よく値段設定のご相談を受けますが、多くの場合、間違えているのを見かけます。

原価から計算すると…というので、生産コストを聞くと、材料費すなわち仕入れ価格しか加味していなかったり…。

女房が、息子、娘が、お婆ちゃんが
…手伝ってくれているということで、人件費が加味されていなかったり…。

正確なコストを出している中小、零細企業を見かけることは、まずありません。

正直言って、この価格設定は意味がありません。

客先が欲しい値段を付ける。

つまり客先に買ってもらえる価格設定をすることです。

それから、その値段で売っても利益が出る原価で作り上げるが正しいでしょう。

さらに言えば、売値はそのままで、コストは常に下げる努力をする。

これが、今時の値付けでしょう。

ついで言うと『安いはウリではありません。』


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