2:「いい香り」と思うその感覚、大丈夫?シャンプーの香りが引き起こす危険な化学物質過敏症。 | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・化学物質を代謝・排泄するには酵素がたくさん必要
Uncapped amber medication bottle and tablets
皮膚から吸収された香料などの化学物質は普通に代謝・排泄されるのでしょうか。

「薬剤師は薬を飲まない」を書いた薬剤師の宇多川久美子さんは「薬の乱用は酵素のムダ遣い」と言っています。
慣れ親しんだ自然のものであれば、酵素はその分解の仕方をよく心得ています。

しかし、薬は合成品の王様で、それを服用すると私たちの身体はその小さな一粒を分解しようと、必死に酵素を使うのです。

自然の食べ物ならば肝臓で「代謝」されますが、異物の場合は、単なる代謝ではなく「解毒」とも言います。

解毒は通常の作用ではなく、非常事態に行われることなので、多くの酵素を必要とします。

参考「 薬剤師は薬を飲まない」「それでも薬剤師は薬を飲まない–食事が変わると、健康になる」宇田川久美子著

これは、シャンプーやリンスに含まれる化学物質も同じことで、皮膚から吸収した化学物質を代謝しようと多くの酵素を使い、結果、体温が下がり免疫力が低下します。

マクロビオティックの陰陽という考え方でも化学物質は極陰性で、吸収し続けると陰性の不調(意欲の減退、思考の低下など)を引き起こすことは十分に考えられます。
シャンプーに含まれる香料の種類

シャンプーに含まれる香料には大きく分けて「天然香料」と「合成香料」の二種類があります。
合成香料
合成香料は、石油やコールタール(石炭)などから抽出された成分に500種類以上もあるといわれている化学物質のなかから数種類を合成して人工的につくられる芳香性の化学物質のことを言います。

また合成香料はコストを抑えて大量生産することができるので低価格で商品を購入できるという点もメリットの1つです。

私も数年前まではドラッグストアに並ぶ一番安いものを購入していました。
天然香料
植物や果物などから抽出したエッセンシャルオイル(精油)などの天然素材を原料として作られる天然の香りをそのまま楽しむ香料で、化学物質は含まれていません。

精油は古代エジプトの時代から薬や香料として使用されてきました。

しかし、どんな香料が使われているか公開する義務はなく合成香料、天然香料どちらも成分表示は「香料」となっているので見分けがつかないのです。
つわりが原因で見直したシャンプーの香料

私自身、以前からシャンプーや洗剤の香料が苦手でしたが知識も周囲に詳しい人もいなかったので、TVでよくCMが流れているシャンプーを購入していました。

しかし、長女を妊娠してつわりが始まると同時にシャンプーの香りが急にいまいましく思えてしまいました。

吐き気などの症状が出るほどではありませんでしたが、お風呂が臭くて「うっ」となっていました。

以前からシャンプーやリンスのヌルヌルが好きではなかったので、つわりを期に石鹸シャンプーなど色々なことを試してきたので、ご紹介したいと思います。
脱・合成香料シャンプーのためにできること
ご自身が使っているシャンプーに何が含まれているか成分をチェックする

まず第一に、ご自身が今使っているシャンプーがどのような成分でできているか見てみましょう。

「成分良好」「オーガニック」という製品でも、成分表を見ると、驚くほど複雑な組成です。

私は妊娠するまで成分表示を見る習慣がなく、パッケージやCMが良さそうなものを見て買っていました。そういう方は多いのではないでしょうか。
無香料・添加物の少ないシャンプーを選ぶ
次のステップとして、無香料で添加物の少ないシャンプーを選びましょう。