〇電話・オンラインカウンセリング(全国対応)、事務所での面談カウンセリング
*どちらも初回は30分無料
住所:福岡市西区内浜2‐2‐16(地下鉄空港線/JR筑肥線姪浜駅徒歩7分)
【問い合わせは電話又はメールで】
メール:info@yotsuba-houmu.com
電話:092‐338‐8003
*当事務所のご相談カウンセリングは事前予約制です(土日祝日もご予約可能です)
*メール相談は行っておりません
【メニュー】
心理士業務:心理カウンセリング全般 DVモラハラ経験後の自己回復カウンセリング 自尊感情回復のための認知修正 DVモラハラを経験したお子さんのカウンセリング/親子カウンセリングなど
行政書士業務:離婚協議書作成 公正証書作成 離婚や別居の申し入れ書作成 養育費請求など各種内容証明作成*離婚法務においては弁護士と連携する事があります
・事務所の特質上、記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)
・当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい
・記事及び写真の無断転載コピー流用等は固くお断りいたします
・記事の内容はあくまで執筆当時の情報、考えや経験に基づくものであることをご了承ください
・ご紹介している事例はプライバシーに配慮し過去の複数の相談事例を再構成したものです
---
【9月東京出張相談 予約受付中】
日程:9月18日(月/祝)~9月27日
予約状況や詳細は以下をご確認下さい↓
場所:築地駅、築地市場駅、勝どき駅
徒歩圏内です(面談場所の詳細は
ご予約頂いた方にのみお知らせします)
*ご予約は先着順です
お問合わせ頂いた時に先に他の予約が
入っていました場合はご容赦下さい
【ご予約方法】
まずはお問い合わせください
メール:info@yotsuba-houmu.com
電話:092-338-8003
---
みなさまこんにちは、
本日もブログにお越し下さり
どうもありがとうございます。
本当に、
あっという間に8月も終わりですね。
(ぜんぜん涼しくなりませんが)
福岡県内の公立小中学校は
すでに新学期を迎えていますが、
明日から9月で、
全国的に
新学期を迎える子どもたちも
多いでしょうね。
毎年この時期に
お伝えしている事ではありますが、
9月1日は
子どもの自殺が最も多い日、
と言われています。
子どもへの見守りが
最も必要な時期と言えて、
少し前には図書館から、
「学校がつらい子は図書館に
いらっしゃい」
と言うメッセージが今年も
送られていたのを目にしました。
ポジティブなことは共有しやすくて、
反面ネガティブなことについては、
それを打ち明ける人や場所を
選ばないと安全が保てない。
そんな難しさがあると思います。
子どもにとって辛い時に話ができる
「安全な大人」が身近にいて欲しいし、
沢山いて欲しいです。
そこで今日はみなさんと、
誰もが自殺予防のゲートキーパー
(自殺を防ぐ門番、と言う意味)
となりうることを前提に、
自殺予防の「TALKの原則」による手法を
共有したいと思います。
ーTALKの原則ー
Tell=心配していることを言葉で伝える
Ask=死にたい思いの有無を率直に尋ねる
Listen=”死にたいほど辛い”思いを傾聴する
Keep safe=安全の確保
ーーー
例えば子どもから
「学校行きたくない」
と言われたとき、
親御さんの方も戸惑うし、
”どう対応するのが正解なの!?”
と迷う事もあると思います。
実際にこういう場面では、
そのまま休ませるのが良いケースも、
少し背中を押して
登校させて良かったケースも、
両方があり「これが正解」という
唯一のものはありません。
*ただしこの時期に関しては、
より慎重な対応が必要です。
まずは子どもの話を聴くこと。
TALKの原則に則って、
「このところ元気がないなと思い
心配していたよ」
と心配していることを
言葉に出して伝えてみて下さい。
「もしかして、
”死にたいな”って思うこともある?」
と率直に聞いてみることで相手が
話しやすくなることがありますし、
自分の抱える苦しさについて
具体的に考えられるようになることも
あります。
「死にたい」と聞かされると
取り乱してしまい、つい
「バカなこと言うんじゃない!」
「そんなこと言わないで。。」
「頑張ろうよ」
等と、
否定してしまったり
変な励まし(?)を
してしまいがちかも知れませんが、
それでは話した方は、
気持ちを受け止めてもらえず
否定された様に感じてしまうかも
知れません。
「死にたい」と訴えることは、
イコール「今すぐ死ぬ」と言う事では
ありません。
「死にたいほどに苦しい、辛い」
んです。
怒ったり否定する必要は全く無くて、
むしろ、
”そんな辛い気持ちを
話してくれてありがとう”
です。
子どもの悩みを聞く中で
具体的な悩みが見えて来たなら、
例えばいじめの問題、
体のコンプレックス、
勉強の不安など、
そういったことが見えて来たなら
それらについての対応策を
一緒に考えていくことができます。
その子の抱えている悩みや
苦しみ、
「死にたい」に向かっていた目線が、
他の選択肢に目線が向き、
「死にたい」以外の方向にも
視野が広がる様
導けたら良いですよね。
言葉で言う以上に難しいことでは
ありますが、
「死にたい」に向かっていた
心のベクトルが
少しでも「生きる」方向に傾けば。。
そんな風に願いながら
いつもカウンセリングをしています。
また悩みを打ち明けられた親御さんを
はじめとして、大人のみなさんも、
一人で受け止め続ける必要は
ありません。
大人の方も、
ぜひ専門家と繋がり支えてもらって
下さい。
大人でさえ”生きにくさ”を
感じる昨今、
元気に小学生、中学生、高校生大学生。。
”普通の子ども”をやることが
いかに難しいことだろうかと、
私なりに感じているこの頃です。
去年も同じようなことを
言っている様に思いますが、
子どもたちに言いたいことは
”命よりも大事な勉強や学校や
関係性なんて無い。
とにかく、生きていて”
と言う事です。
