Ā先生:そのようなお話は結構多いですよね。
医師、医療機関、被害者団体等のスタンスが以前と大きく変わっている原因は背後に産業界のお金が動いているからだという事を言う人もいます。
そういった具体的な検証も必要ですよね。
Sさん:格下げでも年金受給でき、診断書で環境改善や考慮の交渉が出来れば良いと思うのは認識不足でしょうか?
Ā先生:障害年金の事ならば、等級が下がっても年金受給が出来れば良いのではと言う解釈ならば、それは人それぞれに判断が違うのでその人の意見を尊重しますが、障害年金の場合は認定基準や初診日のルールよりも、個人的に交渉します。
障害厚生年金が貰えるのに障害基礎年金でも良いと思われるのならばその意見を尊重します。
run:問題は「シックハウス症候群でどれだけ年金が出るか?」「シックハウス症候群は家庭の問題という印象が強い、それでも障害年金が通るか?」だと思います。
skさん:[政府の監督の問題だ]と思う。最近.木造新築を内見したら妻は少しは大丈夫だった。
つい此の間までは全く内見できなかった。
run:シックハウス症候群は一度主犯がホルムアルデヒドと決めつけ6物質を規制してF4スター規格を作りました。
しかしシックハウス症候群はその後も発症が続きました。
その為厚労省はシックハウス症候群の研究を継続、事実上終わらされた化学物質過敏症研究も同時に行われていますが結果につながるにはまだ数年は必要でしょう。
結局のところ「化学物質の代りに化学物質を使っても結果は同じ」というのが私の見解です。
skさん: [化学物質の代わりに化学物質を使っても結果は同じ]がよく解りませんが。妻の場合は建材がキッカケ。
他の人は電波塔や病院の電磁波検査機器がキッカケと言う人もいます。
run:化学物質により自律神経が損傷されるとそこを起点にして化学物質過敏症、電磁波過敏症などになるという論文があります。
ドイツの物ですが石川先生、宮田先生が翻訳していて類似疾患であるとの結論付けしていました。
スタート地点は同じですがどの病気になるかは人次第です。
化学物質の代わりに化学物質を使っても結果は同じというのは毒の代りに少し弱い毒に変えても毒は毒だという事です。
1つ1つは基準をクリアしていても総量は考えられていません、建物には吹き溜まりがありトイレやお風呂など換気扇が必要なところなどは化学物質濃度も高かったりします。
とにかく色々な要素があるのでちゃんと説明するにはかなりの時間が掛かりますね。