」とわかるようになるのです
さて・・・
小学1年生での
繰り上がり繰り下がりの計算や
簡単な暗算ができない子供に
共通していることは
『あといくつで10になるか」
という『補数』が
わからないことです
例えば・・・
9+6=?という問題では
9の補数は1だから6から1貰って10
残りの5を足して15 と考えます
これが『補数法』です
12 − 6 =?の繰り下がりの引き算も
2から6は引けないから
10から6を引くと4
その4と2を足すと6 と考えます
この補数を覚えさせることが
大事です‼️
5枚のカードの裏表に「9/1」「8/2」
のように補数のペアを書き
すぐ言えるように
何度も繰り返し
練習して下さい ‼️
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