毎日洗濯をする日常の例
「やっぱりいい香りがするとお洗濯も楽しいわ♪」
出典 http://www.gettyimages.co.jp
最近、海外の柔軟剤にかえたばかりのAさん。以前から欲しかったムスクの香りの某メーカーの柔軟剤をネットショップで購入。
届いたので早速試してみることに…
海外の柔軟剤は香りが豊かなことでも有名で、Aさんはとても気に入りました。
柔軟剤の香りがプンプンとして、天気も良いのでよく乾きそう
天気も良く、洗濯物が風に揺れるたびに柔軟剤のほのかな香りが漂って、清々しい一日の始まりです。
「ムムッ…何だこの強い香りは!」
しかし、Aさんにとってはいい香りであっても、すべての人がその香りを好きかといわれると、決してそうではありません。
お隣りにお住まいのBさん一家にとっては、どうやら不快に感じる臭いだったようです。
奥さんは柔軟剤の香りでくしゃみが止まらない…
●家もしくは、近所の柔軟剤の香りで引き起こす症状
*香りがするとくしゃみが止まらなくなる
*気持ち悪くなり、ひどいと吐き気がする
*頭痛がする
*鼻と喉が痛くなる
*筋肉痛、関節痛
毎日毎日香ってくるにおい…とうとう頭痛を引き起こすまで悪化してしまいます
このところ頭痛が続いてるな…と感じるならば、もしかして柔軟剤の香りが原因なんてこともあるかも知れません。
実際、柔軟剤をやめてみたところ頭痛が起きなくなったという例もあります。
結局、窓を閉めることに
暖かくなれば、窓を開けて空気の入れ替えをしたいのに、近所の柔軟剤のにおいが原因で体調が毎日悪くなってしまう、それが悪化してしまうと窓を開けることは出来ません。
かといって、「お宅の柔軟剤、何とかしてくれませんか?」なんて言うと、ご近所トラブルに発展しかねません。
NHKニュースで取り上げられました。
「香り付きの柔軟剤、過度な使用に注意」
柔軟剤による被害を訴える患者を多く診てきた医師は、深刻な症状も珍しくないといいます。
そよ風クリニック 宮田幹夫院長「(ある女性の例で)気持ち悪くなり、吐き気、喉も痛くなり、窓を閉め切り脱臭機を使う、実家に避難する、ずっと不快な感じな症状が消えない生活を強いられる方もいます。
筋肉痛、関節痛などいろんな症状が出ています。日常生活でも、職場(周囲の)皆さんと、つきあいが無くなる人が結構出ています」
規定量をちゃんと守っていますか?
柔軟剤の基本機能は、そもそも静電気を防止して布を柔らかくするのが目的で「香り成分」というのはオマケに等しいです。
香りが良いからと、水量は少な目なのに毎回キャップ一杯の柔軟剤を使用していませんか?調べによると、4人に1人は規定量の2倍多く使用しているそうです。
正しい規定量は、メーカーによって違うので、裏の表示を見直してみましょう。