シックスクール事故の顛末記 Ⅴ-2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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10月20日(木) 第4回県対策検討委員会。PTA対策委員が傍聴。

*検査報告=TVOC(以下単位μg)音楽練習室1:2180音楽練習室2:1190、音楽室:440、美術室:383、美術室天井裏:425等、問題点多数。

10月2日実施フレック検査記録=西棟5F国際理解天井裏:TVOC放散速度28400、気中濃度41900=大変な異常値。

選択A教室天井裏:放散速度1910 気中濃度2860=異常値。

原因揮発性有機溶剤は不明のまま、国際理解教室以外の教室使用の再開が決まった。

選択A教室も再開となった。

*相模原病院での診察が9月9日終了。

26名中2名シックハウス症候群、経過観察2名、合計4名の生徒の健康被害が明確になった。

*コア抜き検査の結果、コンクリートスラブの室内側には有機溶剤が残っているが対策なし。

*芸術科が調査を要請していたTDI(トルエンジイソシアネート)とDOP(フタル酸ジオクチル=DEHP)のチャンバー試験は行わないことになった。


◆校内職員対策委員会 *音楽練習室=キシレン濃度が 西棟と比較し高い数値。改修工事後の方が高い。

TVOC検査結果 音楽練習室1、音楽練習室2は非常に高い。

厚生省の暫定目標値400をはるかに越えている。

10月22日(土) 保護者見学会を実施。教室内で不快を感じた保護者がいた。
 

10月28日(金) 北棟4教室14箇所のVOC検査(52品目)

11月14日(月) 西棟2階から4階の教室使用を再開した。

11月15日(火) 家庭科教室に「空気清浄機」を設置した(被服室3台、調理室2台、家庭科準備室1台)。

11月22日(火) 換気扇設置(被服室3台)。

11月29日(火) 原告、メンタルクリニック受診。

自律神経失調症の診断を受けた。

現在も、通院中。

12月3日(土) 第4回保護者説明会。

県対策検討委員長が安全宣言。

室内環境調査の結果概要、使用中止エリアの説明。

*芸術科からのメッセージを配布(工事責任。健康被害。

なぜ事故が発生したのか。

検査の実施が遅れた。危険物質の情報を報告しなかった。

危険箇所の情報を報告しなかった。

改修工事中の危険性。汚染原因物質の危険性)


12月16日(木) 物品移動(教室復元):音楽室、音楽準備室、書道室。

12月17日(土) PTA対策委員会委員長より保護者にプリントが配布された。

内容:開催予定の改修工事教室見学会への参加の要請。

「11月26日の教室見学会において十分な換気を行っていながら、保護者から臭いがあるとの意見が出され、すべての保護者が納得できるものではない」

2006年1月6日(金) VOC検査(52品目・ストーブ非燃焼)TVOC結果: 音楽室他4教室<50、家庭科準備室<267、  3年6組<421。

南向きで気温が上がると、TVOC濃度が高濃度になる可能性。

1月13日(金) VOC検査(52品目・ストーブ燃焼)TVOC結果:音楽室準備室<389、書道室<137、音楽室個別練習室1<539、音楽室個別練習室2<545、音楽室<487、3年6組<245. 

2月23日(木) PTA対策委員会開催: 委員会解散を決定。

2月27日(月) 新三年に健康診断実施の案内配布。

3月 神奈川県が県立学校における室内化学物質対策マニュアルを発行。

3月3日金) 有機溶剤に関する健康診断の申し込み締め切り:申込者16名

3月10日(金)、14日(火) 申込者16名、相模原病院で受診。

3月17日(金) 職員会議にて「教室再開に向けて」を議論。

改修施工した教室の再開について検討。

生徒の健康診断=新1年、2年。

改修施工教室の使用再開後に実施。

*3月16日の合格者説明会では、有機溶剤汚染事故について触れられなかった。