◆根本裕幸 -78ページ目

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

とても気持ちの良い天気で、しかも温かく、日差しは強くなってきていて、「おぉ、春やなあ、もうすぐサクラが咲きそうだなあ、やっぱりこの季節が僕は一番好きだな~」と感じさせてくれる瑞々しい日和でした。
でも、まだ1月。
明日から曇りがちな日が続くようです。
・・・明日から(日付の上では今日から)名古屋出張が控えているのですが、寒そうだし、天気も微妙だし、土曜日のワークショップで雨が降ったら皆にまた何を言われるか分からんし、という微妙なテンションで天気予報を見ておりました。
せっかくですから熱田神宮にもお参りに行きたいですしね、晴れを望みます・・・。
(晴れた日の森はとても美しいですから)
今年は雨や曇りの日も多いのですが、こうしてポカポカと温かく、過ごしやすいのはありがたいです。今日はカウンセリングの後「幼稚園に持っていく袋やバッグの生地を買いに行きたい」という妻の一言で、江坂にある大きな生地屋さんに出向いてまいりました。僕にとって裁縫などというのは小学校の家庭科の授業に付いて行けなかったくらい縁の無いものでして、よって生地や材料しか売っていない店にやってきて、嬉しそうに買い物をする女性達を見ると、それだけで尊敬の眼差しを向けてしまうのです。あの人も、この人も、あそこの人も、みんなここで買った生地で自分なり、亭主なり、子供や孫達の物を作るんだ・・・と感動します。ほんと。確かに昔は裁縫は主婦にとっては当たり前の仕事で、僕も母殿に色々作ってもらった記憶はちゃんとあります。でも、これだけ物価が下がり、作るよりも買うほうが安いものも多いご時世に、こうして「やはり手作りのものを・・・」と思う気持ちは、とても深い愛情だと思うんですよね。そして、それを趣味にできる人というのは、その才能にやはり尊敬せざるを得ないのです。なんてことを思っていると、うちの奥さんもニコニコしながらいろんな生地を選んでおりました。「この生地とこの生地をあわせたら、すごくいい色合いやわ~」とヨダレを垂らしながら。しかも、こういうお店のスタッフというのも達人が多く、見ていて飽きないのです。纏め売りしている生地をお客さんの希望の長さに切り分ける職人並みの手際の良さ。ハサミでちょっと切れ目を入れ、後は生地の目に沿ってサーっとハサミを走らせると非常に美しく切れます。それでも胸に「実習生」のバッチがあるんです。それが取れる頃には彼はもう長さを測るのにモノサシなんて使わなくなるんじゃないか?などと思えてしまうのです。そして、上のフロアに上がり、小物を物色する妻。そこにもボタンやヒモなどを真剣な表情で選ぶ女性達が嬉々として集っています。こうして家庭は支えられているのですね。そして、そのレジにもやはり職人の姿が・・・。後ろのテーブルに差してあるハサミを振り向きもせず取り出し、手際よくリボンを切り分けて、ちゃっちゃと絡まないように八の字に纏める女性の店員さん。その無表情なところがますます迫力を感じさせてくれます。元々職人仕事に憧れ、機械でも何でも「プロの仕事」には感銘を受ける僕なのですが、また一つ素敵な場所を見つけてしまいました。これから感動したいときには「え?あのボーっとした男の人、裁縫の趣味があるの?似合わないわよね?」「ええ、きっと奥さんに頼まれたんちがう?」というヒソヒソ声にもめげず、足を運んでみようと思います。ただ、奥さんが帰りがけ、しみじみと「これだけゆっくりできるのも、この子が寝ていてくれたからだわ」とベビーカーで頭がもげそうになりながら熟睡する娘を眺めておりました。確かになあ・・・起きてたら大変だろうなあ、ここは・・・。
日々のミニコラム
今週は名古屋へ出張します。
2ヶ月ぶりなのですが、なぜか感覚的には半年くらい行ってなかったんじゃないか?というくらいご無沙汰感が漂っております。
名古屋に出張するときと、もう少し先の浜松に帰省するとき以外は新幹線には乗らない体なのですが、知らないうちにエクスプレスカードのポイントが溜まってたので、今回は何と!グリーン車にて参ります。(こだまだけど)
わずか1時間程度の短い旅なのですが、じっくり味わってやろうと思っております!

さて、久々の名古屋で開催します心理学ワークショップは2本立て。次のようなメニューとなっております。13:30-17:30「セルフ・カウンセリングのススメ~自分とどう向き合うか?~」18:30-20:30「心のサプリメント~自分を元気にする心の栄養素~」21:00- 打ち上げ(素材屋金山店)ええ、打ち上げまで込みでワークショップです(笑)なんて・・・時間のご都合つく方はぜひ参加下さい。単なる飲み会です!昼夜とも今回は「カウンセリング」から「癒し」をテーマにしています。自分と向き合うこと、自分を癒すこと、そのためのヒントを学んで頂けたら幸いとテキストも準備しました。自己分析表というとかっこいいのですが、僕がカウンセリングの中で重視するポイント、背景、状況などを書き出していくシートになっています。実は気合が入りすぎて4時間のセミナーではとてもすべてを説明切れない量になってしまったのですが(いつものことです(苦笑))、家に持ち帰りじっくりと自分と向き合うにはとても最適な資料かと思います。でも、こういう自己分析シートのようなものは、あくまで道具(ツール)なんですよね。それをどういう姿勢、どういう気持ち、また、何を目標にやるかによって成果はまったく異なってくるわけです。特に「心」を扱う上では細かいメソッド(方法論)というのは通用しないことが多く、いかに心を解放してあげるのか?感情とどう向き合えばいいのか?そして、そもそも癒しとは何か?といったポイントをレクチャー&実習するのが本当の目的です。1年の初めに、自分と向き合ってやろう!今年はこんな自分になりたいぞ!という方はぜひ足をお運び下さい。きっといいサポートをさせていただけると思っております。そして、夜のワークショップは心に栄養を挙げよう!ということで、ほっこり温かくなったり、気分がすっきりしたり、気持ちよくなったり、目の前が明るくなったり、なぜか胸が熱くなったり、といった「心が動く経験」をしていただくことが目標です。心が動くと感情が流れていきます。余分な感情が流れるというのは、いわば余計な脂肪を削ぐようなもので、とてもすっきりして、かつ、元気がやってきます。いつも頑張ってる自分、葛藤してる自分、疲れてる自分を元気にしてあげる時間にしてみましょう!そして、今元気な方、年にちなんで猪突猛進中の方、ますます勢いをつけて離陸できるよう、更にパワーアップしてみましょう!最近はとても雰囲気が纏まってきて良い感じの名古屋でのワークショップですので、さらに楽しんでいただけるかと思います。皆さんにお会いできますことを楽しみにしています!
*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*

あなたが充実感を感じられるとしたら、それはあなたが何かにチャレンジしている時ではないでしょうか。
単調な毎日、ルーティンワークばかりでは何の刺激もないばかりか、むしろ退屈ばかりを引き寄せます。
でも、そういうと、とてつもなく大きなものを成し遂げなければ・・・と転職や離婚や大胆なことを考える人が出てきたりします。そんな大きなことをしなくても充実感は味わえます。ちょっとした一歩、ちょっとした変化。「え?そんなことでいいんですか?」と思えるようなことでいいんです。例えば、いつも降りる駅を一つ手前に変えてみる。それだけでいつもより朝早く起きなきゃいけなかったり、道を調べなきゃいけなかったりするかもしれません。例えば、服を買うときに行きつけの店をあえて外してみる。色合い、サイズ、形、シルエット、より慎重に見極めている自分に出会えるかもしれません。例えば、いつもは和風に纏めてしまうところを、オリーブオイルを使うことでイタリアンに変えてみる。どんな味になるのか、ドキドキしてしまうと思いませんか?しかも、誰かに食べさせるとしたら・・・。チャレンジしているときは心は何かどきどきしています。そのどきどき感がやがては充実感へと変わっていくんです。だから、何かどきどきすることを探そう!と思ってみてください。そのために、ちょっとしたアイデアを求めること。そのアイデアは外から持ってきたものでもいいし、あなたの内側から自然にわいてきたものでも構いません。チャレンジというのは常に枠を崩し、自分を広げてくれるものなのです。だから、天に向かってお願いしてみましょう。「何かいいアイデア下さいな」って。頭で考えるよりも、そうしてインスピレーションに頼ってみてください。・・・。「でも、わかってはいるけど、それがめんどくさいって感じちゃうのよね」という声が聞こえてきそうです(笑)そう思ったあなたはインスピレーションを受け取るほどの心のスペースが無いのかもしれません。そうすると充実感を受け取るスペースもやはり少ないんですよね。だとしたら、まずは、そんな心のスペースを広げることに意識を向けてみましょう。実は充実感が欲しいけど無いよなあ・・・という毎日を送っているとき、心は自分が思う以上に疲れていることが多いんです。だから、チャレンジができるくらい自分を休めてみるのも一つの手。「面倒臭さ」よりも「充実感が欲しい」という気持ちが大きくなるまで。
心の処方箋
飛行機の予約をした。
溜まったマイルを使った旅を考えていたので、出発日の2ヶ月前の9:30、そう発売開始時間ジャストを狙って時計をきっちり合わせ、コンサートチケットの予約宜しく秒針の進みを予測しながら受付番号をプッシュした。
僕の狙っていた路線は下記の点から不安要素が満載で、前の晩からかなり緊張していて、受話器を持つ手は少々震え気味であった。・ボーイング737という小さめの飛行機(約150席)・大阪からは国内で一番遠い目的地・発着枠がいっぱいになっているためツアーならば確実に数千円アップになる伊丹発着便・しかも目的地への直行便(1日1便)・この路線にマイル向けの席はどれくらい用意されているのか?準備万端事を整えるのが好きな僕としては、それらの不安要素を解消すべく、事前のシミュレーションは精密かつ執拗に行われる。まあ、なるようになるよ・・・とのんびり構える奥方とは性質が違うのである。(本来は大阪出身の妻がイラチで、静岡出身の僕がのんびり屋であるはずなのに)<シミュレーション(=妄想)開始>もし希望する便が取れなければすっかり意気消沈し、敗北感が全身を覆うだろう。ところが、そんな風に落ち込む間など許されず、その場で関空発の直行便を所望するか、はたまた那覇での乗り換え便で行くかを選択しなければならない。仕事の都合上休める日数は限られており、どうしてもその日の便を取る必要に迫られているのである。よって今日取れなかったら明日、というわけにはいかない。その点ちょっと厳しい。しかも、国内線は羽田発に統一されている東京と違い、大阪は伊丹、関空に加えさらに神戸の3空港が乱立しているため、目的地の前に出発地で悩まなければならない。人口比にしても格段に差がある関西が何でこうなのか?は疑問であり愚痴でもあるのだが、今更そんなことは言ってはいられないので現実に目を戻して葛藤を続ける。少々マイルは余計にかかるが、うちの家族の「関空遠い・・・やだよー」という性質を思えばやはり伊丹発那覇での乗換え便を選択するのが無難かと思われる。(*直行便の場合は一人15000マイル、乗り継ぎの場合は20000マイル必要)が、目的地に着く時間や手間を思えば直行便の方がやはり得策なような気もする。いや、待てよ・・・。乗換えならばキレイな那覇空港で買い物もできたりするし、乗り継ぎ便の時間をずらせばちょこっと那覇観光もできるかもしれないじゃないか!と新たな欲が沸いて出てくる。「それじゃあ、乗り継ぎは何時の便にするのか考えておかねば・・・」と新たに時刻表を繰る次第であった。何だかんだ、楽しみ半分、不安半分で、あれこれと思いを馳せるのであるが、「おっとこれではまるで取れないことが前提のようなシミュレーションではないか。いかんいかん。思い切りダークストーリーにはまっておるわ」と気持ちを切り替え、希望便が取れるイメージトレーニングに取り掛かる。希望便が取れた場合には天にも昇る気持ちでガッツボーズができる。ただ、その場でいきなり絶叫してしまうとオペレータさんに「なんやこいつ?」と舐められるといけないので、できるだけ紳士然とした態度で「取れましたか。はい。ありがとう」と淡々と受け入れるのが正しいであろう。小心者の癖に見栄っ張りなところがある僕の難しい性格がここに現れている。<シミュレーション(=妄想)終了>そんな風に前夜から電話をかけるまでにかなりのシミュレーションをこなし、心の準備も万端に電話をかけたのである。(少しだけ僕のカウンセリングを予約してくださる皆さんの気持ちが分かったかも・・・皆さん、本当にありがとうございます・・・)その結果、あっさりと1回で電話は繋がり、拍子抜けしたまま希望便が取れてしまった。オペレータさんの明るく穏やかな(いい意味で)緊張感の無い応対に心が和んでしまい、バンザイ三唱も忘れ、そっか、取れたのか・・・と予想以上に低いテンションにて電話を切った。あたかも「ほらほら、お兄さん、そんなに気を急かさんでも大丈夫ですがな」と京都人にはんなり諭されるような鷹揚な時間だったように思う。よくよく考えれば、3月はまだまだシーズンオフだし、団体はいても個人旅行は少ない時期だからまだ取りやすい時期と言えるのである。それを「申し込みが殺到して取りにくくなるのではないか?」などと勝手に考えてしまうのは、まさしく「僕らが行くんだからきっと他の人たちも行くんだろう」という“投影の法則”、すなわち個人的思い込みのなせる業そのものである。普段カウンセリングで偉そうに言ってるくせに自分自身には適応できない。情けないようだが、自分のことはやはり自分では分からないものなのだ。(いいわけ)しかし、その直後から喜びが湧き上がる。これでまた石垣にいけるのだ。その天にも昇る思いを家族に報告しようと勇んでみたら、すでに娘がリビングを意味無く走り回っており、それに便乗して一緒に喜びのダンスを奉納した。娘は急に現れた父が珍しく一緒に踊ってくれるのでたいそう喜び、その様子だけで無事チケットが取れたことを悟った聡い妻はそんな父娘を「相変わらず何だこの親子は・・・」とドレッサーの鏡越しに白い目で見ていた。しかし、それでも石垣に行けるのだ。そもそもマイルを使った旅というのはとても素晴らしいのである。今回の石垣便の場合、片道2時間50分のフライトが往復タダになるわけである。これは正規料金の半額くらいになる「得割」で計算すれば一人約4万円分に相当する。そう、3人家族ならば12万円が丸々浮いてしまうのである。最近は“陸マイラー”と呼ばれる、飛行機には普段は乗らないがショッピングにてマイルを貯める人が増えているそうだが、この恩恵を思えば当然といえるかもしれない。普段セコセコと東京―大阪などの超近距離便にて積み上げたかいがあったなあ・・・と久々に自分を褒めてあげたくなった。(クレジットカードは最小限しか使わない主義なのでショッピングマイルは意外なほど溜まらないのである)そして、飛ぶ鳥を落とす勢いのANA(航空会社なので、この例えはかなり言い得てると思われる)に押されっぱなしのJALだけど、その素晴らしい点の一つは石垣島への直行便を飛ばしてくれていることである。(正確には関連会社のJTAが飛ばしている)しかも、発着枠制限がパンパンになっている伊丹から出ているのも嬉しい。我が家から伊丹空港までは車で30分弱でいける。関空となれば電車を乗り継いで1時間半はかかるので、その差は大きい。これで旅行計画が確定し、事務所スタッフにも「この期間は旅行に行って不在だから後は宜しく!」と一方的に通告し(こういう時メールは大変便利である)、浮いた飛行機代でちょっとランクアップした宿にも確認の電話を入れた。(石垣のホテルやお宿はどこも「飛行機が取れましたらまた連絡下さい」と言われるのが面白かった。オンシーズンには宿は取れても飛行機が取れなかったりするのだろうか?)緊急事態がない限り2ヵ月後、私達家族は再び石垣の島に降り立っている・・・。この現実は僕をとても元気にしてくれる。しかし、そこではたと気付いた。まだあと2ヶ月もあるのである。気持ちは既に竹富島に飛び、前回の旅で運命の出会いを果たした同い年かつ同じ名前のヒロ坊(水牛)との再会を喜んでおり、また、石垣は川平湾では7色の海にて家族そろって足を付けてはしゃいでいるのである。旅は計画しているときから楽しいものであるが、とはいえ2ヶ月も先となると、ちょっと絶望するくらいに気が遠くなってしまう。小心者のくせにイラチなので、いつも旅はぎりぎりに思いつく。前回の石垣旅行も3週間前だったし、その前の旅行は1ヶ月前であった。2ヶ月も待て、というのは実はあまり慣れていないのだ。しかも、こんな風に飛行機を取る前からだいぶ個人的に盛り上がってしまったので、今がピークに今後テンションが下がっていくのではないかと少々不安にもなるのである。しかも、前回の旅の際にけっこう研究してしまったので石垣の事前学習の必要もあまりなく、空想妄想以外に特に何もできないのである。しかし、あと60回寝て起きれば石垣に行けるのである。やはりその事実は僕の心をとても元気にしてくれる。指折り数えてその日を待つことにしようと思う。あ、とりあえず、石垣のおじぃに渡す写真を印刷しておこう・・・。
日々のミニコラム
*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*

自分らしさが一番発揮されるのは、あなたにとって何の苦痛もなく、楽で、楽しく、幸せを感じられる場面です。
そして、大切なことはそれを身近な人たちと分かち合える事。
誰かと分かち合えるということは、それだけでその喜びは倍増し、土台が固まり、自信になります。
一人よがりになってしまうと、自己満足はしても、自信には繋がりません。
あなたにとって自分が気持ちいいなあ~好きだなあ~と思えることって何でしょうか?今、それがいくつくらいあなたの手の届くところにあるでしょうか?もちろん、見つからなくても、あまりたくさんなくても落ち込むことはありません。諦めるのはもってのほか。こういうのは“一本釣り”。一つ一つ見つけて、丁寧に紙で包んで、心の引き出しに入れておけばいいんです。だから、あたしは何が好きかな~、何が楽しいんかなあ~って心を周りを見渡し続けることが大事です。“続ける”ことが!そして、これかな?と思ったら、とりあえず実践してみること。一回ではなく、何度かやってみること。そうすると、心の琴線にヒットするものが見つけやすくなります。心の中で思い描くだけでなく、それを行動に移してみることが必要なのです。ちょっと勇気を出して、一歩、前に出てみませんか?もし、そこで怖れを感じたのならば、ヒットの予感は大です。私達は新しい世界の扉を開けるとき、必ずといっていいほど怖れを感じるのです。だから、怖いなあ~大丈夫かなあ~不安だな~と思ったら、それは正しい方向に進んでいる合図と思ってみてもいいのです。そして、その楽しみ喜びを見つけて増やしていくと、そこで出会えるのが新しい世界。自分らしいなあ~と思える生き方なのです。
心の処方箋
僕がPCに向かって仕事していると、家の中を徘徊中の幼児が独り言を言いながら「パパ~、何してるの~?」とやって来ました。

独り言といってもぶつぶつ、ぼそぼそ言うのは危ないのですが、近所中に響き渡る大声で自作自演の劇を展開してくるので、姿が見えなくても奴がどこで何をしているのかはすぐに分かります。
先ほども「ケンカした“しまじろう”を暗いところに閉じ込める」というテーマにて台本を創作し、説教並びに体罰を繰り返しておりました。和室の襖を閉めて置き去りにしたり、トイレに連れて行って閉じ込めたり、なかなか堂に入ってます。
(それを奴がどこで学んだのかは不明・・・)
(その様子を仕事している背中で感じるパパ・・・集中できひんがな・・・)

そうかと思えば、「ポポちゃんの誕生日会」という設定では、ハッピーバースデーの歌を歌いまくり、ピアノの玩具の自動演奏にあわせて奉納の踊りを捧げたりしています。常に歌と踊りを共にしている彼女は2歳10ヶ月にして No Music , No Life を実現しています。ただし、舌足らずのため「ハッピー・バースデー・テューユー」は「はっぴ・らっけー・ちゅーゆー」に変換され、笑えてパパの仕事はますますはかどりません。時折、笑い飯さんのネタとかぶるイントネーションもあって、つい噴き出してしまいます。そのため我が家では、彼女の有り余るエネルギーを解放すべく、幼稚園に入った後の習い事を検討しているのですが、劇団ひまわりを選ぶか、それともダンススクールを選ぶのか日々真剣な家族会議が開かれています。それはかなり難しいチョイスになるので、我々親の趣味を生かして沖縄のアクターズスクールに入れるというのも一興だなあ・・・そしたら、仕方ないから移住だなあ、とか時折ファンタジーの世界に逃げ込むこともあります。さて、そんな妄想を破るように「パパ~、何してるの~」と近付いてきた幼児。しまじろうのパペットを抱き、色々おもちゃの入ったビニール袋とトートバッグを持つ姿は、子供を抱えた買い物帰りのおばちゃんのミニチュアです。寝起きで髪が爆発しており、ママの着替えの申し出を拒否した寝巻き姿は、同じおばちゃんでも山の手ではなく下町のそれを彷彿させます。そして「パパ~、お膝に乗せて~」とOKをもらう前からしがみついてくる幼児。いかにも「あたしの言うことにパパが異論を唱えるわけがない」と確信した態度は立派です。でも、今日は仕事があったのでいつもよりも強硬姿勢で向き合います。そこで「パパはお仕事してるんだけどいい?」と言うとあっさり「うん。いい。お膝に乗るの」という。以前ならば「嫌よ~、遊ぶのよ~、あっちのお部屋に行くのよ~」とだだを捏ねるのに素直になったもんだなあ、とその成長に目頭を熱くしながら彼女を膝に抱えると、ニヤッと笑って「たらこ見る~たらこ見る~」と踊りだす幼児。「パパはお仕事って言ったでしょ?あかんで」と反論すると「いや、いや、いや」と暴れる幼児。さっきの涙を後悔しながら「なんで、さっきはパパ仕事しててもいいって言うたやん」と弱気の反論を試みるも、生粋の大阪人にも褒められた発音で「そんなん言うてへんやん。たらこ見るのー」と強行突破を図ろうとします。確かに成長したなあ・・・巧妙に騙すんだもんなあ・・・まあ、騙される方も騙される方だけどなあ・・・。とはいえ、今日の姫は大変ご機嫌がよく、1日で30回以上はチューをしてくれました。「娘の一生で一番チューをした男になる」という目標を掲げ、日々努力を重ねている私としては非常に有意義な1日になりました。彼女の将来のパートナーの回数をあと数年のうちに凌駕するためには、相当の頑張りが必要で、日々換算したノルマはとても厳しいものがあるのです。
日々のミニコラム
2006年9月から2007年1月にかけて東京、名古屋、大阪、福岡でワークショップを開催しました。
開催に先立って参加者の皆さんから「男女関係について聞いてみたいことは?」とリクエストを募り、根本なりの回答を付与してテキストとして纏めました。
印刷したものを当日無料配布させていただきましたが、PDF形式にて公開させていただきます。(もちろん、閲覧は無料です)

様々なテーマに関するご相談を頂きましたので、皆様にも少なからずお役に立つのではないか?と思っています。
ぜひ、ダウンロードしてご覧下さいね。
(↓をクリックしてください)

男と女の心理学講座ワークショップテキスト

※このテキストは無料で配布させていただきますが転載などは予めご連絡下さい。
※このファイルを見るにはAcrobat Readerが必要です。


男と女の心理学

その2(感想・ご意見編)です。

その1(質問編)はこちら

【ご意見・ご感想・根本へのメッセージなど】○型にはまった講座ではないところが楽しかったです。講座で笑いの方が多かったことって初めてかもしれません(笑)○終わった後ハッピーな気持ちになれました。○楽しい講座をありがとうございました。久々にたくさん笑うことができました。何より自然にニコニコできたのが自分にとって驚きでした。○つい一人だと真剣に考え勝ちだけだけど気持ちが和らいだような気がする。○説明が分かりやすくて身に着いた。ワークの種類、時間がもっと欲しかった。○自分の罪悪感を見返すいいきっかけになった。もう少し自分の好きを探すようにしたいと思った。思ったよりラフな感じでリラックスできました。○グループで色々な人といろいろな考えを聞けたこと、一つ一つの説明に対して丁寧に話をしてくださったことがとてもよかった。説明もとても分かりやすく気持ちもゆったり受けられて良かったです。○先生の回答にはとても愛情を感じました。とても温かい方だと思います。ありがとうございました。○色んなケースを自分に応用できて良かったです。強いて言えばワークがもう少しあると嬉しいです。○自分はもしかしたら「よろず屋」なのかもしれません。いい機会になりました。ありがとうございました。○(今は離婚と転職の問題があるので)自分の中で分裂してしまいました。でも、いつか役だと思った内容でした。案外今の仕事好きかも、とも思いました。○とても体が温まりました。たくさんの人がいる場所に行きたかったんだと実感しました。楽しく聞いてたから「理解できなくてもいいや~」っと・・・。○サイトを時々拝見しており、興味を持ちました。全体的によく分からないので一度いってみれば分かるんじゃないかと思い参加しました。あと根本さんの文章が面白く好きなので一度ご本人を見てみたかったもので・・・。○特に最後の5分間はとても面白かったです。好きなものを発言しているとき、人間は自信が顔に出るものなのだなあ、と思いました。ただの笑顔とは少し違う感じで素敵でした。○自分の何がブレーキをかけているのかは何となく分かっていましたが、今日皆とワークをさせてもらったことで、やる気とまたやってみたいことが一つ生まれました。○最近働くこと自体が嫌になっていたのですが、仕事に対してポジティブに考えられるきっかけになりました。○色々気付いた事がありました。特に好きな事に、怖れずにはまってみようか!という気持ちになれました。○説明が分かりやすかったり、色々腑に落ちて良かった。○仕事のテーマでは思っても見ない話が聞けて面白かったです。○質疑応答の時間がとてもよかった。自分も含めて「ありがちな問題」をシェアしてもらえて参考になりました。○いつも仕事やお金関係のテーマを扱ってくださってありがとうございます。○腑に落ちた(共感できた)ことが多かったです。ワークショップ形式もいいですね。自分に対する新たな発見がありました。○楽しく受ける事ができました。たくさんのヒントも得られたような気がします。今までパートナーシップについては自分のみの問題と考えざるを得なかったのですが、そうでないとよく分かりました。○普段1人で考えている事を他の方々と共有できて良かった。○天職と適職にとても考えさせられました。私は会社で笑っていません。例え話がとてもよかったです。○根本さんのお話はいつもながらなるほどと思いました。色んな人の仕事に対する思いが聴けた点、笑えた点も良かったです。○思ったよりもあっという間でした。仕事一つでも色んな心理的な壁と戦うと知って面白かった。○インターネットの心理学講座がとても参考になったのでセミナーにも参加しました。話を聞いているのはなるほどと思う点があって面白かったのですが、閉じまくっている自分にはグループワークは大変でした。ありがとうございました。○あっという間に時間過ぎました。自分と向き合おうという気持ちになれました。何だかすっきりした気分になりました。○彼に限らず、友人、両親など大切な人に生きている間に素直に自分の気持ちを伝えてみようと思えたことです。後で後悔しないように頑張ります。○グループワークで男性の方から女性同士で話し合っているときには聞けない話が聞けてよかった。○自分の知らないことを知れた。考え方が広がり、なぜか分からないけれど泣けてきた。○「重い」=「思い」というお話はとてもためになりました。他にも色々自分と当てはまる点があり勉強になりました。○実習があって自分のこととして理解できた。他の人の考えを知ることができた。もっと多くの人に聞いて欲しいと思った。○受け取りベタを直すコツを教えてもらったので少しでも実践してみようという気持ちになりました。○好きなこと、楽しい事を見つけたいという欲求が沸きました。○ところどころに笑いを交えつつ、優しい穏やかな口調でありながらも胸にズシッと来る言葉がたくさんありました。根本さんの話のあとはものすごくモチベーションが上がります。○すごく楽しかったです。自分が疑問に思ったことをもっと積極的に聞けたら良かったなあ、と思います。○多くの人と会話ができて良かった。グループワークの時間をもっと多く取って欲しかった。○今私にはパートナーはいませんが、過去のことを思い出して「受け取りベタ」なんだとつくづく感じました。痛いところ突かれた~って感じです。○天職の話ではとてもいいお話を聞けました。楽しく聞くことができました。今後に役立てたいです。ありがとうございました。○自分の適職を見つける指針をもっと知りたかった。○昼、夜のテーマとも自分の中で今必要としているテーマだったので非常に為になりました。○自分で深く掘り下げて考えた事がなかったので気付ける点がたくさんありました。今後のためになります。ありがとうございました。○根本さんのカウンセリングを受けたいが、予約が取りづらそうでチャレンジし辛い・・・。 →最近は密かに枠を増やしています(^^)必要な時に予約が取れる・・・という思いでのチャレンジをお待ちしています!!
ワークショップのフォローアップ&テキスト集
ご参加くださった皆さんありがとうございました。
アンケートにて頂きましたご質問に回答させていただきます。
いつもたくさんの温かいメッセージをありがとうございます。
全てに目を通させて頂いて心が温かくなりました。

パートナーシップについても、天職についても、「とてもいいお話を聞かせていただきました」との感想をたくさん頂きました。
とても嬉しくて、良かったなあ・・・と感慨もひとしおなのですが、はてさてどんな話をしたのか・・・本人がいまいち覚えてないんですよね・・・(笑)
例に出して紹介した人たちの顔やストーリーは思い浮かぶんですけど、それがどういう脈絡を持って語ったやら・・・。
でも、喜んでいただけて本当に嬉しいです。
きっとどこかとちゃんと繋がれていたんだろうと思うことにします!

心理学ワークショップ(東京)
2007/1/8(Mon)『男と女の心理学講座』
2007/1/8(Mon)『天職って何?適職って何?~仕事の心理学~』
五反田・ゆうぽうと
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*【今回参加された方のプロフィール(アンケートにお答え頂いた分)】Q.どちらからいらっしゃいましたか?東京23区:36%、東京その他:10%、横浜・川崎:14%、神奈川その他:5%埼玉:12%、千葉:12%、茨城:5%、その他:5%Q.心理学ワークショップへは何度目でしょうか?初めて:29%、2回目:18%、3回以上:53%【質問・疑問】Q.「好き」と「嫌い」というか、感情が何か分からない時があるのですが・・・A.大人になって自立すると、それに反して感情が抑圧されていきます。(簡単に言えば感情を我慢して、理性で考えるようになり、私達は自立していくんですね)そうすると自分が何を感じているのか?何が欲しいのか?何がしたいのか?何が好きなのか?が分からなくなっていきます。そして「今夜何食べたい?」「別に・・・」という会話が茶飯事になるんです。だから、カウンセリングの中でも「考えるよりも感じてみましょう」というテーマで様々な角度からアプローチをしています。このことを普段から頭に入れておいて下さい。で、時々「あたしは今、どんな気分かな?」って心に聞いてみるんです。あるいは目に見えるものや人に対して「あたしはこれが好きなのかな?嫌いなのかな?」って聞いてみます。特に景色や食べ物、服や小物、通りすがりの人などが分かりやすいかもしれません。そうして少しずつ心との対話が増えていくと、自分の気持ちと上手に付き合えるようになっていきますね。少しずつ、できるところから始めてみましょう!Q.子育てや赤ちゃんを持つことの怖れ(パートナーを手に入れた後の次のステップについて)を扱って欲しいです。A.テーマが大きいので、これは心理学講座(メルマガ)などまた場を改めて考えてみたいと思います。ただ、この怖れを漠然とでも認識できたということは、子どもを持つ準備をいよいよ始めた・・・ということかもしれませんね。Q.自分の好きなことをやりたいが、現実では親を面倒見なければならない場合、好きなことを諦めることも必要なのでしょうか?それとも腹を括るというか、親を犠牲(?)にしても、その道を突き進むのも許されるのでしょうか?A.好きなことも大切ですし、親御さんもとても大切なものです。大好きなもの、大切なものが二つある場合、僕達はつい「どちらか一つを選ばなければ」と思ってしまうようです。好きなことを諦めるのは本当に辛いこと。ご両親に恨み、憎しみ、怒りを残します。また、親御さんを見放すのも辛いこと。罪悪感が酷く出てくるでしょう。きっとあなたの中ではどちらもしたくないと思います。そして、どちらか一つを選んだ時点で喜びよりも自責の念に捉われるかもしれません。こういう場合、もう一つ「両方できる(手に入る)方法を探す」という選択肢はいかがでしょうか?好きなこともできるし、親御さんの面倒もきちんと見られる方法。どうせ腹を括る覚悟があるのでしたら、その途方も無い、一見無謀に見える方法を探すことに全力を向けてみるんです。無いと思ったら無いので、必ずある、必ず見つける、必ず考える!と決心して取り組むんです。きっとそのプロセスは未開の地ですから、苦労も多いでしょう。でも、そこで得た人、知識、経験は必ず宝物になります。ぜひ、諦めないで下さいね!Q.幸せに生きるための一番のコツは何でしょう?A.それを話すとお飯の食い上げなので・・・なんて(笑)僕の究極の仕事はこれを研究して、分かりやすく皆さんに提供していくことだと思っています。現時点で、この質問に簡単に答えるとしたら「自分が幸せだと感じる方向に常に進むこと。それを選択し続けること」です。自分が「これは幸せだな、楽しいな」と思える方向に常に向かうんです。これはね、すごく勇気が要ることでもあるんです。例えば、「今日はしんどいから会社を休むことが幸せだ」と思ったとしますね。それが今日一日のことだったら問題ないのですが、ずーっと続くと大抵はクビになってしまいますね。とすると、それは全然幸せな結果ではありません。その辺まできちんと見通さないと「幸せな事してたら不幸になった」ということになってしまいます。そうした間違いが起こるリスクを背負い、かつ、結果に対する責任を取る覚悟を持って、幸せと感じる方向に突き進んでほぼ間違い無いと思います。・・・そう考えると難しいのですが、これを分かりやすく纏めれば「良心に従って、幸せと感じる方を常に選ぶ」ということですね・・・。(・・・と書きながら考えを纏めてみました(笑))Q.父親との関係が仕事に影響するという話を聞いたことがありますが、その辺りのことを詳しく伺ってみたいです。A.詳しく掘り下げるととても深い話になると思いますので、ここでは簡単な見方だけご紹介させていただきますね。現代もまだまだ男性社会で、また家庭の中でも仕事をするのはお父さん、というのが一般的ですね(もちろん、例外も多数あります)。だから、その影響で社会や仕事、お金に対しては「お父さん」との関係が象徴的に現れることが多いのです。特に上司や社長などの「目上の男性」というのは「お父さん」のシンボルといえます。お父さんとの折り合いが悪いと会社の上下関係でもうまく行かなくなる事がなぜか頻繁に起こります。もし、今お仕事をされているとしたら、上司や先輩などの人たちと、お父さんとを見比べてみるといいかもしれません。見た目や性格が似てる場合もありますし、自分の上司への接し方や感情がお父さんに対するものと似ていたりするかも。そして、そんなテーマで周りの友人達と話をしてみてもいいかもしれませんね。お父さんと仲のいい人が会社や仕事に対してどんな思い、経験を持っているか?など。そうした経験的なところからお父さんと仕事の関係について深く理解できるのではないでしょうか?Q.私の場合は子育てと仕事とパートナーシップが相対立していて夢中になれなかったのですが、手放す観念がたくさんあったとしても腹を括ると解決に向かっていくのでしょうか?途中で身近な人を一時的にせよ不幸にしてしまう気がしてどうしてもブレーキを掛けてしまいがちです。A.手放す覚悟、腹を括ることができれば、きっと突破できることと思います。守るものが多いと、どうしてもブレーキは付き物です。大切な人や荷物を載せて走っていれば、慣れた車であってもブレーキを踏む回数って多いでしょう?だから信頼できる、腹を割れる“仲間”も必要なのではないでしょうか。精神面での援助者というか、励ましてくれたり、叱ってくれるような、心許せる繋がりが・・・。一時的にでも不幸にしてしまうことを怖れるあなたはきっと優しい人です。だからこそ、そんな部分を「大丈夫だ!頑張れ!」と言ってくれる援助者が必要だし、夢中になりすぎて誰かを放っていたら「何してんねん。あかんやろ!」と叱ってくれる友人が必要なのではないでしょうか。でも、本当に幸せに向かって、輝きを増していくときはきっと自然と応援してくれる人が現れ、導かれるように上昇していけると思います。怖れを手放してどんどん突き進んでいってくださいね。Q.パートナーとの距離感が一致しない場合はどうすればよいのでしょうか?A.お互いに自分のエリア、距離感というものを持っていて(パーソナルスペースと言います)、そこが一致しないとどちらかが気分良くても、一方は遠すぎて寂しかったり、近すぎて圧迫感を感じたりするものです。でも、一致することってほとんどなくて、そこを埋めるのがコミュニケーションです。男「もうちょっと近くに行ってもいいか?」女「ええ・・・。でも・・・ここで私は十分だから・・・」男「いいじゃないか。もうちょっと近くで君の顔をよく見たいんだ」女「でも、恥ずかしいし・・・」男「大丈夫だよ。何もしないから安心してよ。」女「じゃあ、ちょっとだけならいい・・かな・・・」男「ありがとう。よく顔を見せてよ。うん。とてもかわいいよ」女「いや・・・恥ずかしい・・・」という感じです(笑)まあ、この時代錯誤な例ですとお互い本音はほとんどしゃべってないわけですが、距離を縮める感覚は掴んでいただけるかな・・・。本当は私達はみんな親密感が好きで、もっと大切な人とは近付きたいという気持ちを潜在意識では持っています。でも、傷ついたり、辛かったり、寂しかったり、そんな経験から私達は親密感が好きなんだけど怖いという気持ちを持ちます。そこをお互い乗り越えて近付くことがパートナーシップのテーマで、これは尽きるところがありません。一つ一つお互いの距離感を認識して、近付いて行きたいところですね。カウンセリングで扱うパートナーシップも、近付きたいんだけど相手が拒否する、とか、もう離れたいんだけど相手がしつこい、とか、そういうテーマはとても多いですよ。個人差があるのでケースバイケースなんですけどね。Q.「ただ好きなだけだから」という気持ちを菩薩のようにニコニコしながら伝えてくる人、いますよね?私が受け取りベタだからじゃなく「なんか怖えな」というのがあるんです。うまくいえないけど押し付けてるようにしか思えない愛。心許したら一気に束縛しそうな人。でも、今日の質問の答えとなってる「ただ伝えてみよう」というのの良さも分かります。その違いは?A.いますねえ。そういう人。とても善人で害が無さそうで、でも、その善を盾に迫ってくる人、逃がしてくれない人。そういう風に感じたのならば、それは「ただ好きなだけ」ではないことが分かりますよね。たくさん下心があって、気付いてないかもしれないけど束縛したい欲求があって・・・。だから、「ただ伝える」ということにはならないと思うんです。「好き」でも「ありがとう」でも、受け取ってくれるかどうかを期待せずに「ただ伝える」というのは、もう少し違った見方をすれば、相手に「No」と言える余裕を残してあげることです。告白ならば「ごめんなさい」、今夜メシどう?ならば「また今度にして」って言いやすい雰囲気がないと、それは押し付けですよね。気持ちよくコミュニケーションを取っていきたいけれど色んな欲や計算が働いてしまうのも私達人間ですよね。その辺を僕も含めて磨きをかけていきたいなあ、と思うんです。純度100%で気持ちをありのまま表現できるように・・・。Q.場の空気の読み方を教えてください。A.周りにいる人たちの気持ち、感情を見つめる癖を付けてみてはいかがでしょうか。それには表情、言葉のトーン、雰囲気、話の流れなどをしっかり“聴く”必要がありますね。そして、そういう見方が自己本位になっていないかを皆と確認できるといいですね。例えばワークショップに参加された時の練習方法としては、打ち上げや間の休憩時間の時に、参加してみてどうだったのか?疑問に思うところ、感想などを近くの人たちと話し合ってみるんです。同じ場にいて同じ経験をしたはずの人たちですから共有できる情報はたくさんありますよね?でも、それでも人それぞれ感じ方、捉え方って違うんです。着目点も感想も。そういう違いを体験していくと場の空気を感じる力が向上していきます。そこで周りの人たちの意見と自分の意見を比べて優劣を判断したり、否定しないようにするのがポイントですよ。あと対人関係やコミュニケーションでよく使う手ですが、あなたが「場の空気の読み方うまいな」と感じる人の傍で、その人を観察してみるんです。一種の「弟子入り」のような気分で向き合えると更に学びが増えますよ。Q.好きなものはあるけれど、それが漠然としすぎて具体的にどう動いたらいいのか分からない時はどうすればいいですか?A.もっと突き詰めて好きになったり、夢中になれるようにしてみるのがお勧めです。その漠然とした感覚を実体化するのは時間がかかることもあるのですが、その好きなもののイメージ、感覚を追っていくことが大事だと思います。もっとはまってみる、もっと好きになってみる、そうすると、心のアンテナがその匂いをきちんとキャッチしてくれるようになります。そして、更に好きになっていくとそのアンテナも更に感度が上がり「そっかー、あたしが求めてるのはコレかぁ~」というものが明確になってくると思いますよ。Q.これまで好きなことだけをしてこようと思っても最後の最後で自分に邪魔が入ってしまいチャンスを逃してしまった事があります。今でも後悔の念が強くて困っています。A.それは惜しかったですね。逃がした魚は大きいという感じでしょうか。最後の最後で逃がすと、ほんと長いこと引きずってしまうと思います。後悔はしんどいので手放したいところですが、でも、影響が大きく今も悩んでしまうことが多いのならば、逆に後悔の中に更に深く飛び込んでみるのも一つの抜け出し方です。例えば、どうして邪魔が入ってしまったのか?どうしてその邪魔を回避できなかったのか?どうしたらうまくできたのか?あと一つ、自分に何が足りなかったのか?この辺はもう何度も考えられたことかと思いますが、納得するまで悩んでみる、というのも悪いものではありません。ただ、一人では閉塞感が付き物ですから、ある程度悩んだら友達や専門家に相談するのも大事なことですよ。そして、その一方では過去に引きずられると、今大切なものを逃がしてしまうこともあるんですね。だから、今あなたが好きなもの、大切にしたいものをきちんと見つめることが大事です。(例えば、コーヒーが好きならば「私、コーヒー大好き!」って気持ちで飲んでみるんです)※その2(感想・ご意見編)へ続く...
ワークショップのフォローアップ&テキスト集
いつものことだが、今回もやっぱり同じ思いに駆られてしまう。
僕の出張は今ではだいたい4日か5日。
ちょうど慣れて愛着が着いてきた頃に、その土地を離れることが多いので、いつも最後の晩は胸に詰まされる。
しかも、出張は純粋な旅行と違ってカウンセリングやワークショップが目的だから、その土地に住む人と直接心で触れ合う、交流する。
それゆえ、余計に情は移って、人や街をより愛おしく感じやすい。

到着した日、その次の日はまだお客さま気分で、慣れた土地でもビジター然とした態度で過ごすことができる。むしろ、大阪の我が家や家族に未練たらたらで、早く帰りたいな、などと思っている。そして、その気持ちを払拭するかのようにマメに付近の探検に出かけたり、普段はあまり見ないセブンイレブンで買い物をして観光客気分を味わったりする。でも、3、4日が過ぎてくると体も心も馴染んでいるのが分かる。4チャンネルが毎日放送じゃなくて日テレなことに自然に反応し、天気予報は自然と「東京」を見てたりするからだ。すると「ああ、この場所はいいなあ。このまま住んでもいいなあ」と思い始める。僕にとっては“4日住めば都”なのだ。ちょっと出かけるのが億劫になり、食事も手近なもので済ましてしまう。周りの景色に新鮮味がなくなり、ここに起居しているのが当然のように感じられてくる。そんなときに手帳で「明日は11:30の便か・・・」などと思うと寂しさと空しさが襲ってくる。なんだかちょっと遠距離恋愛のような気分になってしまうみたいだ。(・・・って僕は残念ながら遠恋はしたことないけど)そうして最後の晩はお約束のように夜更かししてしまうのだ・・・。ただ、救いなのは、また日が経てばここに戻ってこれるということ。それを思って自分を納得させるのが最後の晩の仕事である。