変わり続ける化学物質に向き合うために | 化学物質過敏症 runのブログ

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・変わり続ける化学物質に向き合うために
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            (地球環境基金助成)
NPO化学物質による大気汚染から健康を守る会 津谷裕子

目次
1.物品と材料成分は複合化合物 危険を防ぐ知恵をそれぞれに
2.どんな化合物が入っているか予測し方:ネットで調べる、ラベルでは不十分
3.間違った予測、間違った推定は解決を遅らせる
4.化合物が分かれば毒性症状がわかる:ネットでの調べ方

5.複合化合物:複数の化合物の混合汚染での症状は?MSDSでも不十分
6.どんな毒性症状か予測し方:有機化合物は無限に種類が多い、分子の形態で系統的に
7.有機化合物は環境によりたやすく変化する:変化し方と毒性症状の系統的理解

8.変化しやすさを利用した対策
9.分析で確かめる時の注意

 実際の環境汚染は日ごとに新しい商品が売り出されている現代においては、実力がる筈の研究者に任せておいたのでは間に合いません。

目が覚めればすぐに出勤の仕度を急ぎ、出勤すれば全館空調の研究室に閉じこもり、同じような生活の人たちとの交流に限られる研究生活の中では、リアルな生活環境の様子に接する機会がないでしょう。

リアルな生活環境空気の変化に最初に直面し、その様子を体で感じ取れるのは生活の場で動き回る一般市民が真っ先なのです。

実態科学の発見は論文資料からの理論的推測ではなく、研究者が実験過程で五感による何か引っかかる体験の解明なのです。

リアルな生活空間乎発見は市民が体で感じた異常を解明することから始まるのが当然でしょう。市民はそれを、専門家にわかる言葉にして届けることが必要です。

その為にこの文章は役立つかとも思います。
 この間までの文章には、実際の商品材料はいろいろな化合物の組み合わせで出来ている、その毒性を考えるには、商品名や材料名でなくて化合物を見分けて、化合物ごとの毒性を調べなくては判断を誤る。

材料に混合してある化学物質の種類はWebの特許で確かめるのが手掛かり。

化合物毒性の調べ方は、厚生省ホームページのSDS安全データシートで分かる。

SDSホームページの検索し方までをお話ししたのでした。