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「いい香り」と思うその感覚、大丈夫?シャンプーの香りが引き起こす危険な化学物質過敏症。
河口あすか
2012年、2014年生まれの姉妹の母。
病気を作りたがってる世の中から家族を守るための情報発信中。
西原式育児、砂糖なし育児、薬なし育児(ワクチン、予防接種)、削らない虫歯治療。
むしろ台所診療所
シャンプーやリンスに含まれる香料は自然の植物から抽出された香りもありますが、多くは石油やコールタール(石炭)などから抽出された成分の芳香性の化学物質です。
それは本当に「いい香り」なのでしょうか?
原因不明の頭痛や吐き気、めまいなどの症状に悩んでいる方。
もしかしたらその症状はシャンプーやリンスなどに含まれる「香料」のせいかもしれません。
香りが不調を引き起こす「化学物質過敏症」という病があるのはご存知でしょうか。
さまざまな種類の化学物質に反応して苦しむ化学物質過敏症。
重症になると、仕事や家事が出来ない、学校へ行けないなど、通常の生活ができなくなる深刻な「環境病」です。
シャンプーの成分表示を見るとよく「香料」と書かれていますね。
いったい、何のどの成分を使った香料なのでしょうか?
実はどんな香料が使われているか公開する義務がありません。
では、香料の害を避けるにはどうしたらいいのでしょうか。
具体的には
無香料のシャンプーを使う
無添加の石けんでシャンプーをする
という2つの方法があります。
刺激の強い合成香料に囲まれていると、より強い刺激を求めていきます。
天然のだしを使っていると化学調味料の味がわかるのと同じように、香料を使わなくなると、かすかな草花の香りが「いい香り」と感じられるようになります。
脱・香料のシャンプーのためのヒントをまとめてみました。
香りが原因で起きる病気「化学物質過敏症」
さまざまな種類の微量化学物質に反応して苦しむ、化学物質過敏症(Chemical Sensitivity=CS)。重症になると、仕事や家事が出来ない、学校へ行けない…など、通常の生活さえ営めなくなる、極めて深刻な“環境病”です。
出典 化学物質過敏症支援センター
化学物質が原因で起こる不調は誰にも発症の可能性があります。
なかには「更年期障害」「 精神疾患」と別の病気として診断されたり「原因不明」と放置されている潜在患者も多くいます。
化学物質過敏症によって起こる症状は、湿疹やめまい、耳鳴りなどの症状から腎臓の機能障害まで非常に広範囲で人によって様々です。
もし、原因不明の体調不良に悩まされているとしたら、香料を見直してみることも1つです。
「ケミカルシャンプーを使用していた人の羊水からシャンプーの匂いがする」という俗説は嘘か本当か。
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「経皮毒(けいひどく)」という言葉はご存知でしょうか。
経皮毒(けいひどく)とは、日常的に使われるシャンプーや洗剤などを通じて、皮膚から化学物質が吸収されることとして、竹内久米司氏が「 経皮毒―皮膚から、あなたの体は冒されている! 」という本で使用している造語です。
「羊水がシャンプーの匂い」という話は「経皮毒」と結びつけられて語られています。
産婦人科医の池川明氏は「シャンプーの匂いがする羊水を経験している」と、講演会で発言されているそうです。
「羊水からお花の香りが… ~赤ちゃんは大丈夫!?~」という直球な演題で2013年に講演会を行っています。
しかし、実際に羊水からシャンプーの匂いがしたかどうかTwitterで産婦人科医の方に経験談を募集したところ「羊水からシャンプーの匂いがする・・なんてことはありません」という結果だったそうです。
「羊水からシャンプーの匂い」は一人歩きした伝説、マーケティング目的で女性を脅すための格好のエサと考える人もいます。
参考サイト:シャンプー・羊水・経皮毒 – うさうさメモ(http://d.hatena.ne.jp/usausa1975/20150628/p1)