カウンセリングサービスの池尾千里です。
いつもありがとうございます。
こどもが生まれ、
年中無休で奮闘する
子育て中のみなさんへ
日常に使える心理学を盛り込みつつ、
『子育て応援ブログ～ほのぼの～』
書かせていただいております。
本日もおつきあいいただけたらと思います。
どうぞよろしくお願いします。
先日、子どもが通る道のひとつ、「しま○ろうくん」のトイレトレーニンググッズをひとつ、処分しました。
トイレの中に置いておいて、子どもがおトイレする時、歌ってくれたり、終わったら、めっちゃくっちゃ褒めてくれるものなんです。（もちろん決まった文句なのですけれど）
うちの子たちも、使っていたし、友人知人の子どもたちも、遊びに来るとスイッチを押して、歌を歌ってもらったり、褒めてもらったりしていました。
やがて、友人知人の中にも、トイレトレーニングするような小さな子がいなくなってしまい、我が家のしま○ろうくんは、もう何年も歌っていなかったのですが、そのままそこに置いてあったんですね。
ある日、トイレ掃除していたら、しま○ろうくんを落としてしまって、留め具が取れて、うまく固定できなくなってしまったんです。
「しまった！」と思いましたが、そもそも、もうこれ、要らないのでは？？と、しま○ろうくんをみつめていると、いろいろな思い出が走馬灯のように浮かんできました。
「トイレ、こわーい（泣）」
って、泣くから、おトイレにいろんな可愛いシールを貼ってみたりしたのに、全然トイレ行かないから、ただ、楽しげなトイレになっただけだったこと。
ぬれると不快感増し増しの、トイレトレーニング用の紙オムツをしてるはずなのに、まったく嫌がらなくて、ぽたぽたに膨らんだオムツのまま、ニコニコあそんでいて、悩んだこと。
プリキュアの可愛い（息子の時は、かっこいいライダーの）パンツを買ってあげたら、とっても喜んで、おしっこを教えてくれたこと。
それでも、失敗をたくさんして、パンツが足りなくなって、何度も買い足していたら、ものすごいパンツの量になってしまったこと。
娘も息子も、トイレトレーニングに躍起になっていた私の時は、全然うまくいかなかったのに、ばーばんちにお泊りにいっている間に、すっかり上手になって、なんだか悔しかったこと。
ちゃっちゃら、ちゃっちゃら、ちゃっちゃっちゃっちゃー♪
軽快なメロディとしま○ろうくんが「すごいね！」って褒めてくれるのを聞きながら、がんばっていたあの頃の私が、思い出されて、胸がジーンとしました。
子どもたちは、１５歳と１２歳になりました。
しま○じろうくん、壊れもせず、ずいぶん長持ちしました。
初めて、留め具が割れて、壊れてしまいました。
私は、子どもの使っていたグッズで、なかなか捨てられないものがあって、いつまでも取っておいたりしているのですが、それも、こんなふうにタイミングが来て、処分することになります。
もうバイバイでいいかなって、思いました。
あの頃の私には、「よくがんばったね」って、ちょっと泣きたいような気持ちになりましたよ。
＊
子育てって、長いものだけど、今の私だって、子どもは大きくなってきましたが、子育て中です。でも、やっぱり小さい頃の子育ては、大変です。自分のいたらなさも感じてしまうし、わからないことも多い。だから、とってもがんばった時期なんですよね。
悔やまれることもあるし、反省点も出てきます。
でも、今こうして、あの頃を思い出すと、小さな子どもを相手に、奮闘している姿が浮かびます。
今できるのは、あの頃の自分を褒めてあげること、承認してあげることかなと思います。
奮闘中のみなさんも、とってもがんばってらっしゃると思います。
でも、何年か先、振り返ってみると、涙が出そうなくらい、愛しい時間になっていることを実感されることと思います。
そのくらい、大切な時間にいらっしゃるんですよね。
今は、大変だけど、応援しています。
それから、トイレトレーニングは、私のように躍起になっている時は、子どもも嫌がって、うまくいきませんでした。そのうち取れるさーって、あの頃、思えていたらと思いますが、焦ってうまくいかない時は、この魔法の言葉をどうぞ。
「そのうち取れるさー」
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」
って深呼吸してみてくださいね。
うちのように、ばーばののんびりおっとりトイレお誘い＆ほめほめ作戦が、うまくいくこともありますし、使えるものはなんでも使って、ぼちぼちやってくださいね。だいじょうぶですよ。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
池尾千里
次週２／５（金）🎄は、小川のりこカウンセラーーがお送りします。
どうぞ、お楽しみに。
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