カウンセリングサービス池尾千里です。

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こどもが生まれ、
年中無休で奮闘する
子育て中のみなさんへ

日常に使える心理学を盛り込みつつ、
『子育て応援ブログ~ほのぼの~』
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本日もおつきあいいただけたらと思います。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

おねがい 照れ ニコニコ

 

 

パパより先に、ママになる女性たち

 

妊娠すると、まずは、女性に変化がおとずれますよね。

意識よりも先に、身体にさまざまな症状が起こったりします。

 

しかもそれは、妊娠したら、めっちゃ体調がいい!とかではなく、つわりで、気持ちわるかったり、貧血気味になってみたり、どっちかといえば、具合わるいものなんですよね。

 

だけど、仕事持ってたりすると、その体調のまま、これまで通りのことしようとしますから、結構大変なのです。

今でこそ、マタニティマーク(キーホルダーみたいなバッグにつけるもの)があって、お腹が大きくない時期にも、妊婦さんなんだなってわかるようになりましたが、健康ではあるのだけど、具合わるい状態って、自分自身がどう対応していいかわからないことも多いものです。

 

寝込むほどでもないし、かといって、普通に動くの大変・・みたいな。

そうすると、そんな地味に辛い妊娠初期に、女性たちはこう思うんです。

 

「でも、赤ちゃんがいるんだわ」

「命が、このお腹に入ってるんだ」

 

って、体調は辛いけど、赤ちゃんがいる喜びをたくさん感じます。第一子の時は、わからないことも多いですから、不安にもなりますが、赤ちゃんが心の支え、力になるんですよね。

 

こうして、赤ちゃんを意識することで、母親になるっていうことをゆっくりと受け入れていくプロセスがあります。子どもを守ることや、育む喜びを身を以て体感していくんですね。

 

妊娠する側である女性は、こんなふうに、男性より先に、親(ママ)になっていくように思います。

 

 

後天的に、パパになる男性たち

 

では、男性は、どんなプロセスで親(パパ)になっていくんでしょうか。

男性でも、奥さんの妊娠を自分のことのように寄り添える方もいらっしゃいますが、多くの場合は、赤ちゃんが生まれて、泣き声を聞いて、抱っこしてやっと、

 

「俺、パパになったんだな」

 

という感覚なのではないでしょうか。

そして、さらに、子どもとの関係を構築するという意味では、赤ちゃんが生まれてからもまた、ママが先に、赤ちゃんと仲良くなっていきます。

 

ほとんどのパパは、最初は、赤ちゃんにさんざん「ママがいい!」って泣かれて、なかなか赤ちゃんと仲良くなれないものです。別に、赤ちゃんがパパをキライなのではなくて、パパも、赤ちゃんもお互いに知り合って間もないからなだけなんですよね。

 

パパというのは、小さな赤ちゃんを、どうやって扱ったらいいのかわからなかったり、あんまり泣かれて、お手上げになってしまったり、ママに、オムツ替えや抱っこのダメ出しをされたりしてるうちに、パパと赤ちゃんが、お近づきになる機会が減るようなことがあるかもしれません。

 

すると、パパになっていくプロセスも、ぐっとゆっくりになります。

人によっては、子どもと会話ができたり、意思疎通ができるようになってきてやっと、子どもとパパの関係というのが育ってくることもあります。

 

 

子育ての責任を負いやすいママ

 

子育ては、産む側の女性に責任があるような気持ちになりやすいものです。

 

私たちの両親の様子を思い出してみると、お父さんは、仕事で不在、お母さんが、子育ても家のことも全部やっていた、というご家庭が多いのではないでしょうか。

 

すると、私たちの中に、教えられたわけでもないのに、子育ては女性(ママ)といった感覚があるようなんですね。ですから、ほうっておくとつい、私(ママ)が、やらないと!私(ママ)の責任だわ!なんて、オートマチックに思ってしまうようです。

 

でも、ほんとは、「責任は、半分ずつ」。

パパとママの間に授かったお子さんのことは、パパとママに半分ずつの責任があるんです。

 

そのことを、いつも思い出すようにされるといいと思います。

 

そして、子育て、家事というのは、とてもハードなものです。

やってもやってもやることがある、そんな感じではないでしょうか。報酬もないし、ブラック企業以上・・。

 

そんな過酷な業務なのですから、ひとりで全部やろうとか、できない私は頑張りが足らないなどとは、思わないようにしましょう。

 

時代は変わりました。

今は、例えば、ご実家に頼れない場合でも、行政でいろんなサービスがあったり、相談できる場所があったり、なによりお隣にいるパパもアテにしてみましょう。仕事が忙しくて不在であっても、彼にできるサポートの形が必ずあります。

 

とにかく、頼れるものはなんでも使って、子どもが小さくて大変な時期を乗り切ってくださいね。

 

 

余裕がない!疲れた!に気づけるように

 

ママ業は、ハードワークと同じなので、忙しくて心の余裕がなくなりやすいものです。イライラしちゃって、つい子どもに怒ってしまったり、夫にも優しくできなくなったり、気持ちが落ち着く時がないなんてことになっていたら、是非、気がつけるようになっておくといいと思います。

 

「余裕がなくなってるな」

「疲れがたまってきたな」

 

ご自身の状態に気がつけるようになると、それを責めるとか、さらに頑張るとかではなくて、解消するための工夫をすることができます。

 

パパに子どもを、ちょっと預けて、数時間お出かけしたりして、自分の時間を作るのは、とってもいいです。ちょっとでいいので、子どもや家庭から、物理的に離れてみるんです。

 

いつもとっても近くにいて、密着してるんですよね。

ですから、離れる時間をわざわざ作ることで、ほっとゆるむことができたり、子どもが可愛く見えるようになったり、夫のことも見直せたりといいことがいっぱいですよ。

 

 

子どもの評価はこう考える

 

子どもが誰かにほめられたら、嬉しいものですよね。自分のことのように、喜べるものです。では、子どもがテストで、よろしくない点を取って帰ってきたらどうでしょう。

 

つい、私の育て方のせい?遺伝子のせい?怒ったせい?などなど、いくらでもママのせいにできそうなことが浮かぶものですよね。

 

ママとはつい、そうやって思うものですが、それは、子どもとの距離が近く、私の責任って思いやすいから。ひとりで背負わないように気をつけておきましょう。

 

これを知っているのと、知らないのでは、全然ちがいますから、是非覚えておいてくださいね。

 

子どもがほめられたら、私のおかげだと思い、そうでないことは、パパと半分だと思えばよいんですよ。

 

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

 

 

池尾千里

 

 

次週3/19(金)🌸は、小川のりこカウンセラーーがお送りします。

どうぞ、お楽しみに。

 

 

 


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