こんにちは。
不安解消カウンセラー上土井好子です。
(詳しいプロフィールはこちらです。)
人間関係、特に夫婦関係で不和が生じる構図というのがあります。
そのひとつは「正論」を振りかざしたとき。
その「正論」がもっとも「正論」となり、一言も反論できないほど追いつめるものに、
節約とか倹約、お金の使い方や環境問題とか、整理整頓、清潔さなどがあります。
これって社会の常識というかモラルの問題だったりもします。
つまり、どちらかが絶対的に正しいというスタンスに立つようになるんです。
こうなると、より厳しい方、きっちりしている方、神経質な方の基準になりやすいんですね。
たとえば、これくらいは大丈夫と思っていたとしても、
それって汚いと断言されてしまったら、それ以外にはありえなくなります。
「正論」を言っている側は、正しいことをしていると思ってます。
どれだけ相手を傷つけたかを知りません。
どれだけ相手を追い込んでしまったかも知りません。
どれだけ相手の今まで生きてきた過去を否定したかも知りません。
ただ、自分と同じ価値観、同じ歩調で歩いていってほしいという思いだけです。
間違っても自分が完璧を求めているとは思ってないんです。
そして「正論」を言われた側としては、
相手に合わすか、逃げ出すしか選択肢はありません。
そこには無言で自分の方が悪いと思い込まされます。
まじめできちっとしていて、非の打ちどころがないいい人は、
それはそれで十分素晴らしいことだと思います。
しかし、知らず知らずのうちに人を追い込んでいるかもしれないことに、
気を付けていてください。
夫婦って一生懸命すぎるとよくないと思うんです。
ハンドルに遊びの部分があるように、
人にも遊びの部分やダークな部分、ブラックな部分、いい加減な部分がないと、
窮屈になって、酸素が薄くなって、アップアップしちゃいます。
感じ方の違う二人が一緒に生活していくのは、本当はとっても大変なことです。
自分だけが我慢していると思いだすと、そりゃ辛くなります。
でもこれ、「正論」を言ってる方も、言われてる方も
実は自分だけが我慢していると思ってるんです。
だから余計に心の距離が離れていく。
折り合いをつけていく努力をお互いがしていかないと、
相手に対して我慢してもらってありがとうっていう気持ちが起こらないんですね。
「正論」を言いたがる人ってわりと自分が変わることが苦手な人が多いと思います。
今の自分の居心地のいいところ以外は行こうとしない。
だからちょっと冒険してもらいたいものです。
まあ案外これくらいも大丈夫かもなってくれればと思いますけどね。
ただこういうときって、正論じゃない方がうぉ~~って反乱起こして、
もし相手が逃げ腰になったら、逃げんなコラ~って追いかけて、
本音の話し合いに突入したときに可能になる場合が多い気がします。
本音の話し合いですよ。攻撃、罵り合いではないのでご注意を。
「あなたはいつもそうよね。」なんてけしかけてはいけません。
あくまで私はこう思う、こうしたいという主張です。
そして、どんなに腹が立っても相手の話を最後まで聞くことは必要です。
あからさまに話を遮ったり、呆れた表情になったり、重~いため息はだめですよ。
話し合いです。主張しあいではありません。
いい着地点を二人が納得して見出していく作業って、
本当にけっこう大変なんですが、
こういう作業を経験しているかどうかで、
夫婦のお互いの信頼感が変わってくるし、相手を理解していくのだと思います。
どちらかが合わせていくだけ、我慢していくだけ、
とりあえず波風立たないように。
そうやってとりあえずはいいかもしれませんが、
死ぬまでそれをやり切るのは、あまりにも辛くないですか。
夫婦問題がむつかしいのは、一人が頑張ってもだめなことが多くて、
頑張って頑張って最後に疲れ果てちゃうんですよね。
かといって、相手を操作することもできないから机上の空論になりやすい。
ただ、夫婦ってちょっとしたことで関係がうまくいくタイミングも不思議にあります。
だから、疲れ果てて爆発して究極の選択をしてしまう前に、
悩みを吐き出してほしいと思っています。
どうしていったらいいか、一緒に考えたいと思っています。
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