手前味噌ですが、何らかで私と関わりを持った企業、事業者様は、その時の業績は伸びています。
なぜか、私が離れたあとは、そうでもないようです。

理由は、もちろん偶然もあるでしょう。

少し前に流行った「何か持っている。」のかもしれません。

人生で初めて働いた新聞配達店、どんどん配達地域を広げて、当時、地域1番店になったようです。

併せて、私も配達の要領が悪いのにも関わらず、配達忘れの読者様から、500円、1000円のお小遣いを貰うやら…。

勝手に時効ですが、学生時代にアルバイトした英会話教材会社。

それまではブリタニカが一番だったのを一時的に抜いたと記憶しています。

そしてブログで何度も書いているキーエンス。

もう40年以上、業績を上げ続けています。

その理由は、「仕組み」にあります。

そして、その後のロボットメーカー。

私が退職してから7年、久しぶりに最高売上げ更新できそうだそうです。

20億強の売上げだった企業が、今や200億円近くに。

でも、私がまだ在社していて、ワンマン社長も言うことを聞いてくれていたら、今頃は300億円を超えていたと思います。

その後も、工具商社の営業、金額は700万円/月と小さいのですが、1000万円/月に。

オリジナル記念品ショップ、全体では横ばいのようでしたが、私が注力した部門は売上が倍増。

宅配のフランチャイズ本部、当時は毎月のように新規加盟店が開店する勢い。

そして今、FA機器メーカーを支援しています。

やはり、前年比伸ばしています。

もちろん私の力だけではないでしょう。

ただ言えるのは、当たり前のことを当たり前にやる。

それを客観的に評価する環境を整えることです。

普段、見えていない頑張りが見えるようにすること。

賢い「テクニック」だけではなく、不器用、不得意なことで流す「汗」も評価すること。

そんな環境が業績を伸ばすと言えるようです。

「数打ちゃ当たる。」

そんな時代は随分前の時代のこと。

いわゆる高度成長時代。

誰が営業しても売れる時代です。

その多くは営業の力ではなく、お客様が欲しいから買って頂けていたのです。

要は、営業は、自社、自分の取り扱い商品を「欲しいお客様」を探す仕事なのです。



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経営者様


「売れるまで帰ってくるな。」

「今日の商談、見積りは何件出した?」

「営業は売ってナンボだ。」

こんな言葉ばかり使っていませんか。

今は、誰もが買ってくれた大量消費の高度成長期ではありません。

「お客様が買わないのは、要らない、ただそれだけのこと。」

「そのお客様に買ってもらえ。」は、到底ムリなことです。

では、どうやって売上げを伸ばすか?は、「欲しいお客様に売る。」ことです。

経営者様。普段は、売ることばかりを考えて当然です。

ただ、一方では貴方も消費者なのです。

要らない、には色んな意味があります。

今は要らない。なら、いつか要るようになるもの?

もう持っている。いつ購入したもの?

高い。いくらなら買うの?

必ず、理由があります。

私は、「買わない理由を聞きに数多くの訪問をしてお客様の本音を聞いてこい。」

とだけ言って指導しています。








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よく値段設定のご相談を受けますが、多くの場合、間違えているのを見かけます。

原価から計算すると…というので、生産コストを聞くと、材料費すなわち仕入れ価格しか加味していなかったり…。

女房が、息子、娘が、お婆ちゃんが
…手伝ってくれているということで、人件費が加味されていなかったり…。

正確なコストを出している中小、零細企業を見かけることは、まずありません。

正直言って、この価格設定は意味がありません。

客先が欲しい値段を付ける。

つまり客先に買ってもらえる価格設定をすることです。

それから、その値段で売っても利益が出る原価で作り上げるが正しいでしょう。

さらに言えば、売値はそのままで、コストは常に下げる努力をする。

これが、今時の値付けでしょう。

ついで言うと『安いはウリではありません。』


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正直言って、これからどれだけ生き続けることができるか、分かりません。

理由は…です。

まあ人生50年と決めていましたから、十分に感謝しかありませんけど。

だから今までサボっていた経験談を、少しでもお役に立てるかもと書こうと思います。

もちろん仕事の面で。

最近、工業系商品の製造販売メーカーから、どうやって販路開拓するの?と
聞かれます。

私は、FA関係の制御商品や産業用ロボットを売ってきた経験から、

「うちの商品は、✳︎✳︎ができます。」と言って、関心がある客先を探します。

ポイントは『…ができます。」です。

関心がなければ提案や説明する必要がありません。

丁寧に引き上げます。

そして関心がある客先には、関心がある理由を聞きます。

間違えても、関心がない人を説得しようと考えないことです。



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