宮城化学物質過敏症・アレルギーの会~ぴゅあぃ~に参加している私ですがまた問題が発生しました。
住民に何の説明もなく仙台市に石炭火力発電所を作っているという事で問題になり5日に勉強会、8日に説明会が行われる。
5日の勉強会にぴゅあぃ代表の佐々木さんが行ったところ参加者のほとんどが60歳以上の方だったそうである。
「健康意識が高いから?」いやいや、それだけでは無い!
近年中国の大気汚染問題が深刻化している、日本も大陸からのPM2.5が侵入してくる事も多い。
その中国ですが未だに暖房や発電所は石炭が多く車の激増によって光化学スモッグ等も発生し、まるで霧の様である、ロンドンが霧の都と呼ばれたのは産業革命時蒸気を動力とする為大量の石炭を使用し常に霧の様な大気汚染があったからで自然の霧は少ない。
現在のアジアのPM2.5汚染状況を見てみましょう、これは今日の物で特別悪い物を選んだ訳ではなく毎日こんな感じです。
ご覧の通り中国の発展都市辺りが酷い状態となっています、インドも発展が進んでいるので人口1位と2位の国から大量に発生している事が分かります。
ここで勉強会に来ていた方の年齢層が60歳以上が多い理由となります。
1960~1980年代の日本の大気汚染を経験している方々なのです。
そして石炭発電所は他に比べて
硫黄酸化物[ S O x ]
二酸化硫黄(SO2)などの硫黄酸化物(SOx)は、石油や石炭などの化石燃料が燃える際に発生します。日本では高度経済成長の時代に、工場からの煙などに含まれる硫黄酸化物(SOx)による大気汚染が進行し、大きな問題になりました。また、酸性雨の原因にもなります。さまざまな対策や規制の結果、その濃度は現在、減少しています。
人体への影響…気管支炎やぜん息の原因になると言われています。
窒素酸化物[ N O x ]
窒素酸化物(NOx)は、燃料を高温で燃やすことで、燃料中や空気中の窒素と酸素が結びついて発生します。工場や火力発電所、自動車、家庭など発生源は多様です。都市部の自動車から排出される窒素酸化物(NOx)による大気汚染が問題となり、現在も排出ガス規制などにより排出量を減らす努力が続けられています。
人体への影響…高濃度の二酸化窒素(NO2)は、のど、気管、肺などの呼吸器に悪影響を与えます。
これらがとても多いのです。
今更時代遅れかつ効率も悪く値上がりもしている石炭発電所に意味あるのだろうか?
そして最大の問題・・・この電力は関東に、利益は関西の会社にと被災地仙台の利益は何も無いとしか言えません、断固反対です!