縁~自殺予防週間に寄せて | 相談実績5000件 DVモラハラ虐待 家族問題専門カウンセラー/行政書士

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
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光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは、

 

本日もブログにお立ち寄り下さって

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

本日のタイトルにもしていますが、

現在は自殺予防週間です。

 

 

*この後は自殺について取り上げます。

そういう話題が重たい方、しんどい方は、

今日はここまでになさって下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年は特に小中高生の自殺者数が

過去最多となったと言う、

 

辛い現実もありました。

 

 

日本ではこの他に

3月が自殺対策強化月間になっていて、

 

2度も自殺予防の期間を設けている

現実が、

 

いかに生きにくい世の中なのだろうと

思わせられます。

 

 

 

一番の自殺予防は

社会が生きやすくなること、

 

人々の行く先への不安が

軽減させることだと思っていますが、

 

今の政治では

全く逆の事が起こっていると

感じさせられる状況が

各所から聞こえてきますね。

 

 

最近のジャニーズ事務所の件を

筆頭につくづく感じますが、

 

市井の人々の人権がしっかりと

守られる必要を感じます。

 

 

 

 

 

少し前に、

 

誰もがゲートキーパーに

(自殺を防ぐ門番、と言う意味)

なりうるとして、

 

自殺予防の「TALKの原則」を

ご紹介しました。

 

 

 

 

 

 

私自身も死を考え続けた時期が

ありました。

 

虐待の渦中にいた頃です。

 

(現在は反対に、

虐待された事に怒っているので

「生きてやる」と思っています)

 

 

若く、まだ経験も少なく

自由も無かった頃でしたから、

 

その時は苦しさで視野が狭く

なっていたのかも知れません。

 

 

けれど毎日私の心も家の安全も

大きく揺らぐ中で、

 

自分の力でコントロールできる事が

何も無い無力感。

 

 

楽になる方法が”死”しかないと

心のベクトルがそちらに一直線に

向いていたのだろうと、

 

今なら少しは冷静に振り返れます。

 

 

 

ただしその頃、

 

学校には行っていなかったけれど

アルバイトはしていた私。

 

 

なんか、私、仕事は出来たらしく(笑、

そこでは頼りにされたり、

 

親や家庭から切り離された

コミュニティに身を置く時間が

ありました。

(モラ父は私のこのコミュニティにまで

入り込もうとしていた事がありましたが)

 

 

”家が安全ではない子は

家庭から切り離された居場所を

必要とする”、

 

そう実感する私の原体験ですね。

 

 

 

「また明日ね」

 

と言葉を交わして仕事を終えたり、

 

バイト先で仲良くなった子と

遊ぶ約束をしたり。。

 

 

考えてみればそれは人々が

「日常」

と呼ぶもので、

 

何も特別なことなど無いのでしょうが、

 

こんなちょっとした雑談や

小さな約束を交わせたことが、

 

もしかしたら最終的に死の手前で

私を引き留めていたのかも知れません。

 

 

でも、正直、

今でもどうして当時の私が

最終的な死を選ばなかったのか。。

 

今も辛いことがあると

この頃の自分を思い出し考えることが

ありますが、

 

結局はよく分かりません。

 

 

 

 

 

急に話が変わりますが、

 

私は個人的感覚として、自然が好きです。

 

 

福岡、特に糸島は美しい海に囲まれ、

高層ビルに切り取られない空を見る事が

できます。

 

 

海、山、空、宇宙。。

 

大自然の大きな規模で考える時間は、

 

私の悩みを小さく感じさせてくれます。

 

 

 

瞬間的なものかも知れないけれど、

 

「宇宙規模で考えたら私の悩みなど

大した事無い」

 

そう思えるその時だけは、

ホッと出来るのです。

 

 

そして、そんな大きな規模、

大きな時間軸で考えた時、

 

思うことがあるんです。

 

 

 

何年、何十年、何百年、何千年何万年。。

そう続いて来た地球の歴史の中で、

(なお地球史は約46億年と言われています)

 

 

今私が出会っている人たち、

 

言葉を交わしている人たち、

 

ネットを通じて繋がった人たち、

 

こういう人たちとは、

 

たまたま、偶然、縁あって、

同じ時代に生まれて生きて

関りが持てているんだ、と。

 

それってすごいことだな、と、

普通に思うんですよね。

 

こんな不思議な、

そして縁を感じる事って無いな、と。

 

(そんな風に思う私って変なのかな)

 

 


別に自殺予防のゲートキーパー

とか言わなくてももっと普通に、

 

そんな縁あって同じ時代に生まれ

たまたま同じ地域に暮らしている人たち、

 

一緒に働いている人たち、

一緒に学んでいる人たち、

 

一緒に生きている人たちに対して、

 

あなたがちょっと交わした会話が

相手の心をホッとさせているかも知れない。

 

 

あなたがひとこと挨拶したことで、

相手は一瞬心を温める事が

出来たかも知れない。

 

 

あなたが声をかけた相手は

もしかしたら今

とても辛い状況にいた可能性もあって、

でもあなたが声をかけたことで

「気にかけてもらった」

と思えたかも知れない。

 

 

 

ちょっとした声掛けや

繋がりの連続が、

 

その人の孤独を和らげるかも

知れません。

 

 

自分が望んで一人の時間を持つのは

良いですが、

 

望まない孤独は辛いものです。

 

 

 

あなたが相手の苦しみを

解決できなくてもいいんです。

 

誰しもが、

きっと不安をゼロにすることも

できません。

 

 

でも、辛い時、

ただちょっと話を聞くだけ、

声をかけるだけ、

 

それだけでもだいぶ違うのかも知れない。

 

TALKの原則にも重なりますが、

 

まずは

「気にかけていますよ」

「話を聞きますよ」

と言うメッセージを発信し続けることの

大切さ。

 

 

こんな時代だからこそなおさら、

そういうことを共有したいです。