第11章 一貫性を持たせる-3 | 化学物質過敏症 runのブログ

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体が発するメッセージに注意を払う

体から送られるシグナルに、今までとは違った反応を示すようにするために、あなたは自身を徐々に再訓練できます。

体が発するシグナルを無視するのではなく、体からの警告を聞いて、そして反応するようにできます。

一人の言葉を借りれば、「元気になることは、(自分がしていたことを続けるために)体が発するシグナルを無視しようとすることから、体がストップあるいは速度を落とすように命ずるときに、それをちゃんと聞くようになるまでの考えの転換を必要とします」ということです。

もう一人は「私は、『完了するまで働く』を『疲れたときにストップする』に置き換えることを覚えなければなりませんでした」と言いました。

徐々に変更する

CFSあるいはFMを抱えてうまく生活するために、どれだけたくさんの修正をしなければならないか考えると、時々圧倒されるかもしれません。

解決策は、一度に一つのことに集中することです。

一人の女性がどのように変わったかを説明しました。

「節度を守る人にすっかり変わるのは長期のプロセスでした。

その変化は時間をかけて徐々に導入しました。

そして、私は次の人を追加しようとする前に、ちゃんと自分にぴったりな人を見付けるようにします」


自分を許す

誰もが常にエンベロープ内にいるわけではありません。人生は山あり谷ありで、ストレスの多いときもあれば、少ないときもあります。

いつもの調子が出ないときや、どうしたらよいか分からないときは自分を責めたりしないで、ただ、「私はこの経験から何か学ぶことがありますか?」と言って、さっさと先のことを考えるほうがいいです。

あなたの「独り言」(自身についての考えの内面的なモノローグ)を段階的に変えていく説明は、第31章を見てください。


自分自身を大切にする

CFSとFMの一部の人々は自分自身のために行動することに苦労します。

その解決策は場合によっては、自己主張するようになることです。

積極的自己主張は、あなたの制限を見付けてから、それを他の人たちに伝えることを意味します。

我々のプログラムの一人の女性は、自己主張できるようになってから、再発を避けることができたと報告しました。

彼女は「薬、休息あるいは静かな時間を必要とするときは、それをはっきりと伝えること、そして必要なときにそれらすべてに時間をかけることは、私がぶり返しを予防するのを手伝ってくれます」と、書きました。

自分ひとりですべてをしようとするのではなく、むしろ助けを求めることが、自分自身を大切にするのに欠かせない要素です。

また、別の人々は、他の人たちのニーズを自分自身のニーズより優先してしまう傾向があります。

時に「喜ばれ屋」と呼ばれる、このCFSとFMの人々は、制限を設けること、あるいは「いいえ」と言うことが苦手です。

このため、「喜ばれ屋」は自分自身を大切にしていないかもしれません。

この特質は非常に根深いこともあり、これを変えるためにはカウンセリングが必要かもしれません。


runより:「自分を許す」「自分自身を大切にする」というのはなかなか難しい事です、特に日本人は。

しかし重要な事だと私は思います。