カウンセリングサービス池尾千里です。

いつもありがとうございます。

 

こどもが生まれ、
年中無休で奮闘する
子育て中のみなさんへ

日常に使える心理学を盛り込みつつ、
『子育て応援ブログ~ほのぼの~』
書かせていただいております。

 

本日もおつきあいいただけたらと思います。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

おねがい 照れ ニコニコ

 

 

母親は、子どもを産みます。

すると、母親という自分と、子どもという別の人間を分けて考えるのが、困難になりやすいんです。

そして、もともと肉体的にくっついていたので、当然、心理的にもくっつきやすいのですね。

 

今日は、そんな母と子のくっつきやすい距離について、母親側から考えてみたいと思います。

 

 

■ 鏡に映った子どもを抱く私

 

 

子どもがまだ赤ちゃんの頃、夜中に何度も起きて、泣くのをあやしながら、部屋をうろうろと歩いていた時、ふと赤ちゃんを抱いている自分が、鏡に映っているのが見えたんですね。

 

その時、はっとしました。

 

「赤ちゃん、なんて小さい・・」

 

24時間体制で、赤ちゃんと過ごしていた、その頃、赤ちゃんが泣いたり、ミルクを飲んだり、オムツを汚したり、寝たり、寝なかったりすることに振り回されていました。

 

すると、赤ちゃんはこんなに小さいのに、存在としては巨大なものになっていて、大人の私をぐるぐると振り回しているように感じていました。

 

そう!ちょっとしたモンスターみたいに、感じていたのです。

 

でも、その時、鏡に映っていたのは、私の腕の中の、小さな小さな赤ちゃんでした。

 

こんなこともありました。

 

子どもが2歳になった頃、幼児教室に通わせていたんです。

週に3日。

 

その頃もまた、私は、2歳児に振り回されていたのがわかることがありました。

 

近所の幼児教室は、今も、同じ場所にあって、通りかかるとあの頃の我が子と同じくらいの子どもたちが、黄色い帽子をかぶって、リュックを背負って歩いているのを見かけます。

 

その時も、びっくりしてしまうんです。

 

「なんて小さいんだろう、2歳児って。」

 

あの頃は、ほんとに巨大なモンスターのように感じていたんです。

 

特に息子は、教室に入るのをいやがったり、おやつを食べるのを我慢できなかったり、恥ずかしくてお返事ができなかったりと、ヒヤヒヤすることも多くて、私は、これまた振り回されていたのですね。

 

でも、あの頃の子ども、あんなに小さかったんだって、思ったのです。

 

 

■ どアップで見て、影響を受けている

 

 

私たち母親は、すごく近くで、子どもを見ています。

言い換えると、画面いっぱいのアップで見ているような感じでしょうか。

 

だから、大きい。すごく巨大なモンスターに見えちゃう。

 

だんだん大きくなってくると、子ども自身にも、自我が芽生え、理屈もわかり、対等なコミュニケーションが取れるようになってきます。

 

それでも、心理的にくっついている部分はあるのですが、思春期の反抗期なんかに差し掛かると、子どもの方が距離を取ってきますから、境界線を意識させられたりします。

 

「おかあさん、入ってこないで!」

 

ってやられるので、赤ちゃんの時のようにべったりくっついているのではなく、適正な距離を置かざるを得ない状況が増えてきて、やがて、大人同士の付き合い方へ移行していくきっかけになるんですね。

 

もちろん、もともとくっついている母子ですから、この適正な距離間に落ち着くまでには、試行錯誤があるのですけれど。みなさんと、お母さんの関係の中にも、それは多かれ少なかれあったことでしょう。

 

 

■ くっついているから、少し離れて見てみよう

 

 

今、小さな子どもさんと、ふたりで過ごす、子育て中のママたち。

いっぱいいっぱいになってしまうことありますよね。

 

子どもが小さいほど、「いのちを守る」度合いが高くなりますから、神経も使います。

第一子だったら、さらにやり方も、加減も手探りですから、本当に大変。

 

でも、赤ちゃんは、小さいんです。

1歳も、2歳も、3歳も、まだまだ小さいんです。

 

あなたにものすごく影響を与えていて、ママは振り回されちゃうけど、子どもは小さく、未熟で、できることもまだ少ない幼い子なんですよね。

 

母親は、そんな子どもを、どアップで見て、すごくくっついた状態で関わっているのです。息がつまるような、余裕のなさは、この状態が四六時中続いてしまうせいだともいえるでしょう。

 

でも、この時期にちゃんとくっついて、愛情をたっぷりもらっておくことで、だんだんと離れていくことができるのも事実で、くっつくことがいけないということではありません。

 

ただ、くっついていることで、余裕がなくなってしまう時には、少し離れる時間を作ることです。

 

鏡を見て「ああ、子どもって、こんなに小さい」と感じられたのも、自分と子どもを客観的に見たからです。たまには、子どもとご自身が少し離れてみる、例えば、数時間、子どもを預けてみる。パパや、おばあちゃんやおじいちゃんに子守りしてもらうのもいいでしょう。

 

一人の時間を持って、リフレッシュできるという意味もありますし、子どもを客観的に見れる機会でもあると思います。いつもどアップの我が子を、ちゃんと距離を置いて見られるということです。

 

子どもの小ささや、可愛らしさが、感じられるようになるでしょう。

 

夏休みで、子どもとの距離が密着していたおかあさんたち、本当におつかれさまでした。

「あぁ、やっと学校が始まる~」と本音が聞こえそうですが、これこそ、どアップで子どもを見ていた、そして、より近くで一生懸命関わられたという証拠だと思います。

 

新学期が、また有意義なものになりますように。

 

 

お役に立てればうれしいです。

 

 

池尾千里

 

 

次週9/6(金)は、三枝みきカウンセラーがお送りします。

どうぞ、お楽しみに。

 

 

 

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