新築じゃなくてもシックハウス? 2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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化学物質は、主に自律神経に影響を及ぼして多彩な症状を引き起こします。

自律神経の乱れは、相関関係にある免疫系や内分泌系の働きを乱し、アトピーやアレルギー症状を悪化させます。

アトピー性皮膚炎は古くはエジプト時代からその存在が記録に残っています。
 

とはいえ、人口に対する患者の割合は今の日本における10人に1人と言われるような状況ではなかったでしょう。

また、アトピーは先進途上国に少ないことが分かっていますが、化学物質の存在はアトピーの増加の背景に深く関わっていると考えられます。

室内にあふれる化学物質対策の決め手は換気

春有害だとわかっても、目に見えないだけに対策が難しい化学物質。
家の中にはどんな化学物質があって、どうすれば減らすことができるのでしょうか?


あなたの家は本当に大丈夫ですか?

シックハウスの原因の代表的なものが、建材およびその関連品に使用されるホルムアルデヒドと呼ばれる物質。

2003年の改正建築基準法で使用が制限されて以来、新築のホルムアルデヒドによる重篤な患者は減りつつあります。

その一方で、シックハウス症候群の患者は依然として増加傾向にあるといわれます。

問題は新築物件だけでなく、リフォームや家具によって持ち込まれる化学物質にあるのです。
家具の合板に使われる接着剤や塗化学物質の規制はありません。

真新しい家具から揮発する化学物質が、アトピー症状を悪化させている可能性もあります。家の築年数がたっているからといって安心はできません!


安全な家具を使いましょう!
材料としての合板や接着剤、塗料については、JIS(日本工業規格)やJAS(日本農林規格)で、放散量によって使用面積が制限されています。

放散量によって等級区分され、少ないほうから
F☆☆☆☆、F☆☆☆、F☆☆のマークをつけることになっています。
ただ、このマークが義務づけられているのは材料の段階。加工された家具には表示の義務がないので、表示がない場合は、直接メーカーに確認してから購入しましょう。

理想は無垢材でできていて、化学物質の放散の少ない接着剤や自然素材の塗料を使っているものです。