環境ルネッサンス2 | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・27日 薬漬け 遺骨さえも変色

関東地方の市立火葬場 施設長の男性職員(55)


火葬後の灰に混じった遺骨の頭骨内部と大腿骨の端がうっすらと緑色に染まっていた。
しかし男性職員は「全体が濃い緑色をした骨も、時々目にします」と言う。


関西医大教授(法医学) 赤根敦さん(46)


「リューマチなどの治療に使われる抗生剤で、骨が青く変色することがある。火葬後に残るかどうかは不明だが」と説明する。


NPO法人「りすシステム」代表理事 松島如戒さん(69)


 昨年遺族の承諾を得て、70代で亡くなった男女の遺骨分析を環境省の指定調査機関に依頼した。
すると、水銀、鉛、カドミウムなどの重金属をはじめ、11種類に反応があった。
中でも驚いたのは、除草剤に使用するシマジン、チオベンカルブ、チウラムも微量ながら検出された。
いずれも化学会社が開発した物質で、これらが遺骨から検出されたことは事実である。

◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


長期闘病で”薬漬け”になった遺体は少なくない。日本で医療に使われる「薬」は合成薬で化学物質で作られる。

薬の副作用も体内で複数薬による化学反応である。人体、人骨は有害化学物質が蓄積しやすいと言われる。
死は生の集大成。

こうした物質が人骨から検出されている事実は、今の時代を投影している。私たちに生活様式や価値観を見つめ直すよう、私たちに教えてくれているのではないだろうかと思う。

人は死んだら土に帰るといわれてきたが、このままでは自然界に返すことが出来なくなるような気がする。