高橋千鶴子議員国会答弁議事録6 | 化学物質過敏症 runのブログ

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○高橋(千)分科員 ですから、私がこれという確定的な言い方はもちろんできない、それぞれ自治体が工夫をする必要があると思うし、福祉避難所が、例えば、そのパターンの一つとしてクリーンルーム、空気清浄機ですとか特別な装置を備えたものを別個、トレーラーハウスとして用意するですとか、そういういろいろな応用はあり得ますねということを聞いているんです。

一言だけ、イエスかノーかで。
 

○緒方政府参考人 被災地、いろいろと制約が多い中ではございますけれども、要配慮者の方々にできる限り負担の少ない環境を早期に提供させていただくことが大切というふうに考えております。

その観点で、時々の状況に応じまして、被災自治体と連携いたしまして適切に対応していきたいと考えております。
 

○高橋(千)分科員 ぜひお願いいたします。
 そこで、今度は厚労省に伺うんですが、難病でもなく、障害者でもなく、理解されにくいために苦しんでいます。
 先ほど紹介したアンケートの中に、こんな言葉がありました。

発症して一年三カ月が過ぎました。

昨年の日記を見ると、毎日のように、息苦しさや胸部痛、就寝中の汗などで大変な日々でした。

ことしはどうなるかという不安で、その日を迎える毎日です。
 問題は、こうした患者に、うつ症状があるとして、向精神薬が投与されている例が多いわけです。

同じアンケートによると、十九名中十一名が投薬を受け、症状が改善したとする方は四名、そのうち三名が不眠、こういう例が多いと思うんですが、他の症状も出たなど、投薬で悪化した方は一名、ほかに九名が薬を減らしていました。
 こんな方がいます。

アレルギー科に、シックハウス症候群ではないでしょうかと尋ねたら、そんなことを言うなら私は診ません、精神科へ行ってくださいと言われた。結局、精神科に行くと薬は出たんです。

でも、これでいいんでしょうか。
 不眠やパニック障害などの症状があっても、でも、その原因物質があるかもしれない、それによる行動や生活の制限や孤独や経済的困難など、要因があるんだということをしっかり見て、向精神薬に頼った治療にならないようにするべきだと思いますが、いかがでしょうか。