シックスクール事故の顛末記 Ⅴ-3 | 化学物質過敏症 runのブログ

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3月17日(金)、18日(土) 換気扇を設置:家庭科準備室1台、図書室2台、美術室2台、美術準備室1台。
3月22日(水) 第5回県対策検討委員会開催。音楽・書道担当、PTA対策委員傍聴。
4月20日(木) 職員会議にて管理職Fが、音楽室等の教室再開の考え方を示した。
4月28日(金) 中央棟3階仮音楽室にて、ミュージックベル(注 以下ハンドベルと表示)1セットを1、2時間目の授業で使用した。
注:ハンドベル。

学校で使われるものは"ミュージックベル"と言われる。20~30音のセット。
5月9日(火) VOC検査(52品目):北棟3F、西棟5Fなど合計11箇所で実施。
5月11日(木) 音楽科担当者が、ハンドベル4セットを、音楽準備室に移動した。


5月26日(金) 音楽科担当者が音楽準備室にて、ハンドベルの柄の下に茶色の液体のあるのを発見。

音楽準備室に移動して、15日しか経過していない。

液体は直径5ミリ、円形で中央が盛り上がっていた。結露とも考えたが、茶色で粘性は低いが水ではなかった。

80本調査し、同様に液体のあるものが2本。柄の下部に液体が付着したものを2本発見。

翌日も発見し、合計19本。ティッシュを紙縒りにしてつけたが、茶色になった。

27日、29日もついた。複数の職員が確認。


5月27日(土) 保護者教室見学会:環境測定等の結果報告、該当教室の見学。
*音楽担当者が管理職Eに「音楽準備室のハンドベルの柄が溶けている件について」報告書を提出:音楽準備室の臭気は、化学物質の臭いである。

なぜ合成樹脂の柄が溶けたかを解明すること。

準備室の使用、楽器等の使用の中止を要望した。

*PTA運営委員会:管理職F=教室見学会後、教室使用を再開する。

異臭があれば、退避する。

簡易検査は薬剤師が行う。

健康調査票を作成する。

保護者=音楽室に空気清浄機をつけてほしい。

十分な換気も必要。

3年生にシックハウス症候群の生徒がいる。

音楽室・個別練習室では、頭が重くなる。

息苦しい。病気の1名を忘れてほしくない。

夏の検査が出てから再開してほしい。

管理職F=北棟3階の教室は使用再開する。

TVOCが高かったが、ストーブ燃焼時の石油の影響ではないか? 教育委員会は、2005年12月に安全宣言を出している。

病気の生徒は、個別対応したい。音楽室の換気は励行したい。

3月22日に県対策検討委員会は解散した。

報告書とマニュアルが出た。

保護者=合唱部が音楽室を使用するのが心配だ。

管理職F=音楽室は3年6組よりVOCが低い。

音楽担当者=毒になる物質がないといえるのか。

管理職F=自信を持って安全であるといえる。

保護者=卒業生の健康も心配だ。

*管理職は、ハンドベルの液だれ現場を確認。


5月29日(月) 放課後、6月16日の音楽室再開について、再度職員打合せを行った。

職員意見=夏の気温上昇時の検査をしてからでもよい。

関係教科、部活と話合いがないまま、日程が決まった。

ハンドベルの"液だれ"は準備室に移動して起こった現象なので、準備室との因果関係を明確にしてほしい。

換気をし、検査の数値が低いのに臭気がある。再開は見送るべき。

管理職F=すでに安全な数値が出ている。

再開を遅らせる理由はない。ハンドベルの柄については、県に写真を報告し、検査してもらう。

再開の日程は十分にとってある。

製造元に問い合わせる。