ここ数年、海外旅行に興味がなくなったなぁ。
なぜ、だろう。

ギリシヤ・ローマ時代ではないだろうけど、「イスラム国」という恐怖政府で治めている国が、21世紀の今も存在する。

巻き込まれたくないのが本音。

自爆テロ、ハイジャック、誘拐…。

そして、エボラ熱…。

海外に出るより国内にいる方が安全。

これが現代の若者の意識の現実ではないだろうか?
過去、業績を上げ続けている複数の事業を見て確信しました。
それは、新規の顧客を増やし続けることと新商品を出し続けること。

できれば両方。

少なくともどちらかは絶対に必要。

新商品であれば、全く新しい商品でなくても良いです。

サイズ違い、色違いなんていうのでも十分。

なぜなら、それで新たにお客様にアプローチできるからです。

新規の顧客は、できれば「狙って」やって欲しい。

私の経験では、新規の取引先が、突然、飛び込んでくることが多い。

そのきっかけが分からない。

それはそれで喜んでいいのだが、自分の成果なのか自信が持てないのだ。

きっかけが分かれば、それを拡げれば良い。

この2つが会社の業績を上げ続ける最低の条件である。


多くの人が戦争を嫌いだと思う。
だから競争となると悪いことのように捉えるようです。

聞いた話ですが、昔、京都では運動会では順位を付けなかったそうです。

だからではないでしょうが、中小企業の多くで「ライバル」の設定をしていないのを見かけます。

社内でも同じことが言えますが、競争相手を設定しなくて自分の弱いところが分かりますか。

営業支援の際、企業様にも個人様でも同じことを言っています。

ライバルを設定するから、自分の良いところも悪いところも分かるのです。

私個人の話ですが、学生時代は、いわゆる「落ちこぼれ」で「ライバル」どころではありませんでした。

当然、成績は伸びませんでした。

受験失敗、アルバイトも長続きせず、なんとか入社したキーエンスでは、周囲は有名大学出身者ばかり。

辞めさせられないためには、その連中に負けないことを見つけることしかありませんでした。

それが後になって自分の部下10人の内、1人の割合で自主退職をするぐらいが良い会社という考え方になりました。

そして会社は「絶対に1位が良い。」社内では「1位より2位がちょうど良い。」という考え方も見つけました。

理由は…おいおい書いていきます。


私が営業をやり始めた時、お客様と政治と野球の贔屓チームの話をしないように言われていました。
当然ですが、差別用語や身体的欠陥についても細心の注意をはらうように言われていました。

そこには、相手の心象を悪くしないという考え方があります。

気遣いやおもてなしには、底流にそういった捉え方があるのではないでしょうか。

それが、最近の営業にはなくなったように思えます。

というか、そもそも人付き合いになくなったのではないでしょうか。

今日の相手の様子を見て、機嫌が良さそうか、それとも悪そうか?

そんなことに構わず、やり取りをしているような…。

果ては、自分が言った言葉で相手の気分を害しているのに気づかないのです。

それは、若い人に限りません。

もう、60近い人、40年近く営業をやってきた人にも見られます。

そうなった根本的な理由は、「相手の言うことを聞かない、いや聞けなくなった。」ことにあるのではないか。

「おっしゃる通りです。実は私も…。」なんていう話法を使っている人、見かけなくなったと思いませんか。


マクドナルドの業績予想、利益で前年比99%割れ。
消費者を忘れてマーケティングというテクニックに溺れた結果です。

過去のブログをご覧下さい。

他にも、吉野家、ソニー…などなど。

失敗は、共通しているのではないでしょうか。