善意や感謝の押し付け2~モラハラ | 相談実績5000件 DVモラハラ虐待 家族問題専門カウンセラー/行政書士

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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‐‐

 

 

 

 

*お昼の記事の続きです

 

 

午前の記事では

ご相談事例の中で多い訴えを

いくつかまとめてお伝えしましたが、

 

 

モラハラ夫は、

 

自分がしてあげた事に対して

 

 

「自分が期待した通りに

相手が感謝し自分を称える」

 

ことを要求し、

 

往々にしてその

「相手に求める感謝」

は過剰であることが殆どです。

 

 

ご相談の場面では本当に、

 

「どこかに教科書でもあるの?」

 

「なんでみんなこんなに、

判で押したように同じ事言うんだろう」

 

というケースが満載です。

 

 

 

 

結局、

 

「あなたの為だ」

 

と表面的には言っていても、

その奥底には

 

「感謝されたい自分の欲求を

満たす為の好意(行為)」

 

であるのだと思います。

 

 

また、

 

お昼の記事で3つめに例示した

事例の様に、

 

「お前はいいよな」

 

「みんなお前の暮らしが羨ましいって

言ってるぞ」

 

「お前は恵まれてるよ」

 

などとしつこく言うケースは、

 

「その暮らしをさせてやっている俺に

もっと感謝しろ」

 

の他にも、

 

「お前の暮らしは全て俺のおかげだ」

 

という、

妻の現状に与えている影響を

肥大化させている感じがして、

 

不健康に感じます。

 

 

臨床上も

こういうことを言うモラ夫が

妻に対し

 

「お前は一人では何もできない」

 

「お前、誰のおかげで生活できていると

思っているんだ」

 

「何もできない女が!」

 

等と言い出す傾向が強いと感じており、

 

やはりそこには妻の人生に対し

”肥大化した自負心”が存在し、

 

その大きな自負心を

妻にも疑いなく受け入れる様に

半ば強要している、

 

そんな状況が垣間見えます。

 

 

善意とはそもそも、

 

「自分がしたいことをしてやる」

というのとは異なるはずで、

 

まずは相手の要望や必要に応じて

行われる言動と思います。

 

 

相手の要望や必要を無視して

自分がしたいことを押し付けて、

 

その上なおかつ

感謝することまで押し付けてくるのは、

 

真の意味での善意とは言えないでしょう。

 

 

 

本当に妻の為にしているのであれば、

 

「ケーキは明日頂くね」

 

が受け入れられるはずです。

 

 

「今日はお腹いっぱいで

チャーハンは食べられない」

 

に対して、

 

「じゃあ冷蔵庫に入れておくから

明日にでも食べよう」

 

と出来るはずです。

 

 

中にはこういう時、

妻や子どもが食べるまで

 

「食べないのか?食べないのか?」

 

としつこく勧めるケースも

ありますが、

 

本当に相手の為に用意したものであれば、

 

いつ食べるかについては

相手のペースを尊重できるはず。

 

 

結局、

 

「今すぐ喜んでケーキ(チャーハン)を

食べて、

期待した通りに大いに喜んで感謝して、

俺の承認欲求を満たして欲しい」

 

が本心なのだと推察します。

 

 

妻への繰り返されるダメ出しに

関するご相談をお聴きしている時も、

 

上から目線で

他者にあれこれと意見している時、

 

「脳内報酬系がビンビンに働いて

気分良くなっているんだろうな」

 

と感じることが多いです。

 

 

ケーキやチャーハンのケースも

ダメ出しのケースも、

 

そこに相手の事情や状況は

一切組み込まれていなくて、

 

モラ夫がしたいこと、言いたいことが

相手の期待や事情に関係なく

モラ夫のタイミングや気分で

なされているだけなのですよね。

 

 

 

感謝を求めること自体は

人間であれば一定程度、誰しもが

持っている欲求だと思います。

 

 

しかしそれが強くなりすぎて

相手にそれを”強要”するように

なったり、

 

「お前の為だ」と

誤魔化して自分の承認欲求を

満たす為に他者を利用する、

 

相手が思い通りの反応をせず

期待通りの感謝の表現がなされないと

相手に怒りをぶつけるまでになる、

 

こうなると、話は別です。

 

 

 

そもそも

 

「あなたの為よ」

「お前の為だ」

「せっかくしてやったのに」

 

と言いながら近づいてくる人には

要注意、

という事もありますが、

 

感謝や善意の押し付けは

疲れてしまいますよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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