・表2 群間比較(SHS/MCS の診断の有無/アレルギー症状については、アトピー性皮膚炎、かび・ほこり・ダニアレルギー、蕁麻疹、食物/薬物/金属アレルギーの項目で、統計的な有意差が認められた。
これらのアレルギー症状がある場合、MCS になる可能性が高いと考え、日々の生活に気をつけることが望ましいと言える。
・③住環境、新築・改装経験の有無(表3)
手足の冷え、疲労、新居入居回数、改築・増築・リフォーム、高速道路・国道、線路、工場、ごみ処理場、異臭を感じる、の項目がMCS 高リスクと有意に関係していた。