しろあり防除施工における安全基準(8章まで)6 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・(2) 土壌処理
a.水で希釈した薬剤の中にはそのまま静置しておくと沈降するものがあるので、常に均一性を保つよう十分攪拌を行う。
b.土壌処理を行う所から5メートル以内に井戸のある場合には、使用する薬剤の剤型及び
処理方法を特に注意する。
c.基礎及び束石など、処理を行う周囲の土壌を水平に整地する。
d.床下にある木片など、“しろあり”の餌になるものは取り除く。
e.土壌処理はなるべく土壌が乾燥している状態の時に処理する。床下に水が溜まっている場合には、土壌が乾燥するまで処理を行わない。
f.常時出水の恐れのある場所や地下水位の高い場所など、液剤による土壌処理に問題のある場合には、使用薬剤の種類、処理の可否について十分検討する。
g.薬剤が入り難い粘土質土壌などの場合には、土壌表面を柔らかくしてから、処理を行う。
h.屋根工事の完了していない新築現場など,降雨の影響を受ける恐れのある現場では、降雨中、あるいは24時間以内に10ミリ以上の降雨が予想される時には土壌処理を行わない。
(3) 土壌表面皮膜形成工法
a.処理に当たっての注意事項
ア.床下に水が溜まっている場合,もしくはその恐れのある時は施工しない。
イ.床下収納庫に薬液が侵入しないようにする。
ウ.居住区内に薬剤が侵入しないようにする。
エ.床下内の配管、その他の材料が傷むことのないようにする。
オ.床下、敷地、周辺の排水管等に薬液が侵入しないようにする。
b.皮膜形成処理時の注意事項
ア.全面にわたり連続した均質皮膜を形成させる。
イ.隅部や凹凸部に対して連続した皮膜を形成させる。
c.皮膜形成後の確認と再処理
ア.吹き付け処理終了後、施工箇所の土壌面が「透けてみえる」箇所がないかを確認する。
イ.吹き付け終了後、施工箇所全面の形成皮膜の密着、隅部や凹凸部における皮膜の連続性を確認する。
ウ.上記確認により皮膜形成が不備な箇所については、再度処理し、連続した均質な皮膜を形成させる。
d.処理後の安全対策
ア.処理後直ちに床下内及び周辺の立入り禁止の処理をとる。
イ.処理薬剤の残量及び洗浄は別の定めるところによる。
ウ.処理後48時間以上経過するまで皮膜面への接触を禁止する。


runより:薬剤で土壌汚染される事も十分考えられます。

自己防衛で洗浄するか業者に対応させると良いと思います。