5:化学物質過敏症高リスク群と関連因子に関する研究・④生活習慣(表4、表5) 表 4 群間比較(生活習慣1) 生活習慣については、生活の中の化学物質の低濃度長期曝露の検討のため、調査項目に入れたが、統計的に有意であったのは“体育の授業以外に週1 回以上運動しているか”と自覚ストレスのみであった。 MCS は低濃度長期曝露で発症すると言われているが、高校生では長期曝露という点で、閾値に達していない可能性も否めないため、この点についても、今後、検討していく必要がある。 表5 群間比較(生活習慣2)