公明党の回答
1) 電磁波対策について
これまでも国内に限らず、海外における科学的知見に基づき、電波やミリ波が人体に及ぼす影響を調査・研究をしております。
電波防護指針で定められている、電波の安全基準値以内であれば、安全性は確保されるものと承知しております。
なお、最新の科学的知見や国際機関の議論の動向などを踏まえながら、安全基準値の更新を行うことが重要です。
引き続き、国民の利便性向上につなげるとともに、人体に対する安全性が確保されるよう努めます。
2)化学物質対策について
柔軟剤等の香りにより、症状を訴えている方が一定数いらっしゃることは事実です。
その方々の健康を保証していくためには、国民一人一人の意識を変えていくことが重要であり、それは国の社会的役割であると認識しています。
まずは国が率先して、実際に香りで苦しんでいる方がいらっしゃる現状について、普及啓発に努めていくことが重要と考えます。
また、教育を受ける権利は等しく守られるべきであり、学校教育においては、一人一人の児童の状況に応じて教育機会が提供されるべきと考えます。
3)低周波音について
平成29年の環境省の「風力発電施設から発生する騒音に関する指針について」によれば、「風力発電施設から発生する超低周波音・低周波音と健康影響については、明らかな関連を示す知見は確認できない」としていますが、引き続き風力発電の健康、環境に対する影響について、知見の集積を図っていきます。