カウンセリングサービス池尾千里と申します。
名古屋地区でカウンセラーをしております。

こどもが生まれ、
年中無休で奮闘する
子育て中のみなさんへ

日常に使える心理学を盛り込みつつ、
『子育て応援ブログ~ほのぼの~』
書かせていただいております。

よろしくお願いします。

 

 

おねがい 照れ ニコニコ

 

 

子どもの世界は、いったいどんなふうに見えているんでしょうか。

私たちは、100%全員、赤ちゃんだったし、子ども時代があったのですが、忘れてしまうものですよね。

 

あの頃、世界がどんなふうに見えていたか、何を感じていたか。

思い出すのは、むずかしい時もあります。

 

でも、今日はちょっと、あの頃のことを考えてみたいと思います。

 

 

生まれたばかりの赤ちゃんの時代

 

 

ママから生まれた赤ちゃんは、ママと一緒にいることが多いものです。

 

ミルクを飲ませてもらい、オムツを替えてもらい、清潔で気持ちのいい服を着せてもらい、お風呂に入れてもらい、柔らかくてあたたかいお布団に寝かせてもらう。

泣けば抱いてあやしてもらうこともできます。

 

多くはママが、請け負っているものが多いかもしれませんね。

この時期は、パパさん、なかなか出番がなくて・・とお嘆きの方もみえるでしょう。

 

赤ちゃんにとっては、世界はママでできているような感覚の時期と言えるのではないでしょうか。

ぴったりとママとくっついている、特殊な期間とも言えますね。

 

この頃、産後のホルモンバランスが崩れるせいか、初めての育児に、わからないことだらけで、不安で、つい悪い方にばかり考えが寄り、やけに涙もろくなったり、落ち込みやすくなったりすることも少なくありません。

 

赤ちゃんが寝なくて、寝不足でふらふらして、しんどいなと感じていた時期でもあるでしょう。

 

ところが、後から振り返ると、あんなに赤ちゃんと密着していた甘美な時間は、貴重だったと思うほどで、私自身、この時代のことを、当時は苦しかったにもかかわらず、今は「蜜月」と呼んでいます(勝手に)。

 

 

幼児期の子ども時代

 

 

生まれたばかりの頃は、小さくてふにゃふにゃの赤ちゃんを抱くのが、おっかなびっくりというパパも多いのではないでしょうか。

 

でもやがて、首がすわり、赤ちゃんも体重が増えてくるとしっかりしてきます。

多少、抱っこに自信がなくても、大丈夫になるのと、あやすと笑うようになったり、いろんな表情をするようになるのもパパとの距離が近くなるきっかけになるかと思います。

 

パパがお風呂に入れたり、ちょっとなら、パパとお留守番できたりするようにもなります。

歩くようになれば、公園に連れて行ってくれるパパの人気は急上昇します。

 

すぐ帰ろうとするママとは違い(ママは、家でやることいっぱいあるんですよね)、パパは、子どもの遊びに長く付き合えたり、遠出してくれたり、ちょっとアクロバティックな遊びをしてくれたりします。

そんなパパが子どもは大好きです。

 

仕事でいつも一緒にいないせいで、新鮮な感じがあるのも、子どもには魅力なのかもしれませんね。

 

以前は、おっぱい付きのママが圧勝だったにもかかわらず、パパがママを追い越す勢いになるのも、ここからだったりします。

 

 

子どもの世界は、とても小さい

 

 

子どもは、ママと自分という関係性の世界から、だんだんママとパパと自分という世界になります。

もし、おじいちゃんやおばあちゃんが同居していれば、子どもの世界は、もう少し広くなりますよね。

 

子どもにとっては、このおうちが全世界なのですね。

 

この世界が、どんなものであったとしても、ひとつ言えることは、子どもにできることは、多くないということです。

子どもたちにとっての住む世界というのは、大人の私たちにいろんな選択権が与えられていることと比較すると、本当に何も選ぶことができないのです。

 

小さい頃は、「イヤだ」と発言することもできないでしょう。

 

子どもの世界は、とても狭く小さいものなのです。

でも、子どもにとっては、広くて大きな世界であることに変わりはないのですね。

 

だからこそ、しあわせで、あたたかい世界にしてあげられるといいですよね。

 

 

大人は選択できる

 

 

先ほども申し上げたように、大人は、いろんなことができます。

そのひとつが、「選択」です。たくさんの中から選ぶことができます。

 

何を食べようか。何を着ようか。

何を勉強しようか。何を歌おうか。

 

どこで働こうか。

どこへ旅行しようか。

どこに住もうか。

どんな景色を観ようか。

 

などなど。

 

いろんな事情で、叶わないこともあるかもしれませんが、それさえも、次の選択をしていくプロセスといえるでしょう。

 

何も選択することができない子どもの全世界は、ママとパパでできているとしたら、ふたりがどんなふうだと、こどもはハッピーでしょうか。

 

そして、ママとパパが、どんなふうに子どもに接すると良さそうでしょうか。

 

これは、言い換えると、ママとパパが、ハッピーであることが、子どもをもれなくハッピーにします。

居心地の良い場所ほど、子どもはのびのびと、楽しくしあわせに過ごせるのですね。

 

子どものために、自分のために、自分をハッピーにしておく工夫は、忘れてはならないようです。

 

 

子どもも、自分も大切にあつかう

 

 

私たちは、他人には、いつも優しいのです。

言葉使いにも気をつけ、失礼のないように礼儀正しいものです。

 

それは、距離が遠いから、お互いに理解しにくいものであるため、慎重になる必要があるともいえます。

でも、だんだん近い間柄になると、相手に安心している分、気を使う必要がなくなっていきます。

 

家族

パートナー

子ども

自分

 

どんどん、自分との距離が近づきます。

どんどん、手厳しい扱いになっていないでしょうか。

 

私たちは、自分に一番厳しいのですね。

放っておくと、褒めることは一切せず、批判したり、反省させたり、ハードワークを強いたりと、本当にひどい扱いを、ついしていたりするのです。

 

そんなふうに、ママやパパが、自分のことをあつかっていたら、それを見た子どもたちは、どんな気持ちになるでしょう。

そしてもし、そんなふうに自分を扱っているあなた自身が、子どもに対しては、優しくしてあげようとすることが、簡単なことではないのは、想像に難くないでしょう。

 

子どもをハッピーにしよう。

子どもに優しくしよう。

 

そう思ったら、まずは、ご自身にもその優しさを向けてあげることが、不可欠なんですね。

子どもたちにとっての世界を、良いものにするには、本当に不可欠なものなのです。

 

 

いつも、子育ておつかれさまです。

お役に立てれば嬉しいです。

 

 

池尾千里

 

 

次週10/5(金)は、三枝みきカウンセラーがお送りします。

どうぞ、お楽しみに。

 

 

 

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