第2章 あなた独自の状況-2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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あなたは他の内科的な疾患がありますか?

他の内科的な疾患があると、CFSあるいは線維筋痛症を抱えて生活するのがしばしば複雑になります。

多くの人々がCFSとFMの両方にかかっています。

また、CFSや線維筋痛症はしばしば一つ以上の関連疾患を伴います。

さらに、CFSやFMの人々はしばしば、関節炎、背中と脊椎の痛み、高血圧などのような老化に見られる疾患があります。

以下に、CFSや線維筋痛症によく見られる疾患を幾つか列挙します。

これらの疾患の大半が治療可能です。

一つ以上当てはまるならば、それらを治療すれば、あなたの症状レベルを全体的に下げることができます。
•化学物質過敏症
•鬱病
•食料品と消化の問題: カンジダ菌(イースト菌感染症)、セリアック病、乳糖不耐症
•胃食道逆流症(GERD)
•過敏性膀胱症候群(間質性膀胱炎)
•過敏性腸症候群(IBS)
•狼瘡
•ライム病
•片頭痛
•筋筋膜性疼痛症候群(MPS)
•精神性仲介低血圧症(NMH)あるいは立位起立性頻拍症候群(POTS)などの起立性の問題
•不穏下肢症候群(RLS)
•睡眠時無呼吸
•顎関節症(TMJ)
•甲状腺疾患

あなたの生活状況はどうですか?

CFSや線維筋痛症の人々は、疾患の重症度と他の内科的な疾患が一人ひとり異なりますが、それとまったく同じように、生活状況も一人ひとり異なります。

CFSや線維筋痛症の人々は中高年の人が多いですが、若い人も、高齢の人もいます。

結婚している者もいれば、独身の者もいます。

子育てをしている者もいれば、子供が独立して家に残された親もいます。

親族に援助してもらっている者もいれば、対立している者もいます。

財政的に安定している者もいれば、苦闘している者もいます。

自分の置かれた状況を理解するには、あなた独自の生活状況、特に財源と人間関係の面で、がどう疾患に影響を及ぼしているかを評価する必要があります。

CFSあるいは線維筋痛症の一部の人々は、病気になってからの財政状況が、以前とほとんど変わっていないと分かります。

たぶんその人たちは、CFSあるいは線維筋痛症が軽症で、働き続けることができるのでしょう。

それとも、家族の誰かが働いているか、あるいは前の収入と同じくらいの障害保険金を受け取っているのでしょう。

しかしながら、そうでない人たちにとって財政的な圧迫は大きいです。

一部には、ほとんどあるいは全く収入なしで、いざというときの金銭的な蓄えもなく一人で暮らしている人もいます。

多くの人々はこの中間です。

ある程度ストレスを感じていますが、病気になる前とほぼ同じようなライフスタイルを維持することができます。

慢性疾患は、新たな負担、そして、新たな緊張、フラストレーションも生み、人間関係を変えます。

あなたは独身で、そして一人で疾患と闘うかもしれません。

たとえ家族と一緒に住むとしても、あなたは孤独感を抱いて、理解されていないと思うかもしれません。家族全員が前と違った暮らしをする必要に迫られます。

一部の者は、役割をさらに引き受けなければならないかもしれません。

人間関係は大きなサポート源、あるいはストレスの原因、もしくはその両方になりえます。

あなたの置かれた状況によって、疾患との闘いと、それに必要な資源が異なるでしょう。

我々は、あなたが、生活状況を理解するために、次のことに焦点を当てることを提案します。

あなたの家庭の境遇(独身か、あるいは結婚しているか)、家族に対する義務(あなたに頼っている者。

よくあるのが子供、そして時々親、配偶者、孫など)、そしてあなたの財源とサポート源(家族、友人、教会あるいは他の宗教団体など)に焦点を当てます。