変わり続ける化学物質に向き合うために6 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・窒素を含む特性基の毒性が、特に要注意です。

シアン化合物類やイソシアネート類を作る特性基です。

それらの特性基は、長い分子構造にも、感情の構造にもそれらを組み合わせた複雑な構造にも、どこにでも結びつけてその毒性の性質を付け加えることが出来ます。

いうなれば、有機青酸化合物もイソシアネート化合物も無限の新しい種類を化学合成で作り出すことが出来、それらはどれも共通の毒性を持つということです。

だから、通称名などでは覚えきれないということです。
毒性実験情報がないけれども毒性を調べたい化合物の名前からの推測し方は構造を知ればよい、ということをご理解いただけたと思います。

名前から化合物の身元・家系調査が出来て、構造がわかり、毒性が推定できます。

まず、化学辞典かWeb検索でその名前で身元調査しましょう。構造が書いてあるはずです。

しかしそれらでも見つからないこともあるでしょう。

その時は通称ではない名前が、家系即ち化合物の構造の特徴を表していることを思い出してください。

構造での名前(構造名)が部分的に共通のものは、分子構造に共通部分が含まれているということです。

例えばメチレンが共通ならばメチレンの構造部分が共通にあります。

さっき説明したように、毒性に影響する部分が共通にあるものと毒性も類似しているはずです。

xxアルデヒドという名ならばアルデヒド基があってアルデヒドの毒性が共通にある筈。

xxニトリルという名ならば、ニトリル即ちシアノ基が付いててシアン化合物の毒性がある筈。というように、毒性情報がなくとも毒性の推測が出来ます。
それでもわからない面倒な名前の時には、科学に詳しい人に名前から構造を考えてもらいましょう。