なぜこんなにも人にイラッとするのか

【自分流の生き方で幸せを掴むカウンセリング】

こんにちは、上土井好子です。

（詳しいプロフィールはこちらです。）

人に対してイライラするときって、

知らず知らずの間に

人への期待値を高めてしまっているときです。

「普通、こうするはずだろっ？」

「こうするのが常識でしょっ」

「こうしてやったんだから、気持ちを態度で示せ！」

とどことなく思っていて、

そこから外れると、途端にイライラする。

こういう人って、

わりとそれなりに自分はやってるから、

人にも自分と同じものを要求しがちです。

そして、思った通りの結果にならないと、

どこか自分をないがしろにされたような、

自分だけ損をしているような気分になります。

実はこれって、誰にでもあることです。

言い換えれば、

こちらからしたら、なんだこいつと思う相手でも、

向こうは向こうで、なんだこいつって人がいる。

人ってどこまでいっても、

自分の中のものさしが基準なんですね。

でも、どうしても思い通りにさせようとしたり、

相手の至らない行動を反省させようとすると、

どうしても不協和音が生じます。

やっていることが正当かどうかは関係なく、

これはひとつのコントロール欲求です。

この欲求って、根っこのところは、

相手の行動ではなく、

心をコントロールしたがってるんですね。

しかし、人って心をコントロールされることに、

とてもとても敏感になります。

極端に言うと、自分の生き方が出来なくなって、

自分という人間が死んでしまうから。

人は自分の心の自由を

誰からも侵されるものではありません。

だから、危険と察知してしまうんですね。

みなさん、経験はありませんか？

確かに正しいことを言われてるけど、

なぜかあの人に言われたら

素直にきけないってこと。

さらには、どこか天邪鬼が出てきて、

絶対に反対の事をしてやる～なんてことも。

でもね、コントロール欲求が強い人は、

せっかちな人が多いんですよ。

早く気づいてほしい、

早くわかってほしい、

早く成長してほしい、

別に悪意があって

コントロールしたいわけじゃないんです。

だけど、ちょっとだけ、

相手にも時間を与えてあげてください。

あなたが相手に何かを言うことの、

あなたが投げたボールが

いけないのではなく、

それを受け取って、

相手が何を思って、

どう行動するかは、

もうすでに相手のボールになっています。

あなたが出来るのは、

ボールを投げるかどうか、

いつボールを投げるか、

どんなボールを投げるかだけなんです。

イライラしないためにも、

人への期待値をちょっとだけ下げましょう。

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【上土井好子の著書】

この本を読んだ方が、人ってこんなことで悩んでるのかと思うところもあったし、
これ私のことを書いたのかと思うところもあったとおっしゃっていました。
いろんな人の心の中を見ることで、自分が俯瞰できると思います。
読むだけで心が軽くなり、悩んだときに自分で解決できる力がつきます。
日常よくある事例を通して、具体的にわかりやすく自分との向き合い方をお伝えしています。