◆根本裕幸 -93ページ目

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

出張中は午前中をオフタイムにしていることが多い。
今日も朝から花粉が飛び交う中を泉岳寺へお参りしたり、高輪の住宅街を散歩したりして、白金まで来てしまった。
くしゃみが何度も出て、鼻水がずるずる言い始めたときには「俺にもついにこの瞬間が訪れたか」と思ったが、そのうち慣れてしまったのか落ち着いて空気を吸えるようになったのは嬉しい。
ただ、体内に花粉や粉塵がたくさん溜まっていく・・・というのは想像するだけでも怖いのだけど。
東京は来る度にぼこぼこと新しい高層ビルが立ち並び、それらを中心としたちょっとした街が新しく生まれたりしている。白金高輪駅の上にも「AERCITY(アエルシティ)」というこぎれいな街ができていてビックリした。(建物も行き交う人もきれいなのだが、し、しかし、このネーミングはあまりにベタだなあ・・・笑)でも、それでいて、通りから一歩入ると「昭和」を感じさせる古い味のある建物が並んでいて、懐かしい井戸があったり、山の手の品のいいおじいさんが路地を掃いてきれいにしてたり、ほんとうに面白いところだと思う。都会の中の井戸
何だかんだ言われながら、そして多くの問題を抱えながらも発展して、たくさんの人を惹きつける魅力を持っているのが東京なんだと思う。僕にとっては東京というのはテレビや雑誌の中にある世界で“自分が今東京にいる”って感覚にはなかなかなれないんだけど、こうした新しいものを次々生み出すエネルギーに触れると、そっか、東京にやはりとても魅力的な街なんだな、と深く納得する。外から来てる人間だから感じるものなのかもしれないし、ちょうど今景気が良くなってきて勢いが付いてきて、そのスピードが大阪などとは全然違うからそう思うのかもしれないが、自分の居場所が定まるのにこれほど時間がかかるってのもある意味すごいところだ。こういうところに住んでたら、翻弄されてしまって大変かもしれない。なお、この辺(高輪とか白金とか)はすれ違うベビーカーも高級そうなのが多くて(←これが親目線(笑))、普通にスターバックスでコーヒーを飲んでいるだけでも「うーん、ちょっと人種が違うよな」と思わされる人たちが多い。*カウンセリングを終えると急いで外に出てラーメン欲を満たす。僕は出張には必ず何冊かの本を携帯するのだが、その中にラーメンが出てくる小説があって、何か異様に食べたくなっていたのだ。ところがカウンセリングルーム最寄のラーメン屋(はらっち曰く、味もよいとのこと)はいつも閉まっていて営業時間が分からず、少し離れたところにあった台湾料理屋さんはいつの間にかビルごとなくなっているし、伊皿子坂を上り、魚籃坂を下ったところにあるラーメン屋さんに向かうことにする。営業時間が10時までとのことでギリギリセーフ。とても美味しく、しかも、辛味で大満足して帰る。何か一つ目標を達成したような充実感と共に。東京は・・・ほんとうに坂が多い・・・。でも、その坂が街の区切りの役割を果たしているようで坂のこちら側と向こう側では雰囲気がまるで違うのも驚かされる。上り下りはけっこう大変なのだが、こうやって地元を歩いて、食べ物に触れ、文化に接していくと愛着が沸いて出て明日大阪に帰るのが少し惜しく、切ないような気持ちになる。そうすると遠くには高層マンションが夜景のように見えていて美しく、一人で歩き回るのは寂しいような、もったいないような気持ちがするものだ。(この辺はよく高級住宅街らしくパトカーがよく走っていて、いつか職質されそうで不安になる。どぎまぎして変なことを答えてしまいそう。)
日々のミニコラム
今日も東京カウンセリングルームにて。
ふらふらと散歩しながら近くのパン屋さん(メゾン・カイザー)にて美味しいパンを見繕う。
あとで部屋に戻って食べたら、クロワッサンがほんとうに美味しくてそれだけで幸せな気分にさせてもらった。

食べ物ってほんとうに大切なものだ。

でも、そう思うのでなおさら慎重になってお店選びが優柔不断になってしまう(笑)
・・・で、けっきょくコンビニで済ますわけで一番あかん選択なんじゃ???と気の小ささを嘆くしかない。
*だからというわけじゃないと思うけれど、今日のカウンセリングは「怖れ」と向き合うことが多かった。人への怖れ、成功への怖れ、次のステップの怖れ。最近、よく扱うテーマの一つのような気がする。変化を望めど、それは誰にとっても怖いもので、それがワクワク感となって持ち上げてくれる場合はいいけれど、そうじゃないとそのパワーに押さえ込まれてしまう。怖れを取り除くには、誰かと繋がっていて守られている、という感覚や、その逆に誰かを守らなければ、という言わば母性のようなものが必要だと思う。よって「母は強し」となるのだ。でも、その前者、繋がっている、守られている感覚というのも行き着くところ母胎になる。小さい頃、押入れなどの暗い空間が好きだったり、狭いところにはまると妙に落ち着いたり、丸くなって毛布を抱き込んだりした経験はないだろうか?僕は子どもの頃、母が乗る車の後ろにある狭い荷物入れのようなところにはまっては喜んでいた記憶がある。窮屈で決して気持ちがいい場所ではないのに、変に安心したものだ。抱き枕が人気なのも、僕達の深層心理にある胎児の頃の安心感を思い出させるかもしれない。その場合、抱き枕はへその緒ということになる。セラピーとしてイメージワークを作っていくときも、怖れを癒す方法として、その感覚を用いる事がある。ふわっと包まれて、少し窮屈で、でも、温かい感じ。そこに入ると人はほんとうに安堵感を覚えるのかもしれない。
日々のミニコラム
今日はカウンセリングルームでほぼ引きこもりの一日。
朝から風が強くて窓枠がガタガタ言うてました。夕方からはずいぶんと冷え込んできたようで、その風や気温の低さに「今、3月ですよね?」と誰彼ともなく聞いてみたくなります。

コンビニで食料を調達しつつ食べていると、やはり塩辛くて口の中がイガイガするような感じがします。
普段、そんなに塩気を抑えたものばかりじゃないと思うのですが、外食しても油モノや塩気の多いものはやはり受け付けにくいかもしれません。

・・・昔はそんなのも気にせずバリバリ食べてたのになあ・・・と思うと、舌が肥えたのもあるけど、年取ったんだろうな、と実感してしまいます。夜はテレビを見たり、この前聴きに行ったボサノヴァのCDをかけてボーっとしてみたり、何となく一人でのんびり過ごしていたら、あっという間に夜中に・・・。ライブを聴いてるから、なおさら、リアルに響くものがある・・・。東京のカウンセリングルームにはもう3年近く通ってるわけですが、来る度に居心地良くなっている。これも東京のスタッフ、メンバーの皆のお陰だと思い、密かに感謝。たまにしか来ない僕にも優しく接してくれるし(^^)オープン当初の何もないガランとした部屋の景色が目に焼きついているのだが(当時はISDNにUSBでネット接続して、床に寝転んで記事を書いたりしてた)、それが年々色んな方々に手伝ってもらいながら、きちんと人心地のする空間になっている。一見固形物に見える部屋の雰囲気も、それぞれがきちんと変化し、成長していくんだということがわかって嬉しい。愛着が出てくることもあるが、こうして歴史というのは作られていくんだな、と思う。
日々のミニコラム
ワークショップの一日。
午前中は気持ちよく晴れていて、でも、夕方から雨が降るらしい・・・と聞き、おぉ、最近の晴れ男ブームも早くも終わりか・・・などと思っていたら、案外雨は降らずにパラッと来ただけで何とか面目躍如(?)である。
ワークショップではカウンセリング以上に、アレもコレもとアイデアが膨らんで、沸いて出てきて、何を話そうか?どういう実習をしたらいいか?みんなはどんな雰囲気なんだろう?などとずーっと頭が動いているような感じがする。でも、それは考えているというよりは(考えたらとても神経がやられてしまうと思うんだけど・・・)、出てきたものをただひたすら垂れ流ししてるような状態で、そこで次のワークショップのネタが生まれたり、メルマガやホームページのネタが浮かぶ事も多いのだ。だから、「あれ?何を話そうと思ったっけ?」とか見知らぬ言葉が口から漏れてきて「なんかすごい事を話されてる気がする」と他人事のように思ったりする。ある意味とても摩訶不思議な空間だと思う(笑)でも、ワークショップというのは参加してくださった皆さんと一緒に作っていくもので、僕にはどうしようもできない流れになってしまうことも少なくない。・・・というか、最初からその覚悟がないとやっていけないとすら思う。そのどうなるんだろう?というワクワク感が、この仕事の楽しみをかなり増幅させてくれている。それはミュージシャンがコンサートでお客さんを乗せ、でも、それ以上にお客さんに乗せられていくのと同じようなものかもしれない。そして、そのことに集中すればするほど、本当に自分が伝えたかった事、そして、学びたかった事がワークショップを通じてきちんと入ってくるから不思議なのだ。今回も感謝の力がこんなに力強いということを改めて教えてもらったし、与える事、受け取る事の大切さと奥深さはやってみて気付いた事がほんとうに多い。そのリアルさは自分自身ときちんと向き合ってくれる参加者の皆さんのお陰です。ほんとうに。(そう書くと「い、いや、あたしはそんなに向き合ってなかった」と感じる方がいらっしゃるかもしれないが、ワークショップに参加すること、あの場に居続けること、それだけで向き合っていると言えるのですよ)そして、終わった後の皆さんの表情や雰囲気、話口調や声のトーン、あるいは打ち上げでの様子など、そういうところを見て、また喜んだり、反省したりするのである。その打ち上げはたくさん飲んで、たくさんしゃべって、あっという間に時間が来てしまう。ある方が「根本さんの講座って毎回どんどん磨かれていって深くなってるような気がする」なんて言ってくれて調子に乗りそう・・・と思った(笑)それが真実になりますように・・・と僕は願うばかりだ。お話できなかった皆さん、またお会いできることを楽しみにしています!お話できた皆さん、また続きを聞かせてくださいませ。
日々のミニコラム
遠足日の子どもっぽく目覚ましよりも早く目覚め、シャワーを浴びてスッキリした後は、家の片づけをして少し溜まっていた書類の作成などを行う。
半分冴えて、半分寝ているような頭で仕事をするといい具合にアバウトにさくさく進む。
きっと落ち度はあろうけれど、まあ、それは何とかなるかなと思えるから気楽だ。

ビデオを返したり、ちょっと事務所に寄ったりしながら空港へ。
危うく「heavy」のプレートを貼られるくらいの重量だった・・・。
*機中は何度も「今日は気流の影響で揺れます」と脅し(?)がかかっていたが、着陸時以外は全然揺れなくて拍子抜けした同乗者も多かったんじゃないだろうか?でも、隣の紳士は旅慣れてるのか、ぐっすり眠っていらした。その様子が妙に安心感を漂わせてくれていて、人が人に助けられるちょっとした瞬間を垣間見たような気さえした。*今回はデジカメを持ってくるのを忘れたのだが、そういう時に限ってベストな飛行ルートで飛んでくれて非常に悔しい思いをする。ケータイの電源を入れて写メしたろか?と思うくらい。先日近鉄電車で通ったあたり(鈴鹿)を飛んでいくし(近鉄なら1時間半かかるところが飛行機なら15分だ!)、中部国際空港の真上を通って「CHUBU CENTRAIR」の文字がはっきり見えたし、うちの実家の辺もちょうどいい感じで飛んでいたし、気流の影響か伊豆半島を迂回する間に色んな角度から富士山や駿河湾が眺められたし。昨日の雨の影響と風が強いお陰で、海の色が様々に変化していて心がスーッとする。河口付近は土砂の色、岸壁の辺りは真っ白い波、浜辺では薄い青が沖に行くと急に濃くなって、それも神秘的すらある。神秘的といえば、雲を抜けて晴れの中に浮かぶと、眼下に見える果てしない雲海は自分がついあっちの世界に来てしまったんじゃないかと思わされるくらい美しい。*東京についてからはのんびりと近くのお気に入りの店でキャラメルケーキ(ソフトクリーム付)とコーヒーを飲みながら、溜まっていた仕事をこなす。パチパチとパソコンに向かっていると、とんとんとテーブルを叩く音が。は?と思って見上げると高橋(賢)が「見つけた!」とニコニコしながら立っていて、意外なところで意外な面子でお茶をして色々しゃべる。その後も一緒に食事、近くにあって、でも、なかなか入れなかった韓国料理のお店。辛いもの欲を思い切り満たし、お腹もいっぱいになった後は竹田に六本木に連れて行ってもらう。なんてったって六本木である。テレビでしか見たことのないヒルズとかがほんとうにあって(笑)、感動した。その近くの隠れ家的バーにて、後輩が歌うボサノヴァの生ライブを堪能する。小さいけれど、感じのいいお客さんに囲まれて、気楽に幸せな時間を提供してくれていた。偶然出会った見知らぬ場所に、とてもすごい世界があって、こういうちょっとしたきっかけで人生というものは変わっていくんだな、と思う。歌とギターの心地よい音楽に酔いながらそんなことを感じるのは、とても変なのかも知れないが、また僕の中で一つの転機というか、新しい流れが生まれそうな気がした。
日々のミニコラム
朝から雨が降り出してきて、午後には豪雨になって「もう、雨男なんだから」とお客さんに切れられつつ一日が始まる・・・。
でも、雨の日はいつもより心の中を見つめやすいですよ、きっと。

オフな時間は本を読んだり、ビデオを見たりしながらほんのり過ごす。
雨らしい過ごし方だと思うが、気が付けばすっかり夜中になっていて、慌てて旅支度を始める。
なんせ、明日から東京だ。
天気予報を見るとあいにくの空模様のようで、機中はガタガタ揺れるのかなあ、ひゅーっと体が沈んだりするのかなあ、と、だいぶ昔九州に行ったとき、エアポケット落ちまくりみたいなことがあった記憶が蘇ってくる。でも、落ちないか不安になって怖くなるよりも、それはそれではしゃあないような変な開き直りがあったことを覚えている。きっちり信頼していたのだろうか?だから、未だに飛行機に乗るのはワクワクすれども、怖くは無いのかもしれない。とはいえ、今までジェット機にしか乗ったことがないので、プロペラの小型機ならどうなるか分からないけれど。昼に作ったワークショップ用のテキストや道具類を入れ、衣類を入れるとそれだけでカバンがいっぱいになってしまった。まるで海外旅行に出かけるみたい(確かに今回は5泊6日だが)。
日々のミニコラム
朝から寒くて、その後はじわじわと温かくなって春のような、冬のような日。
電話と面談のカウンセリングをして、牛丼を食べて、TSUTAYAで借りたビデオを見つつ、パソコンの仕事をこなす。
実は曜日の感覚が一日ずれていて、あやうくメルマガを発行し忘れそうになって焦るε-( ̄。 ̄;)ふぅ
イレギュラーなスケジュールのため(出張明けとか取材が入っていたりとか)、今日は何日何曜日を何度も確認してしまう。

明日は資源ごみの日で、気付けば大量に溜まっていたゴミを片付けてすっきり。
新聞・雑誌、ダンボールなどを置いていたベランダが見違えるようだ。
部屋を片付けたり、ゴミを捨てたりすると気持ちはほんとうに晴れやかになりやすい。面倒で、特に冬などはついついさぼりがちなのだが、敢えてマジメにやってみるとその効果は絶大だと思う。特に汚れている場所、ゴミが溜まっている場所にはマイナスのエネルギーが集まりやすい(そこを見るとネガティブな気分になるでしょう?)ので、自分なりにキレイにしておくのが大切だと思う。ただしこれは「自分なり」というのが大切であって、他の人が「めっちゃ汚れてんなー」という部屋でも、自分にとっては「雑然と言ってくれ。この方が落ち着くし、何がどこにあるのか分かってんだから」という場合には問題ないはず。・・・。うーん。最近のここの文章は、ほんと僕個人のもので、面白くもないし、わざわざ公開する意味なんて無いのかもしれない・・・と葛藤している。心理学講座などの記事のネタを寝る場だったり、記事を書く準備運動だったり、文体などを試行錯誤する場として考えたりしていたのだが、ほとんど日記を書くことが目的になってしまっている。最近で文章が書けず、スランプのような感じなので、ある意味リハビリのように(?)書き続けることをご勘弁願いたい。
日々のミニコラム
出張明け日らしく朝からばりばり洗濯をして過ごす。
真冬のように寒い日なので浴室乾燥機の有り難味が増す。バンザイ!
そのまま東京へ持って行きたかったので、寒い日や雨の日にはとても助かる。

昼からは久々の取材。しかも夫婦で(1日だけの復帰(笑))。
神戸の人権啓発関連の冊子の記事に掲載して頂けるそうで、テーマは「夫婦について」。

奥さんが一緒だったせいか、改めて「夫婦」ということについて考えさせられる。
カウンセリングでも非常によくテーマになるのだが、一番の土台になるものだけに難しい。
理想や論理を並べるだけではダメなのだが、やはり自分はまだまだ勉強中なのだ。
言いながら恥ずかしくなったり、迷ったりすることが少なくない。

子どもを奥さんの実家に預けての仕事だったので、その後は夫婦二人で夜まで長々と話をする。
普段は子どもがいてなかなか向き合って話をすることができないせいか、知らないうちにすれ違いがたくさん生じている事にも気付く。
実際出張などで離れることも多いわけで、家族や夫婦での距離は空きやすいと思う。
ので、もっと時間を大切にして、時間を持ちたいと思う。
大切にしたいものを大切にすることが何よりも大事だ。

二日続けてナゼか目を覚ますと時計は6時半。
もちろん、そのまま二度寝、三度寝に移るのですが、続くと不思議なもので、何かがあるのかと思ってしまいます。

今日はオフの日。
とにかく時間ややるべきことに追われがちな自分を宥めてできるだけゆっくり過ごす。

ホテルを出て、今回は一度も行っていなかった熱田神宮へ。
いつものように散歩がてら途中いくつか神社を経て、まるで布石を打つように歩いていくと、寒い中、体もホクホクしてきました。

*今回はお参りだけでなく、正門前にある「あつた蓬莱軒」にて名物ひつまぶしを食するのが目的なのです。(本店は月曜日は定休日らしいので)さすがは超人気店だけあって待合室もたくさんの人が待っています。覚悟してましたが30分ほど待って案内してもらいました。人気のお店だとツンとしたところがありそうなのに、ここは当たり前のようにきちんとしてます。毎日ものすごくたくさんのお客さんを迎えて、サービスをして、休む間もなく動き続けるわけで、そんな中でも笑顔を絶やさなかったり、丁寧な言葉、笑顔を向けられるスタッフはほんとうに素晴らしいですね。しっかりした意識、理念だけでなく、楽しみや喜びがなければできないことだと思います。こういう当たり前のことを当たり前にできることはなかなか難しいことです。接客、人と接するというのはもっとも基本的な態度ですから、そこがきちんとできてるのが味や値段よりも大切なこととも思えるんです。態度が悪いと味も客足も落ちます。これはサービス業に限らずどんな仕事にでもいえることですよね。・・・とまあ、鰻が焼きあがるまでの間にそういうことを考える嫌な客ではある・・・。年季の入った、それだけで美味しそうなお櫃が運ばれてきて、量もとても多く十分満足させていただきました。手を合わせてありがとうございました、と言いたくなる時間を頂いたような気がします。その後ホテルの方に聞いたところ「1時間待つこともざらにある」とのこと。今日はラッキーだったんだな、と思い、荷物をゴロゴロ引きずって駅へ。帰りも近鉄特急にて。ぼーっと景色を眺めているといつしか眠ってしまったようで、ふっと目を覚ますと、そこはゆ、雪景色・・・。え?うそ!?まじ?三月の雪景色
そりゃあ、今日はとても寒い日だし、ひつまぶしを食べてる間、外はさりげなく吹雪のように雪が舞ってましたけど・・・ここはどこだ?僕はどこに向かってるんだ?と思ってもいいですよね?まさか、三重県で(山の中だけど)、三月に雪景色を眺めることになるとは思いませんでした。眠りに落ちる前はいい天気だったから、なおさら。*前の席の方にいたおばちゃん達が「雪やん、あんた、雪やわ」と喜んで、車内にはケータイで写真を撮る音が響いてました。うん。間違いなく現代だな。そして僕も、前の席のお姉ちゃんもケータイで写真を撮ってました。で、どうもそのおばちゃんグループの中の一人がちょうどその辺の出身だったようで、小学校が建替えられてキレイになってるだの、この道を行くと菖蒲園があってとてもキレイだの、大阪のおばちゃんらしく全編丁寧に解説してくださってまして、ほんとガイドさんが乗ってるのかと思いました。そして、奈良県に入ってしばらくすると「ああ、あたしはこの辺はもうわからへんわ。あんたの方が詳しいんちゃう?」と素直にガイドを降りるのもさすが。*行きはビジネスマンの寝息が響き、帰りはおばちゃんの声が響く近鉄特急。その他、うちの子よりも少し大きいくらいの幼児を抱えたお母さんも同情していて、その子はずっと泣くこともぐずることもせず、雪を見ては「わー、まっ白ー」と感激してました。そのかわいらしさに「ああ・・・、早くうちの子に会いたい・・・」と懐かしくなります。それと、さすが近鉄!と思ったのは、ちょうど真後ろくらいに座っていたおじさんがずっと鼻歌を歌ったり、何かを話したりして、ずーっとマイペースにご機嫌だったこと。しかも、うるさいほどの声ではなく、まるでラジオのようにしゃべり、歌い続けるおっさん。電車には人間だけでなく、色んな人の人生も一緒に乗っけてるんだなあ、と深いことを考えてしまったのでした。*難波で遊んで帰ることもなく、江坂に戻り、辛いもの欲を満たすべくコンビニで「チゲ鍋うどん」を購入し、テレビを見て笑いながら過ごす。何もせずに、こう、時間だけが過ぎていくのはとても贅沢なことだと改めて思います。感謝。
日々のミニコラム
朝食を摂りに表に出たら、横殴りの雨でびっくりしました。
ホテルから金山駅、そのすぐ横にあるアスナルまでは幸い雨に濡れずにいけるので、うまく雨を除けてカフェへ。
パンをほおばりながら本を読み、外の景色に目を向けると今日は特設ステージにて「大道芸人ショー」があるようです。

こんな強い雨の中、出演者は大変です。
僕は主に室内での仕事ですが、雨に降られる気持ちはよく分かるので同情してしまいました。
*ステージは半分屋外、屋根がかろうじてかかっているかどうかというところで、客席は大きなパラソルでようやく雨を凌ぐ感じにしつらえてありました。開演前、スタッフの方々がそのパラソルの下で雨びっしょりになっているベンチをモップで拭いていて「まさか、こんな雨が降るとは思わなかったんだろうな」と恨めしい気持ちが伝わってくるようでした。でも、その後小止みになった雨の中、最初の芸人さんが出てくると子供づれの家族がパラソルの下に陣取ってニコニコしながら舞台を見つめてました。なぜか、切なくもホッと温かくなるような、そんな景色でした。・・・ってずっとカフェの中から遠巻きに観察してた根本。*夜、カウンセリングを終えて、さあ、どこで食事をしようか!と勇んで表に出ると寒い!。部屋の窓ガラスが曇っていて「もしかしたら、外は相当寒いのかも」と思ってたのですがやっぱり!駅付近をさまよってみたのですが日曜日だけにしまっている店も多く、成城石井にておつまみとビールを買い込んで部屋で食事をすることに。最後の晩ですからね。じっくり味わいたいものです。灯りを調整し、座るポジションにもこだわって食事開始。音も消して、しーんとした部屋の中で本を読み、結果的に4,50分の短い時間が大切なリフレッシュタイムになってくれました。*もう4日経ってしまった・・・という思いでいっぱいで、何だか切なくなりますね。一日一日が過ぎるのがとても早く、明日はもう大阪に帰る日。でも、その一方で家族とはずいぶん長い事離れてしまっているような気持ちがして寂しくて、その時の感覚には不思議な気持ちがしてしまいます。次に来るときには5月で、爽やかな気候で、今回のようにセーターやコートは必要ないだろうし、窓から眺める夜景もこんなにキラキラ揺らめいてはいないでしょう。この一瞬の過ごし方を考えざるを得ません。やはりもっと大切に今を生きたいです。きっとこれは僕の大きなテーマですね。*最近のカウンセリングでは「潮の変わり目」という表現をよく使っています。いい意味で流れが変わる、そんな時期に来ているようです。
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