-11:電磁波過敏症アンケート 2009 | 化学物質過敏症 runのブログ

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化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

障害は「個人の疾患・問題」ではない。

社会参加を阻む障壁がある時に、初めて「障害」という問題が発生する。しかも、社会全体で電磁波を削減することは、発症者の症状を改善し、社会参加を促すだけでなく、他の人々の健康を守るためにも役立つ。

予防原則に基づいて、積極的に電磁波の削減を進めていく必要がある。
具体的には、下記のような対策が必要になるだろう。
・ ・無線ネットワークを有線に置き換える
・ ・送電線や携帯電話・PHS 基地局、Wimax の設置場所を制限する
・・携帯電話・PHS 基地局、WiMax など無線施設を設置する際、設置計画を周辺住民に事前に公開する
・・携帯電話・PHS 基地局、テレビ・ラジオ送信施設、Wimax など電磁波発生源の情報をインターネット等で公開する
・ ・公共施設や学校、病院に携帯電話・PHS 基地局、無線 LAN の設置を禁止する

・ ・携帯電話の使用ルールの確立と使用場所の制限
・ ・家電製品の電磁波対策と電磁波に関する情報を公開すること
・ ・電波防護指針の見直し
・ ・電磁波対策住宅の研究開発と普及
・ ・公共交通機関、ホーム、待合室等での携帯電話等無線通信機器や電波を発生させる機器の使用禁止エリアを設置し、利用者に周知する
・ ・医療関係者に電磁波の健康影響を知らせ、医療体制を充実させる
・ ・電磁波の少ない病院や病室の整備
・ ・医療機関の情報や電磁波対策など、発症者のための相談窓口の設置
・ ・発症後も働き続けられるよう、職場での電磁波環境の改善を雇用主に義務づける
・ ・子どもが通う施設で無線 LAN、コードレス電話、携帯電話など無線通信機器の使用を原則禁止とする
・ ・白熱灯の利用促進

発症者の多くは化学物質過敏症も発症しているので、化学物質も含めた環境因子の削減が必要になるだろう。発症者は、今この瞬間も電磁波によって苦しんでいる。どうか、一日も早い救済と対策をお願いしたい。
 VOC-電磁波対策研究会
代表 加藤やすこ

 

runより:長かったですがお付き合いありがとうです((。´・ω・)。´_ _))ペコ

最近情報が減ったのでPDFからの掲載が増えると思います。

もちろん全部長いですよ(´・ω・`)